気持ちよく晴れた穏やかな春の日、ツバメも空を飛び交って心地よいものですね。
でもそんなツバメに愛車を汚されたら…一転して怒り心頭、ツバメが可愛いなんて言っていられなくなります。すぐに愛車の掃除をしないと!
あなたもツバメにふんを落とされて困っているんですか?それなら根本的な対策を取りたいところですね。
私自身、以前に住んでいたマンションの駐車場ではよくふんの被害に遭っていました。でも対策をしたら被害はなくなった経験があるんです。
では具体的にどんな対策をしたら良いのかをご紹介していきます。ぜひ最後までお付き合いくださいね。
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ツバメのふんを車に落とさせない方法
ツバメがふんを車に落とすと困りますよね。そんな時の対策をご紹介していきます。まずはどんな状況でふんを落とされるのかを考えると、ざっくりと次の二つに分けることができます。
- 屋根がある駐車場で車の真上に巣を作られた場合
- 屋外の駐車場で電線などが車の真上を通っている場合
それぞれの場合の対策について、続けてご覧ください。
巣が真上にある場合の対策
マンションの1階ピロティが駐車場になっているなどの場合、真上の梁などに巣を作られてそこからふんを落とされることはよくあります。
背に腹は変えられませんので、そんな時には思い切って巣を取り除いてしまいましょう。お住まいがマンションなどの集合住宅では、管理会社に連絡をすると巣を取り除いてくれますよ。
ツバメは同じ場所に繰り返し巣を作ることが多いのです。作られるたびに取り除いてもらうか、その場所にカバーなどをかけてもらうように管理会社に依頼しましょう。
でもツバメの巣を落としてしまうのは可愛そうだという方は、こんな方法も考えてみませんか?
巣を壊したくない場合はこうする
巣を壊してしまうのが忍ばいない場合には、巣の下にふんを受けるダンボールなどを設置しましょう。もちろん賃貸の駐車場に勝手に取り付ける訳には行きませんので、管理会社に相談してからの話です。
写真のようにねずみ返し状の板などを取り付けることで、巣はそのままでふんの被害を防ごうという訳です。
板の代わりにビニール傘を逆さに吊るすなどの方法も有効です。
ただし、あまり低い位置に取り付けると猫などが足場にして雛を襲う恐れがります。巣を壊さないようにした結果、猫に壊されてしまったのでは本末転倒ですね。状況を見極めて対策しましょう。
ツバメのフン対策はこちらの記事にも詳しく掲載しました。合わせてご覧ください。
続いては屋外の駐車場でふんを落とされる場合の対策です。
屋外駐車場での対策
屋外の駐車場でのふんの被害の多くは、車の真上に通っている電線にツバメが止まってそこから落とされるケースです。
こうした場合には電線なら管轄の電力会社、電話線なら最寄りのNTTに相談をすると、ケーブルに鳥が止まりにくい様に対策をしてくれます。
具体的には写真の様なカバーを取り付けてくます。こうすることでツバメだけでなく他の鳥もその場所には止まりづらくなり、ふんを落とされる頻度は激減します。
私も以前に住んでいた場所で同じ被害に遭い、電力会社に対策を講じてもらいました。すぐに対応してくれたお陰でふんの被害は無くなった経験があります。
ところで、車に落とされたふんを掃除するならどんな方法がいいんでしょうか?
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車に落とされたふんを掃除する方法
車にふんを落とされたら、できるだけ早く掃除してきれいにしておくことをおすすめします。放置しておくと塗装やコーティングが剥がれたりしてボディを痛める結果になるからです。
以下に紹介するのは次のような方法です。
- アルコール入りのウェットティッシュで拭き取る
- 蒸しタオルで蒸して拭き取る
どちらの方法も、落とされたふんを柔らかくして取り除こうという発想です。アルコールは浸透力がとても強いのでサッと拭いても大丈夫ですが、慎重にやりたい場合はかぶせて30秒ほど待ってから拭きます。
ふんを落とされた直後であれば、ティッシュなどで拭き取っても問題はありません。しかし直後に気づくケースよりも時間が経って乾いてきてから気づくことの方が多いはずです。
その場合に無理に拭き取ろうとすると、ふんと一緒にコーディングや塗装を剥がしてしまう恐れがあります。だから湿り気を与えて柔らかくしてから取り去ることが大事なんですね。
逆にやらないほうが良いのは次のような方法です。
- 普通に洗車をして洗剤とブラシで落とす
- 洗車機で洗い流す
これはボディの表面を痛める恐れが大きいためオススメしません。ツバメのふんの粘着力を見誤ってはいけません。ただの水と洗剤でサッと流そうとしてもなかなか上手くは行かないんですよ。
では最後に、ツバメが巣を作る時期についてご紹介していきます。
ツバメが巣を作る時期
ツバメが巣を作るのは4月から6月です。当然、ふんの被害もこの時期に集中しています。
巣を取り除く対策を取る場合には、作り始めたら完成しないうちに行うことを心がけましょう。巣が完成して卵を生んだり雛が孵ってからでは心を鬼にするのは難しいものです。
ツバメの巣作りの時期についてはこちらの記事も参考にしてくださいね。
まとめ
いかがでしたか?大切な車にふんを落とされるととても頭にくるものです。でも対策の仕方もこうして様々ありますので、ご自分の状況にあった方法を試してみては?
それでは今回の記事の内容をおさらいしておきましょう。
- マンションの1階部分などの天井からふんを落とされる場合には、管理会社に相談しましょう。
- 巣を取り除きたくない場合には、ふんを避ける板などを設置しましょう。
- 屋外駐車場では、電力会社やNTTに相談をすると電線や電話線にカバーを取り付けてくれます。
- 車に落とされたふんはウェットティッシュなどで湿り気を与えてから拭き取りましょう。
- ツバメがふんを落とすのは4月から6月です。対策は巣が完成する前に行いましょう。
これでツバメに愛車を汚されずに済むかも知れませんね。でもツバメも一生懸命生きています。暖かく見守ってほしいと、個人的には思っているんですけどね。
最後までお付き合い頂きありがとうございました。
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