気象・災害

風速の体感的な目安はこうだ!風を感じる程度を強さごとに大紹介

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「◯◯地方の天気は…南の風およそ10m」

天気予報を見ているとこのような言葉を耳にします。その時は何となく聞いているけど、よく考えると風の強さって数字だと分かりにくい気がしませんか?

風の強さといえば、台風が接近したときにも「中心付近の風速30mの強い勢力」などといいますが、風速30mがどの程度なのかちょっと想像ができません。

私自身も高校生の時には風で自転車が進まず危うく遅刻しそうになったことが何度かあります。天気予報を見てもどの程度の風なのかイメージできないと意味ないですね。

そこで、風速◯mという数値はどの程度の風になるのか、体感的な目安を調べてみました。するととても興味深いことが分かってきたのであなたとシェアしたいと思います!

それでは是非最後までお付き合い下さいね。

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風速の体感的な目安

風速◯◯mという数字で言われてもつかみにくい風速を、具体的なイメージにするとどのようになるかを調べてみました。

以下、各段階の風速の目安を見ていきましょう。

風速3mはそよ風

普通に「そよ風が吹いているな」と感じる程度です。

陸上では顔に風を感じ、木の葉が動きます。風見も動きだします。海上の波は小波の小さいもので、まだ短いがはっきりしてきます。波頭は滑らかに見え、砕けません。

風速5mは旗がはためく

風速5mではまだそよ風ですが少し強めです。

陸上では木の葉や細かい小枝がたえず動きます。軽く旗が開き始めます。

海上では小波の大きいものは波頭が砕けはじめ、泡はガラスのように見えます。所々に白波が現れることがあり、何種類かの小型ヨットは帆走をはじめます。

風速7mは砂埃が起きる

風速7mでは砂埃が起きるなど、少し迷惑に感じる人がいるかも知れません。

陸上では砂埃がたち、紙片が舞い上がったりします。また小枝が動きます。

海上では波の小さいもので長くなり、白波がかなり多くなります。多くの種類の小型ヨットが帆走できるようになります。

風速10mから15mで歩きづらい

風速10mから15mになるとやや強めの風という感じになります。天気予報の用語でも「やや強い風」となっています。

風に向って歩きにくくなり、傘がさせません。また樹木全体が揺れ、電線が鳴ります。

建物の様子を見ると、取り付けの不完全な看板やトタン板が飛び始めます。

風速15mから20mでは歩けない

風速15mを越えると風が強いと感じます。天気予報の用語では「強い風」となります。

風に向かって歩くことができません。また小枝が折れるようになります。

建物の様子としては、ビニールハウスが壊れ始めます。

風速20mから25mは危険なレベル

風速20mからは危険を伴う風の部類に入ってきます。天気予報の用語では20mから30mが一つの括りで「非常に強い風」となります。

しっかりと体を確保しないと転倒します。また車の運転は危険な状態となります。

建物のシャッターが壊れ、風に飛ばされた物で窓ガラスが割れる被害が出ます。

風速25mから30mは災害レベル

風速25mを越えると災害レベルと言えます。上記のように「非常に強い風」ですが、その括りの中でもさらに危険度が増してきます。

立っていることはできず、屋外での行動には危険が伴います。樹木は根こそぎ倒れるようになります。

建物ではブロック塀が倒れたり、取り付け不完全な看板などが吹き飛ばされたりします。

ちなみに台風とは中心付近の風速が25m以上の熱帯低気圧を指します。まさに災害ですね。

風速30m以上は屋内でも危険

風速30mを越えると、天気予報の用語では「猛烈な風」という分類に入ります。用語としては最も強いものです。

このレベルになると屋根が飛ばされたり、木造住宅が全壊したりします。もはや屋内でさえ安全な場所とは言えないレベルになってきます。

風の速さとしては特急列車と同程度になります。時速に換算すると110km/h以上ですね。

さて、最後の風速30mで時速に換算してみましたが、風速を時速に換算する簡単な方法があるのでご紹介しますね。続きをご覧下さい。

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風速を時速に換算する方法

風速を時速に換算するには、次の方法にあてあはめて計算すれば簡単にできます。

風速の数値に3.6を掛けて単位をkm/h(時速◯キロ)に直す

たったこれだけで、簡単に風速を時速に直したときの速さが分かります。

例えば風速10mを時速に直してみましょう。

10に3.6を掛けて36。単位をkm/hに直して36km/h(時速36キロ)。

ね?簡単でしょ?

同じようにすると、風速15mなら44km/hだし、風速20mなら72km/hです。

なぜこんなに簡単に風速を時速に直すことができるのか、続いて解説していきます。

風速とは1秒あたりに進む距離

気象庁で用いている風速の単位は「m/s(メートル毎秒)」です。つまり、日本で言う風速は「1秒で何メートル進む速さか」を表しているのです。通例、「風速10m」と表現していて「/s」または「毎秒」の部分は省略しています。

1分は60秒で、1時間は3600秒です。そして1kmは1000mです。だから風速の数値に3600を掛けて1000で割ると「キロメートル毎時」、すなわち「km/h(時速◯km」になるんです。

余談ですが、風速は10分の間に計測した平均値を取っています。風の速さは常に変動していて一定しないのが普通なので、平均値で表すしかないんですね。

気象庁では、地上10mのところに据え付けられた風速計で計測しています。0.25秒ごとに風の速さの変化を記録していて、それを元に10分間の平均値を算出して風速としているのです。

ちなみに風速計が据え付けられない海上では、気象衛星から送られてくる雲の画像を元に風速を推定しています。

「最大風速」や「最大瞬間風速」などといった言葉にも興味がある人はこちらの記事も参考にしてみて下さいね。

まとめ

いかがでしたか?普段何気なく耳にしている風速は、実は体感的にはこのような段階になっていたんですね。

個人的には風速を時速に換算する方法を覚えておきたいと思います。台風の風の速さは特急電車並みって、考えると恐ろしいことです!

それでは今回の記事の内容をおさらいしておきましょう。

まとめ

  • 風速の各段階を体感的なイメージとして紹介しました。
  • 風速に3.6を掛けてkm/hをつけると簡単に時速に換算できます。
  • なぜこういう計算になるのかを解説しました。

これからは天気予報で「風速15mの風」と聞いたら少し注意した方がいいかもしれません。瞬間的には突風が吹くこともありますからね。

最後までお付き合いいただきありがとうございました。

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