夏のあっつ~い日、汗まみれになって仕事から帰ってきたとき、シャワーを浴びてエアコンの前でビールを一杯グイッといくのが私の楽しみなんです。
でもエアコンから冷たい風が出てこなかったら…。実は私、そんな経験をしたことがあるんです。30℃近い温度の部屋でああでもないこうでもない、とリモコンや室内機を弄り倒しました。
結果、何とリモコンのモードが暖房になっていました!なんてこったい!
あなたはこんなおバカな経験はしたことがないですか?リモコンの問題だけなら笑い話ですが、本当に故障していたらと思うとうんざりしちゃいますね。
突然にエアコンの効きが悪くなると故障を疑いますが、少しずつ効かなくなることもあります。あれって何が原因なんでしょうか?
調べてみたら意外なことが分かりました!原因と対策をお伝えしていきますのでぜひ最後までお付き合いくださいね。
おまけでエアコンの電気代を節約する技もご紹介します!
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エアコンの冷房が効かない原因はコレ
エアコンの冷房が効かない原因は大別すると三つあり、①室内機の問題、②室外機の問題、③勘違いや操作ミス となります。それぞれの問題を具体的に揚げると次のようなことが挙げられます。
- フィルターの掃除がされていない
- エアコンの能力と部屋の広さが合っていない
- ホースが破損して冷媒が不足している
- 周りに物が置いてある
- 直射日光で過熱している
- ドレンホースが詰まっている
- 運転モードが送風や暖房になっている
- リモコンの電池切れ
こんなにいろんな原因があるんですね。それでは続けてそれぞれの原因に対応した対策を具体的に見ていきましょう。
エアコンを効かせる為の対策
前述した原因に対応した対策方法を一つずつご紹介していきます。あなたの部屋のエアコンが効かない原因を見極め、対策を実践してみてくださいね。
フィルターのホコリを取り除く
エアコンのフィルターのホコリを取り除くと運転効率が良くなり再び効くようになります。ホコリを取り除くには二通りの方法があります。
- 多少ホコリが付いているかな?という程度の時 ⇒ 掃除機で吸い取る
- ホコリがビッシリとついている時 ⇒ お風呂場で手洗いする
通常なら一月に一回のフィルター掃除で十分対応できます。フィルターを外して掃除機で吸い取って再び戻しておきましょう。
しばらく掃除をサボってしまった場合、夏が終わり月日が経過して次の夏がやってきた時にはもう忘れているでしょう。その時になって「あれ?エアコンが効かないな」と思ったりします。
この場合にはエアコンのフィルターは掃除されないまま8~9ヶ月も経っていて、ホコリが溜まっている上に固くこびりついている可能性が非常に高いです。
多少は手を汚すことになりますが、この場合にはホコリを落とさないようにそっとお風呂場に持っていき手洗いをしましょう。
- 使わない歯ブラシ
- タオル
お風呂場で歯ブラシを使って細かいところまで丁寧にホコリを取りましょう。終わったら水で流してタオルで水気を取り、完全に乾くまで日陰干ししておきましょう。
部屋の広さがエアコンの能力を超えている場合
エアコンの能力不足で部屋全体を冷やすことができない場合には、扇風機やサーキュレーターを併用して室内の風を循環させましょう。
暖かい空気は上に溜まり続け、そのことが部屋を冷えにくくさせています。扇風機等で天井に向けて風を送ることで下の冷たい空気と暖かい空気が混ざり合い、エアコンの冷房性能を補助することができます。
金銭的に余裕があれば思い切って高性能のエアコンに買い換える方法もありますが、その前に試してみると余計な出費をせずに済むかもしれませんよ。
ホースの破損でガス漏れしている
室内機と室外機を結ぶホースが破損していて冷媒(ガス)が漏れ、冷房性能が落ちていることも考えられます。この場合には専門の業者に修理を依頼することになります。
風が出るばかりで全く冷えない時、エアコンの蓋を開けて中を見てみましょう。熱交換器と呼ばれる部品に霜が付いていれば冷媒が漏れている可能性があります。
また、室外機には2本のホースが付いていますが、細い方のホースに霜がついているときも同じ原因である可能性があります。
専門の業者に見てもらっても修理できない、または修理代が高くつく場合にはエアコンそのものを買い換える必要があるかもしれません。
なお、エアコンの内部はお酢の成分によって腐食しやすくなっています。エアコンのそばで酢の物を調理したりすると揮発したお酢を吸い込んで腐食し、故障することがあり得るので注意が必要ですね。
室外機周りは風通しを良くしておく
室外機周りはスッキリと片付けて風通しを良くしておきましょう。
室外機の上や周りに物が置いてあると、一旦吹き出した暖かい空気を逆流させてしまうことがあります。そうすると室内機がいくら冷やそうとしても冷たい風は出てきません。
室外機を冷やしてやる
室外機自体が過熱していると、風通しを良くしておいてもやはり暖かい空気を逆流させることにつながり冷房が効きません。対処法は室外機そのものを冷やすことです。
室外機が加熱するのは、長い時間直射日光にあたっているからです。
一度設置した室外機は動かそうとするとホースを破損する恐れがあるため、動かさずに日陰を作ってやりましょう。
またジョウロ等で上から水をかけて冷やしてやってもOKです。
リモコン操作でうっかりミスをしない
長期間放置しておいたエアコンを久しぶりに使う時には設定が冷房になっているか、また電池は切れていないかをよく確認しましょう。
冷房をオンにしたつもりなのに、いつの間にか暖房になっていていつまで経っても冷たい風が出てこない。私自身、そんな間の抜けたミスを結構やってるんです。
またリモコンの電池が切れかかっている状態だと、ボタンを押して「ピッ」っという音が聞こえても信号が届いていないケースもあります。
大騒ぎした結果、よくよく見てみると暖房になっていた、なんて笑い話で恥をかくのは避けたいものですね。
ところで、エアコンを使っていると電気代は結構かかりますよね。エアコンの電気代を節約する裏技を実践してみませんか?
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エアコンの電気代を節約する裏技
夏の間に我慢しないでエアコンを使いつつ、電気代を節約する裏技をご紹介します。難しい方法はありませんので試してみてください。
エアコンは小まめに切らないほうがお得
一度オンにしたエアコンは、その部屋に人がいる間はつけっぱなしにするのが基本です。実は小まめにオンオフをすると逆に電気代がかかるんですよ。
エアコンは電源をオンにしてしばらくが最も電気を消費します。センサーで暖かい空気を感じて、設定温度に下げるまでフルで稼働するからです。
いったん設定温度まで到達すると、あとはその温度付近を維持するための運転に切り替わります。この運転にはそれほど電気を消費しません。
つまり、節約しようとして電源を入れたり切ったりを小まめにするほど電気代が高くなるとい訳ですね。
ラップやプチプチを使って断熱する
部屋のサッシにラップやプチプチを貼り付けるとエアコンのエネルギー効率が上がり電気代の節約になります。
断熱効果としては プチプチ>ラップ ですが、ラップでも十分な効果があります。
貼り方は、写真のようにサッシごと覆うようにして窓枠に貼り付けてしまいましょう。
こうすることで窓ガラスとプチプチ(またはラップ)との間に空気の層ができ、室内の冷たい空気を暖めないようにできるんです。
ただし、これをやると窓の開閉がしづらくなります。長時間窓を開けない状況の時にはとても効果的な方法ですよ。
まとめ
いかがでしたか?エアコンの冷房が効かなくなると、暑い夏にはとても困ったことになります。でもこれである程度の対処ができそうな気がしますね。
事によっては買い換えないといけない破損が起きている場合もありますが、それは最後の手段かな?
それでは今回の記事の内容をおさらいしておきましょう。
- エアコンが効かない原因は室内機、室外機、うっかりミスの3つあります。
- 室内機の問題はフィルター掃除、扇風機との併用で対処する方法があります。
- 冷媒が漏れている場合は専門の業者に修理を依頼しましょう。
- 室外機の問題は周囲の片付け、室外機の冷却で対処できます。
- うっかりミスのリモコンの設定変更、電池切れにも注意しましょう。
- エアコンの電気代を節約する裏技をご紹介しました。
エアコンも人が作ったもの、いつかは故障して使えなくなります。でも寿命が来るまでは丁寧に掃除や手入れをして大切に使っていきたいものですね。
最後までお付き合い頂きありがとうございました。
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