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小論文の対策を一ヶ月で身につける!合格できる型とはこれだ

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入試や就職試験で小論文を出題する大学や企業が沢山あります。一方で、小論文と聞くとなんだか難しそうで敬遠したくなる人が山のようにいるのも事実。

「練習してはみたけどイマイチどうすれば書けるようになるか分からない」「所詮センスがいい人には勝てないよ」なんて諦めモードに入ってはいませんか?

実はこの小論文、わずか一ヶ月で合格できるレベルの文章を書く方法があるのです。しかも、国公立大学の二次試験に必要な他の科目の勉強をしながらでもちゃんと身につきます。

なぜなら、限られた文字数で読んだ人を説得する文章を書くために有効な「型」があるからです。その「型」について理解して身につけることができれば、限りなく合格に近づきます。

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小論文に有効な「型」

それでは、小論文に有効な文章を書く為の「型」とはどのようなものかを紹介します。そんなことより早く書き方を教えろ、という人もいるかも知れませんが、焦りは禁物です。

ゴルフを練習するときに、訳も分からずに無茶苦茶にスイングしても上達は望めません。まずはどういう姿勢やグリップでどんなスイングをするのかといった理論を簡単に学び、素振り、打ちっ放し、それからコースに入る、と段階を踏みますよね。

それと同じでまずは「型」とはどんなものかを理解し、それから文章を書く様にします。後半では自分で練習する方法も紹介しますのでご心配なく。

この小論文の型は4つのパートから成り立ちます。「序論」「本論(前半)」「本論(後半)」「結論」です。4コママンガの「起」「承」「転」「結」と同じと考えて差し支えありません。

それぞれのパートには適切な分量が決まっています。

  1. 序論=全体の約15%
  2. 本論(前半)=全体の約40%
  3. 本論(後半)=全体の約30%
  4. 結論=全体の約15%

これは大体の目安であって、絶対に守るべき数字ではありません。

次に、それぞれのパートの役割を記します。

  1. 序論 与えられたテーマについて、自分なりの問題意識を提示する
  2. 本論(前半) 序論で示した問題に対して自分の考えをハッキリと述べ、根拠や理由を示す
  3. 本論(後半) 自分の考えと反対の意見があり得ることを述べ、その意見を否定し、否定の根拠や理由を示す
  4. 結論 「だから私は○○だと考える」と、本論(前半)で述べた自分の考えを、表現を少し変えて再び示す

これだけ読むとなんだか難しそうですが、そんなことはありません。実はこの形で文章を書くことはとっても簡単なんですよ。

また、「理由や根拠を示す」という部分を強調しましたが、これこそが主張を強化して説得力を持たせることにつながる肝なのです。強い根拠・理由を考え、また探しましょう。

小論文の例題と解答例

次に具体的に例題と解答例を示しますので、上記の流れに沿って読んでみて下さい。

例題 「おにぎりについてあなたの考えを述べよ」

解答例

(序論)おにぎりは成長期の子供の弁当として向いているか、という議論がある。

(本論前半)私は、おにぎりは子供の弁当には不向きであると考える。なぜなら、成長期の子供にとって様々な栄養素を摂取することは不可欠であり、これを欠くと丈夫な大人へと成長できないからである。おにぎりの栄養は炭水化物に偏りすぎ、子供の食事には向いてはいない。

(本論後半)一方で、おにぎりの中の具材を工夫すれば良いと言う人もいる。しかし、中に入れる具材は量が限られ、しかも生野菜や果物など、必要な栄養素だが具材として不向きな食材も多くある。こうした理由で、具材の工夫だけでは不足を補うには十分ではないと私は考える。

(結論)以上の理由で、私は子供の弁当としてのおにぎりには賛成できない。

はい、できましたw

ポイントとしては以下の通りです。

  • 自分の主張が一貫してブレないこと
  • 序論で示す問題意識は、現実に言われているもの(事実)を考える
  • 本論(前半)では、序論で示した問題についてあなたがYESなのかNOなのかをまず明確に示す。次にその根拠・理由を示す。
  • 本論(後半)では、予想される反対意見とそれが妥当ではない根拠・理由を示す(・・・と言う人もいる。しかし、...)。これにより自分の主張を強化する。
  • 結論は本論(前半)と異なる表現になるように注意する。

では、小論文って誰かに添削してもらわないと上達しないのでしょうか?

いいえ、そんなことはありません。自分でトレーニングする方法があるんですよ!

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小論文トレーニングを自分で行う方法

練習として、何でも構いませんので今あなたがいる場所から見えるものについて、自分で例題を作り、序論、本論(前半)、本論(後半)、結論の4段落で文章を作ってみましょう。上の例題のように短く気軽な話題でも構いません。

と言ってもやっぱり何について良いか分からない、という人のために、私が今見えているものと、そこから考えられる問題意識を示しますので、思いつかない人はこれを使って練習してみて下さい。

  • 置き時計(デジダルとアナログ、どちらが優れているか)
  • パソコン(パソコンを買うなら新品か中古か)
  • マンガ本(大人が電車でマンガを読むのは是か非か)
  • DVD(映画を観るなら映画館か、自宅でDVDか)
  • スリッパ(玄関で靴から履き替える日本式がよいか、靴を脱がない西洋式がよいか)

今、5分程度でも5問の例題ができました。慣れてくれば簡単になりますよ。

上の練習で慣れてきたら、次のことをやってみて少しずつ長い文章や難しい内容を書くことに慣れて行きましょう。

  • 本論(前半)で述べる自分の意見の根拠・理由を二つにする。さらに、三つにする。
  • 対応して、本論(後半)で述べる反対意見が妥当でない根拠・理由を二つにする。さらに、三つにする。
  • 字数を400字以内、600字以内、800字以内と徐々に増やしていく
  • 新聞のコラムや社説を読んで、「AかBか」と対立している部分を抜き出し、例題を作って解答する。

本論(前半)と本論(後半)の根拠・理由は三つが限度です。それ以上は冗長になりすぎ、文章のスムーズな流れを妨げてしまいますので注意しましょう。

また、新聞のコラムや社説を読むと書きましたが、難しければ愛読している雑誌の記事やコラムからでも構いません。

センター試験から一ヶ月、その間に小論文の型を身につける為のスケジューリングとは?続けて御覧ください。

一ヶ月で型を身につけるスケジューリング

上記の方法に沿って、一ヶ月で小論文の型を身につける例を示します。

なぜ一ヶ月かというと、センター試験から国公立大学の2次試験までの期間がおおよそ一ヶ月だからです。この間に2次試験の教科の学習と、小論文対策を並行して行う必要があります。

  • 初日~5日目 自分の生活圏で目に入るものについて「AかBか」という問題提起をし、型に沿って200文字程度で文章にする。
  • 6日目~12日目 雑誌の記事から問題を拾い上げて、400文字程度で文章にする。根拠・理由を二つずつにする。
  • 13日目~20日目 新聞の社説から問題を拾い上げて、600文字~800文字程度で文章にする。必要に応じて根拠・理由を三つずつにする。文字数を決め、その90%前後で書く。
  • 21日目以降 受験する大学(または就職希望の企業)の過去問に解答する。

これはあくまで例ですので、個々の習熟の状況や私大の受験日程によって多少の前後があると思いますが、とにかく1~2時間程度で一つの文章を毎日書く様にしましょう。

この様にスケジューリングをすることで他の教科の学習の邪魔にならなないように、効率的に小論文が書ける様になります。

まとめ

以上、誰でも一ヶ月で小論文を書けるようになる方法を書いてきました。要点をまとめておきます。

まとめ

  • 小論文には高得点・合格に近づく「型」があります。
  • 「型」とは4つのパートから成り、それぞれに役割と適切な分量があります。
  • 小論文は自分でトレーニングできます。身近なもの、短い文章から挑戦し、徐々に難度を上げていきましょう。
  • 正しい学習スケジュールを組んで実行することで、一ヶ月で小論文を書ける様になります。

この記事を読んだあなたが希望の大学に合格されることを願ってやみません。頑張れ!受験生!

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