SNSを使っていて「いいね」の数が気になったり、人の投稿を見てうらやましいと思ったりしませんか?
もしそうなら、SNS疲れを起こしている恐れがありますよ。一度冷静になり、SNSに疲れていないか診断をしてみるといいかもしれません。
今回の記事では、SNS疲れを起こしていないか診断できるチェックリストを紹介します。
合わせて、SNS疲れを起こしている場合の対策方法も紹介していきますので、ぜひ最後までお付き合いくださいね。
SNSに疲れている?診断法を大紹介
SNS疲れをしている?と感じたら、まずは客観的に現状を把握することが大切です。次のチェックリストで自己診断をしてみましょう。
- フォロワーや友達の数が気になり、減ると落ち込むことがある
- フォロワーや友達の数を他の人と比べてしまう
- インスタで他の人の投稿を見て嫉妬したり落ち込んだりする事がある
- LINEですぐに既読が付かないと不安になる
- 既読が付いているのに返事がないと無視されているようで怖くなる
- 自分の投稿に「いいね」が付いているか、いつもチェックしたくなる
- 投稿内容は人からの反応がありそうなものを優先している
- 知り合いの投稿には「いいね」を押さないといけない気がしている
- 投稿する事が楽しくない、義務感を感じている
- SNSをやめると人間関係が壊れたり、話題に付いていけなくなりそうで怖い
10個の項目のうち、チェックが3個までなら心配する必要はありません。SNSを上手に活用していると考えられます。このままSNSによる人とのつながりを大切にしていきましょう。
4個から6個までチェックが付く人は黄色信号だと言えます。SNSによるストレスが溜まり、SNS疲れを起こしかけている状態だと言えます。不要な時はスマホを遠ざけ、趣味や友達と実際に会う時間を増やすようにしましょう。
チェックが7個以上の人は深刻なSNS疲れを起こしている恐れがあります。何らかの対策をとってストレス解消をして行く必要がある状態です。放置すると社会生活に影響が出るかもしれません。
続いては、SNS疲れにはどんな対策をしていけば良いのかを紹介していきます。
SNS疲れの対策は?
SNS疲れを起こしていると思ったら対策を立てて自分自身を立て直していくことをおすすめします。
対策をザックリと書くと、以下の3点に集約されます。
- SNSに対する認識を変える
- 自分なりのルールを作る
- 実生活で楽しい時間を作る
続いては、これらを実践していく具体的な方法を紹介していきます。
SNSはツールであると割り切る
まず、SNSはあくまで道具であると割り切る方向へと認識を変えていく必要があります。家においてある包丁や靴ベラと同じ道具です。
どんなに高価でよく切れる包丁を持っていても、いつも包丁のことを気にしている人はいません。必要なときだけ自然に包丁に手が伸び、「よく切れる包丁だわ」と感心してちょっと良い気分になりますね。
どうように、ただの道具であるSNSも本当に必要なときだけ使います。楽しい投稿があれば「いいね」を押したり、ぜひ友達に見て欲しい写真があればアップするようにしましょう。
SNS上ではそれほどあなたのことに関心がない
SNS上で、あなたはアイドルでもスーパースターでもありません。友達も含めて、あなたのことには意外と関心を持っていません。
友達だから投稿があれば見てくれますし、面白い内容なら「いいね」を押してくれます。でも2分後には忘れているでしょう。実際、あなたも他の人の投稿内容なんてすぐ忘れちゃうでしょ?
実際はこの程度なのに、2分間だけ覚えておいてもらうためにキャラ作りをしたり目立つことをしたりするのに何の意味があるでしょうか?
本当に重要なアカウントだけ残す
使うアカウントは本当に重要なものだけ残し、他は削除しちゃいましょう。本当に重要なアカウントとは次のような物でしょうか。
- LINEアカウント(家族、仕事、学校の連絡用)
ぶっちゃけ、他のSNSアカウントは全て削除しても問題になることはないでしょう。なぜなら友人の結婚式の連絡や訃報など、重要な連絡に電話やハガキなどを使う事がほとんどだからです。
むしろ結婚式の招待などにLINEやフェイスブックを使う人がいたら、その人の常識は疑われて当然です。そんな人との付き合い方は考える必要があるかも知れません。
使用時間を制限する
SNSを使う時間を自分で設定し、それを超えて使わないように気をつける方法があります。時間の設定には次のような方法が考えられます。
- SNSは1日1時間まで
- 23時から6時まではスマホに触らない
- 土曜日は午前中だけ、日曜日は夕方6時以降
- 仕事中や学校にいるときはスマホに触らない
- 家族団欒の時間にはスマホに触らない
自分なりに可能な時間的範囲を考え、自分なりに制限時間をアレンジしてチャレンジしてみましょう。
使用場所を制限する
時間と同時に、使用する場所の制限もしてみましょう。具体的には、次のような場所では使わないと決めてしまいます。
- 職場、学校に一歩入ったらSNSを見ない
- 家ではリビング以外の場所ではSNSを見ない
仕事中、勉強中にもSNSが気になって仕方がない人は、使う場所を制限することで半強制的に遠ざけてしまいましょう。
人の投稿はまとめてチェックする
時間を決めるのと同時に、人の投稿はまとめて閲覧をして素直に「これはいいな」と思ったものだけに「いいね」ボタンを押すようにしましょう。
SNSにハマっている人の行動を見ていると、会話をしているときでもすぐにスマホに手が伸びてSNSをチェックしていることに気がつきます。
こうした行動を改め、例えば午前中に1回、夜に1回と決めてまとめてチェックをする方式に切り替えていきましょう。
また、見た投稿全てに「いいね」を押したりLINEで返事を返したりする必要はありません。これらも必要に応じて行っていけば良いだけの話です。
熱中できる趣味を作る
SNSとは全く関係ないところで、熱中できる趣味を見つけましょう。例えば次のようなものが挙げられます。
- 一人で集中するのが得意な人は読書、DVD、映画鑑賞など
- スポーツが得意な人は地域のスポーツサークルに加入
- 苦手だけど見るのは好きな人はスポーツ観戦
- 手先が器用な人は小物作りや編み物
などなど、一旦始めたら最低でも1時間は時間を忘れて没頭できる趣味を作る事がおすすめです。
続けていくうちに、趣味の仲間ができてくるかも知れませんよ。それこそSNSで同じ趣味の人が集まり、オフ会などの機会が出てくるかも知れません。
友達と会う時間を大切にする
本当に気が合う大切な友達と実際に会う時間を大切にしましょう。
ここに一つの例を挙げます。
2019年1月に発覚したNGT48の問題で苦しみ続けた女性がいます。現在は大手事務所に所属する山口真帆さんという元メンバーです。
一部メンバーやNGT運営との軋轢が噂されている中、彼女を支え続けたのは同じメンバーの菅原りこさんや長谷川玲奈さん達でした。
SNSを活用してファンへの発信を積極的に行うAKBグループの中にあって、山口さんの心の支えとなり続けたのはいつも一緒にいるメンバーだったんですね。
NGT48を卒業してそれぞれ異なる事務所の所属になった今でも、3人は時にともに行動し時間を共有しているようです。
人が苦しむとき、寄り添ってくれるのは現実世界で側にいてくれる人です。SNSで「いいね」を押してくれる人ではありません。
普段は意識していないけど、周りをよく見渡せばこうした家族や友人がいるはずです。そんな人との関係をこそ大切にしていきませんか?
まとめ
いかがでしたか?
SNSを利用する人たちにとって、SNS疲れのリスクはつきまとってきます。
そんなSNSを上手く活用して実生活が豊かになるように工夫をしていきたいものですね。
それでは今回の記事の内容をおさらいしておきましょう。
- SNS疲れを起こしていないか診断するチェックリストを紹介しました。
- SNS疲れを起こしていたら、適切に対策をとって改善していきましょう。
- SNS疲れへの具体的な対策方法を紹介しました。
インスタグラムでもツイッターでもSNSには振り回されないように付き合えたら、最高のツールとして使えるようになりますよ。
最後までお付き合いいただきありがとうございました。
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