塩が湿気を吸って固まるとカチカチの岩石状態となり、使うことができなくなってしまいます。
あなたもキッチンの塩が固まってしまいましたか?そんな塩を元に戻す方法があるのでご紹介していきます。
紹介するのはフライパンやレンジを使う有名な方法ですが、単に塊を加熱すれば良いという訳ではありません。ある程度のコツや手順を踏まないと失敗して焦がしてしまいます。
これらの方法を試してみてうまく行かなかった人も、ここで紹介するやり方で再挑戦してみて下さい。きっと今度はうまく行くはずですよ。
それではぜひ最後までお付き合いくださいね。
塩の湿気を取る方法のポイント
前述の通り、塩の湿気を取る方法には次の二つがあることは有名な話です。
- フライパンで加熱する
- レンジでチンする
これらはただ単に実行すればいいわけではありません。
加熱しすぎれば焼き塩のようになってしまいます。また、塊が大きすぎれば一部が焦げてしまい、全部が元通りサラサラにはなりません。
さらに、どちらの方法にも共通する忘れてはいけない注意点です。
- 加熱し終えた後できちんと冷ましてから容器に移す!
まだ熱いうちに容器に移してしまうと再び固まってしまうことがありますので、このことを必ず覚えておいて下さいね。
ではどのような方法でサラサラの塩に戻せるのか?そのコツを以下にご紹介していきます。続きをご覧下さい。
塩の湿気をフライパンで飛ばすコツ
塩の湿気を飛ばすのにフライパンを使う場合、次の点に注意して行うのがポイントです。
- アイスピックなどを使い、事前にある程度(最大で2cm)まで砕いておく
- 砕くのが難しい場合はお湯で溶かし、その溶液をフライパンで煮詰める
- 油脂分の付着していないきれいなフライパンを使う
フライパンは新しい物を使った方が上手く加熱することができます。
古いフライパンだと、表面に古くなった油脂成分が付着していて塩に臭いが付いたりします。使用前にはしっかりと洗浄しておきましょう。
続いては手順です。
- 砕いた塩をフライパンに入れて中火にかける
- 竹製、木製のへらなどで塊を転がしながらまんべんなく加熱する
- 塊がもろくなってくるので、さらに砕きながらかき混ぜる
- かき混ぜる感触が変わったら火を止める
- 余熱を利用してさらにかき混ぜ続ける
- 手で触れる程度まで冷めたら終了
サラサラの塩に戻ったら、前述の通りしっかり冷ましてから容器に入れて保存しましょう。
では続けては電子レンジで塩の湿気を取る方法です。
塩の湿気をレンジで取るコツ
レンジを使って塩の湿気を取りサラサラ状態に戻す方法のポイントは次のとおりです。
- フライパンと同様、ある程度の大きさまで砕いておく
- 耐熱皿を使う。ラップや蓋は使わない。
水分を取り除くことが目的なのにラップや蓋をして水分がこもる状態で加熱しては意味がありませんからね。
では続いて手順をご紹介します。
- 耐熱皿に塩の塊を乗せてレンジにかける。
- 1分程度(レンジの仕様により異なる)に設定してスタート。
- 塊がもろくなっていないようならさらに30秒加熱する。
- 触っても大丈夫な程度まで冷ましてからビニール袋などに入れてほぐす。
しっかりとほぐれたら冷ましてから容器に戻しておきましょう。
どちらの方法でも、サラサラに戻った後で容器に移し替える時には湿気予防策をきちんと施しておきましょう。再びカチカチの塊にしないために、こちらの記事をご覧下さいね。
まとめ
いかがでしたか?塩って固まってしまうとなかなか厄介ですが、これでもう大丈夫ですね!
それでは今回の記事の内容をおさらいしておきましょう。
- 塩の湿気を取るには、フライパンや電子レンジで加熱をする方法があります。
- どちらの方法も冷ましてから容器に戻しましょう。
- フライパンで加熱する時のコツと手順をご紹介しました。
- レンジで加熱するときのコツと手順をご紹介しました。
これで固まった塩を捨ててしまうなんて勿体ないことをしなくても済みますね。
最後までお付き合いいただきありがとうございました。
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