卒業式での保護者の服装を徹底解説！素敵な父親、母親で参加しよう

3月は卒業式シーズン。このシーズンを迎えるときに頭を悩ませている若いお父さん方、お母さん方がたくさんいらっしゃいます。あなたはどうでしょうか。悩んだ経験はありませんか？

その問題とはズバリ、「子供の卒業式に何を着ていくべきか」でしょう？

特に初めての卒園式、卒業式となるとなかなか悩ましい事になります。中学や高校の卒業式でも、「小学校と一緒で大丈夫かな？」なんて不安になったりしますよね。

教員時代の経験上、入学式には華やかな明るい色の親御さんが多いけど、卒業式には結構地味目なものをお召しになっていた方が多かった気がします。

では実際にどうすべきか？一人だけ浮いた格好で出席するのもイヤだし、地味で目立たなすぎも避けたい。でも子供より目立ったりするのは控えないと…などと考えが巡っちゃいますよね。

そこで気になる疑問をリサーチしてみました。最後までよろしくおつきあい下さい。

卒業式の服装は「略礼服」

結論から言うと、卒業式には「略礼服」がいいでしょう。

一般的には準礼服か略礼服が望ましいとされています。しかし私の経験上は、準礼服（パンツだけグレーのストライプに履き替えた服装）を着て卒業式に来る保護者を見た事はありません。

それに準礼服をそのために借りたり買ったりするのも大変なことです。よってここでは略礼服を推奨したいと思います。

卒業式での着こなしを解説

卒業式で略礼服着用する場合、「地味すぎず、派手すぎず」を心がけましょう。具体的には以下の通りです。まずは男性から。

続いて女性です。

卒業式で略礼服を着用する理由

卒業式は入学式と並び、学校行事の中で最も重要な式典です。体育大会や文化祭と異なるのは、正式な「式典」であるということです。

そう、除幕式や入社式、結婚式、葬礼などと同じ「式典」なのです。だから会場には国旗が掲揚されたり、縁起物の松の盆栽などが飾られたりしている訳です。

主催者である校長は準礼服にあたるモーニングコートを、職員は略礼服を着用して式典に臨みます。そんな中、来客である保護者がカジュアルな格好では、いかにも式典を軽んじている感じに映りますよね。

子供が恥ずかしい思いをしないためにも、ビシッと決めて式典に臨みたいものです。

略礼服の詳細については別記事にまとめました。　→　礼服と喪服の違いって何？見た目で分かるもの？兼用してもいいの？

着こなしの注意点

以下に実際に着こなす上での注意点を列記します。

卒業式は子供が主役

何と言っても卒業式の主役は卒業生である子供達です。保護者が目立ちすぎては式典が台無しです。派手すぎず目立ちすぎない服装を心がけましょう。

和服もOKですが、やはり色合いや柄には気を遣いましょう。

アクセサリー類は金色のものは避けましょう。男性はゴールド以外の腕時計だけ、女性もゴールドは避け、ネックレスやブレスレットはパールやシルバーなどのさり気ないものにとどめましょう。

地味すぎると喪服に見える

では反対に地味にすれば良いかと言うと、そうでもありません。地味すぎると葬儀の喪服みたいに見えるからです。

男性は胸ポケットの白ハンカチが常に見えている様に気をつけましょう。女性はブラウスをフリル付きにしたり、白系のコサージュを付けてワンポイントでさり気ないお洒落をしましょう。

派手すぎても地味すぎてもダメです。バランスを取るのが難しいのが卒業式の略礼服です。

こんな服装はNG！

次の様な服装は絶対NG！です。

子供にとってはたった一度の卒業式です。我が子が最大の感動を味わえる様に、親としても学校の演出の一助となってあげようじゃありませんか。

まとめ

いかがでしたか？この記事を読んで子供の卒業式に着ていく服装のイメージができたら嬉しいです。以下にまとめを記しておきます。