雑学

ツバメは渡り鳥!移動する時期は春と秋!その驚きの理由とは

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ツバメは渡り鳥として、春に日本にやって来ます。

私、ツバメの雛を観察すると時間を忘れてず~っと見ちゃうんですよ。軒下に作られた巣で小さな雛がピーピーと鳴いている可愛らしい光景は本当に飽きないんです。

あなたはツバメの雛をお好きですか?中には糞を落とすから嫌いだ、という人もいるかも知れませんね。

でもツバメって何となく春にやって来る鳥だってことは分かるけど、3月にも見る気がするし7月でも雛の世話をしている気がします。いったい渡ってくる時期はいつなんでしょうか?

ふとそんなことを思ったので調べてみました!するとツバメが渡ってくる理由も合わせて、とても面白い事実が分かってきました。

ぜひ最後までお付き合いくださいね。

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ツバメの渡りは春と秋

ツバメは3月から5月頃にかけて南方から日本へと渡ってきます。日本から南へと飛び去る時期は概ね10月頃です。

各地で平均気温が10℃前後になる頃にツバメの姿を見始めます。日本は南北に長い国なので九州では3月頃、東北では5月頃からツバメの姿を見ることができるようになります。

平均的には4月に日本へとやって来て10月には南へと去っていくと考えておけば間違いないでしょう。

ではツバメはなぜ暖かくなるとやって来て寒くなる前に飛び去るか気になりませんか?続けてはその理由を見てみましょう。

ツバメが渡りをする理由

ツバメが渡りをする理由は二つあります。一つは気温の上昇とともに現れる虫などのエサを求めて移動します。もう一つは産卵と繁殖に適した環境を探すためです。

ツバメが主にエサにする虫は以下のようなものです。

主なツバメのエサ

トンボ、ハエ、蚊、蝶、蛾、またはこれらの幼虫

どれもツバメの飛来する時期に増えてくる昆虫ばかりです。これらの虫を1日に100匹ほどは食べると言われています。同時に自分が食べる以外にも雛にも与えないといけません。

そして意外なことに、3月から9月頃までは南の熱帯雨林よりも日本などの温帯のほうがツバメにとってはエサを確保しやすい環境なのです。

一つは虫をエサとしているライバルが多すぎること。もう一つは熱帯雨林は意外と虫が育つのに適した土が少ないことです。

熱帯雨林の土壌

実は熱帯雨林は土壌が肥沃ではありません。微生物の活動が活発なため、倒木などはあっという間に分解されて虫が必要な栄養を含んだ土として定着しないからです。

つまりツバメにしてみれば、暑い時期には温帯のほうがエサが取りやすく、寒くなるとライバルが多くても熱帯のほうがエサを取りやすいということでしょう。

またツバメは蛇や獣などの外敵が少ない場所を産卵場所に選びます。

赤道付近の熱帯雨林は一年中外敵が存在しているため、ツバメが卵を生んでも親鳥がエサを取りに行っている隙に何がやって来るか分かりません。ツバメにとってとても危険な環境なんですね。

結果、エサが豊富で外敵が少ない場所として、暖かい時期には高緯度の日本へと渡って来る訳です。

さて、南の方とか熱帯雨林と書いてきましたがツバメはどんなルートでどこまで飛ぶんでしょうか? 

ツバメが渡る距離とルート

ツバメは日本から3,000kmから5,000kmほど南へと移動します。移動ルートの殆どが海の上を飛んでいきます。

冬の間はマレーシア、タイ、ベトナム、インドネシア、フィリピンなどの赤道付近の国で過ごすため、こんな長距離を移動することになるんです。

ツバメの1日の移動距離は50kmから300kmにも達すると言われています。数十日から100日かけて移動するんですね。

また移動するのは日中だけで、日が沈んでいる間は海上の流木などを探して羽を休めます。

それもできない状況では、飛びながら「半球睡眠」という休憩を取ります。左右の脳のどちらかだけ眠った状態で飛び続けることができるんですね。

話は変わりますが、全てのツバメが寒くなると南へと飛び去る訳ではなかったんです。続けてはそんな変わったツバメのことをご紹介します。

日本で越冬するツバメも

実は日本で越冬するツバメもいます。比較的暖かい九州や沖縄などでこうしたツバメを見ることがあります。

理由はよく分かっていないようですが、2つの説があるようです。

  • より寒いシベリアなどから南の日本へと越冬のために移動してきた
  • 成長が遅く他のツバメの移動に間に合わずに寒い時期を迎えてしまった

こうしたツバメは、暖かくて安全な民家の軒下の巣などで冬を過ごすそうですが、耐えきれずに死んでしまうことも多いのだとか。

余談ですが昔、森昌子さんの「越冬つばめ」という演歌が大ヒットしました。女の未練を冬になっても留まっているツバメになぞらえて歌った名曲です。

さて、家族ごとそれぞれで生活をしているように見えるツバメですが、実は集団を作る時期もあるってご存知でしたか?

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ツバメは集団で移動を始める

ツバメが移動を始めるのは集団で、その後それぞれが好きなところへと移動するために徐々にバラけていきます

最初は集団で、徐々にバラバラになる様子はまるで小学生の集団下校のようで可愛いですね。

実はツバメは繁殖時期が終わって雛が巣立つとすぐに南へ移動するわけではありません。10月中旬ころまでは日本に留まり、森などで集団を作って生活しています。

その後気温の低下でエサが取れなくなってきたら集団ごと移動を開始します。集団の中でもある者はフィリピン、ある者はベトナムなど、目的地は一緒ではないため少しずつバラバラになっていくんですね。

ところで、ツバメが縁起の良い鳥だってご存知でしたか?こちらも参考にお読みくださいね。

まとめ

いかがでしたか?

ツバメが南へと渡っていく理由も南からやって来るのも、ほとんど決まった時期なのにはこんな理由や背景があったんですね。さらに日本で冬をこすツバメもいることには仰天しました!

それでは今回の記事の内容をおさらいしておきましょう。

まとめ

  • ツバメは3月から5月にかけて飛来し、10月頃に南へと移動します。
  • ツバメが移動するのはエサと産卵場所の確保が理由です。
  • ツバメは3,000~5,000kmを移動し、殆どは海の上を飛びます。
  • まれに日本で越冬するツバメもいます。
  • ツバメは集団で移動を開始し、それぞれの目的地へと分かれていきます。

ツバメのこんな意外な生態や能力を知ると、これからツバメを見る目も変わるかな?「お疲れ様!」なんて声を掛けたくなっちゃうかもしれませんね!

最後までお付き合い頂きありがとうございました。

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