私が住んでいる名古屋では有名な喫茶店チェーンに、コメダ珈琲という店があります。先日、そのコメダに行ったときのことです。
ブレンドを注文し、出されたコーヒーに手を伸ばしてふと気づいたんです。「この店、カップをちゃんと温めてあるよな」って。
外が寒いから温めたわけではありません。当然、そのほうが美味しいコーヒーを入れられるからなんですよね。こういう心遣いって客としては嬉しいものですよね。
コーヒーの効能についてはこちらの記事も参考にどうぞ。⇒ コーヒーは肌の健康に効果があった!クロロゲン酸とカフェインの効能
それで何となく思ったんです。インスタントのコーヒーでも、入れ方に工夫をして美味しくできるんじゃないか?って。
同じインスタントを入れる場合、あなたもできるなら美味しくしたいと思いますよね?
調べてみたらありました!おいしいインスタントコーヒーを入れる裏技も基本技も!これまで私がどれだけインスタントのポテンシャルを無視していたか。すごく損した気分です。
インスタントコーヒーを美味しくする裏技とは?コーヒーを入れる基本とは?こうした疑問にお答えします!最後までおつきあいください。
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インスタントコーヒーを美味しくする裏技4選!
インスタントコーヒーをレギュラーコーヒー並みに美味しく入れる裏技を4つご紹介します。
まず最初は、NHKの「ためして!ガッテン」でも紹介されたアノ技から。
お湯を注ぐ前に…
これは裏技としては有名になりすぎた感もあります。お湯を注ぐ前に、「小さじ1杯の水でコーヒーの粉を練る」という方法です。
これをするだけでコーヒーの粉のデンプンが溶け、インスタント特有の粉っぽさが消えて味も香りも豊かになります。一手間かけることが美味しいコーヒーを入れるコツなんですね。
○○を一摘み…
コーヒーにお湯を注いだら、一摘みの塩をパラパラと入れてみましょう。量は本当にちょっとつまむ程度に抑えましょう。味わいが深くなってレギュラーコーヒーみたいになりますよ。
考えてみると、しょっぱいお菓子とコーヒーって妙に合いますからね。塩がコーヒーの味わいを引き立ててくれるんですね。
手間入らずなので、「急な来客だけどインスタントコーヒーしかない!」っていう急場を凌ぐにはうってつけの裏技です。
お湯の代わりに…
お湯の代わりに麦茶を沸かして入れてみましょう。麦茶特有の香ばしさとコーヒーの香りが互いの良さを引き出し合って、炭焼き風の風味を再現することができます。
予め麦茶のパックを買っておくなどの準備が必要ですが、大した労力ではないので試してみる価値アリですよ!
コーヒーの粉に細工を…
最後に紹介する技は、「コーヒーの粉をフライパンで煎ってから入れる」というもの。
水気をよく拭き取ったフライパンにコーヒーの粉を乗せて火にかけ、やはり水気を取ったフライ返し等で転がしながら煎ります。色が全体的に濃くなったらカップに入れてお湯を注いで出来上がり。
すぐに焦げ付いちゃいますので、煎っている間は常にフライ返しで転がしておきましょう。
「これらは裏技として面白いけど、もっと正攻法も知りたいな」と思いましたか?正攻法ももちろんあります。それは一体どんなものか?続きを御覧ください。
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基礎を抑えておこう
上に紹介した方法はどれもちょっと変わった方法ですが、基礎をキチンと抑えておくことも大切です。上の裏技と合わせて行えばインスタントであっても馬鹿にできない美味しいコーヒーを入れることができます。
量にこだわる
コーヒーの粉とお湯の量を正確にすることで香りや味わいを最大限に引き出すことができます。目安は以下の通り。
- コーヒーカップなら小さじ(またはティースプーン)1杯の粉と、お湯140ml
- マグカップなら小さじ(またはティースプーン)山盛り一杯の粉と、お湯190ml
私を含め、ここを適当にしていてインスタントコーヒー本来の美味しさを残っている人がかなりいそうな気がします。
水にこだわる
水は市販のペットボトル入りのものを使いましょう。軟水のほうがコーヒーには合うと言われていますので、そこもよく見て購入をしましょう。
急に準備する必要がある場合は、水道水を沸騰させてから弱火で5分沸かし続けます。こうすることで水道水のカルキを飛ばし、独特の臭みを消すことができます。
電気ポットに「カルキ抜き」の機能がついている場合もありますので、ご家庭にあれば確認をしてみてください。
温度にこだわる
お湯の温度は80度~90度とおぼえておきましょう。
温度を指定できる電気ポットならその機能を使います。ヤカンとコンロで沸かすのなら、沸騰して火を止め、1分程度で90度、2分~3分で80度程度になっているはずです。試行錯誤してみて、自分にとってのベストタイミングを覚えておきましょう。
沸騰させてすぐのお湯はNGです。温度が高すぎると渋みが強くなりすぎ、逆にぬるいお湯は酸っぱくなりすぎるからです。
カップにこだわる
コーヒーカップは温めておきます。難しいことではなく、お湯が沸騰したらすぐにカップに注ぎ、暫く待つだけです。
お店でビールを注文するとグラスやジョッキはキンキンに冷えていますよね。コーヒーもちゃんとしたカフェならちゃんと温めたものを使います。
カップの温度でお湯の温度を下げないというだけで、香りや味わいが全く違ってくるから面白いものですね。
まとめ
いかがでしたか?これからインスタントでも風味を楽しむことができそうでしょうか?以下にまとめておきます。
まとめ
- お湯を注ぐ前に少量の水で粉を溶いてから入れる裏技があります。
- 塩を一摘み入れる裏技があります。
- お湯の代わりに麦茶で入れる裏技があります。
- 粉をフライパンで煎ってから入れる裏技があります。
- その他、インスタントコーヒーを美味しく入れる基礎を記載しました。
ここで紹介した技を是非試してみてくださいね!今回も最後までお付き合い頂きありがとうございました。
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