伝統文化

十五夜にはススキをお供え!でも本数は?飾り方にも工夫をしよう

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河原や公園にススキが生えているのを見ると、「もう秋がこんなに深まってきたな」と感慨深くなりますね。

そしてススキは十五夜のお月さまにお供えする植物としても有名です。

昇ったばかりの満月と月見団子とススキの取り合わせは、とても絵になると思いませんか?この秋には、あなたもこれをモチーフにインスタばえしてみませんか?

私自身は一人暮らしが長いこともあり、あまり中秋の名月のお供えなんて意識がありませんでした。でも時にはこうして秋を満喫してみたいという思いもあります。

そんなことを考えていてふと思いました。月見団子をお供えするのは15個ですが、ススキは何本なのかな、って。

そこで調べていくうちに、とても興味深いことがいろいろと分かってきましたのでシェアしたいと思います。

それではぜひ最後までお付き合いくださいね。

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十五夜にお供えするススキの本数

十五夜には月見団子と一緒にススキをお供えするのが定番ですが、ススキの本数は決まっているわけではありません

1本だと寂しいし、あまり多すぎてもバサバサして風流さを欠く気がします。そこで3本から5本程度を、一輪挿しなどの口の細い花瓶に生けて月見団子と一緒にお供えします。

この時、お月さまから見て左側にススキ、右側に月見団子をおくのが作法です。お供え物の仕方の詳細はこちらの記事からどうぞ。

さて、秋の草花と言えば金木犀や女郎花など他にもたくさんある中で、中秋の名月にはススキをお供えするのは何故なのでしょうか?

中秋の名月にススキをお供えする意味

中秋の名月にススキをお供えするのは、秋の実りの象徴でもある稲穂に見立てているからです。確かに実った稲穂とススキはパッと見たところはよく似ていますね。

昔はお米を育てるということは一大事でした。それこそ村中の人みんなが手を貸し合い、一年かけてようやく秋の実りにたどり着いていました。

秋になりたわわに実った稲穂を見て、ようやく一年の苦労が報われていたんです。この稲穂を名月にお供えして感謝を捧げたくなるのは人情というもの。

でも十五夜の日と稲穂の刈入れの時期がいつも一致するとは限りません。十五夜は現在の暦だと9月上旬から10月上旬まで、大きな変動幅があったからです。

そこで稲穂に見立ててススキをお供えするようになったわけです。ススキならどこにでも生えていて、夏の終わり頃から手に入りますからね。

そんなススキですが、月見団子とススキだけをお供えするのもシンプルな風流さがあります。でももう少し工夫を加えるとより見栄えがするようになりますよ。続いてはそんな工夫をご紹介します。

ススキが映える供え方の工夫

ススキがより映えるようにするために、秋の七草を取り揃えて飾ってみてはいかがでしょうか?

ススキは別名を尾花といい、秋の七草の一つに数えられています。秋の七草とは次の草花を指しています。

秋の七草

  • 女郎花(おみなえし)
  • 尾花(おばな=ススキ)
  • 桔梗(ききょう)
  • 撫子(なでしこ)
  • 藤袴(ふじばかま)
  • 葛(くず)
  • 萩(はぎ)

これが女郎花の花です。

言わずと知れた尾花=ススキです。

桔梗はよく知られていますね。

可愛らしい撫子の花です。

藤袴です。本当に藤色です。

葛の花です。

最後に萩です。

これらを集めて花瓶に挿してもいいし、生け花として剣山に立てて花器に飾ってもいいと思いますよ。

ススキだけなら公園や河原などに生えているので手に入れることは容易ですが、七草全てとなると発見するのは大変な手間がかかります。

生花店などでは季節が近づくと販売をしますし、Amazonや楽天などのネット通販でも7点セットの商品を見つけることができます。

面白そうだと思われた方はぜひ挑戦してみてください。

さて、蛇足ですが調べていくうちにススキにも花言葉があることが分かりました!続いてはススキの花言葉をご紹介します。

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ススキの花言葉

ズバリ、ススキのの花言葉は「活力」と「心が通じる」です。「活力」はまさに元気よく成長するススキの特徴をよく言い表した花言葉だと言えそうです。「心が通じる」も真っ直ぐな誠意のイメージがありますね。

そもそも、ススキという名前自体がこの花言葉と同じ様な所から来ています。「スス」とはスクスクと真っ直ぐに立つ様子、「キ」とは草や茎を意味していると言われています。「真っ直ぐに立つ草」という感じですね。

ちなみにススキは「尾花」とか「茅(かや)」とも呼ばれます。尾花とは風になびく動物の尾の様に見えることから来ているそうです。

まとめ

いかがでしたか?地味でどこにでも生えているイメージのススキですが、お月見との関係はこの様になっていたんですね。

私自身、十五夜にお供えをする時には秋の七草を揃えて飾るという趣向を試してみたいと思っています!

それでは今回の記事の内容をおさらいしておきましょう。

まとめ

  • 十五夜にススキをお供えする時、本数は決まってはいません。
  • 十五夜にススキをお供えをするのは、実った稲穂に見立てているからです。
  • ススキは秋の七草の一つです。七草を取り揃えて飾るとよく映えます。
  • ススキの花言葉は「活力」と「心が通じる」です。

秋風に吹かれてススキを取りに河原に出かけるのも風流でなかなか良さそうです!その時には徒歩か自転車で行くと秋を肌で楽しめるでしょう。

最後までお付き合い頂きありがとうございました。

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