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犬を熱中症にさせない対策!危険なサインや快適な環境作りを大紹介!

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犬を飼い始めたばかりの人が知っておくべき事として、「犬は暑さにとても弱い生き物だ」という事実があります。

特に6月から9月の夏場には、気をつけていないとすぐに熱中症になってしまいます。場合によっては命の危険もあるため、ふだんからきちんと対策を講じておくことが飼い主としては必須です。

では対策としてはどんなことがあるのか、さらに犬が熱中症になりそうなサインや犬にとって快適な夏の環境作りも合わせて紹介していきます。

ぜひ最後までお付き合いくださいね。

犬を熱中症にさせない対策

夏の時期に犬を熱中症にさせない対策としては次のような物が挙げられます。

  • 散歩の時間を早朝6時までと夜9時以降に変更する
  • 散歩の時間自体を短くする
  • 焼けたアスファルトの上を歩かせない
  • 日中に散歩をさせる場合は冷却ベストや犬用シューズを着用させる

こうした対策をしておくことで、夏場に熱中症でグッタリということは防止できる様になります。

犬も熱中症にかかることがあります。地面に近い場所を歩く犬は地面からの熱の影響を受けやすいため、むしろ人間よりも熱中症になりやすいんです。

さらに、全身が体毛で覆われている上に人間の様に全身から発汗することができないため、体温調節が苦手で暑さには弱い生き物なんですね。

犬の熱中症は夏だけではなく、寒い時期にも注意をする必要があります。暖かい部屋に長時間いたら、知らない間に犬の様子がおかしくなっていた、なんて事があれば熱中症の恐れがあるんです。

そんな犬を熱中症にさせないように、危険なサインを見逃さないことが大切です。次は犬が暑がっている時のサインをご紹介していきます。

犬が熱中症になりそうなサイン

犬が熱中症になりそうなとき、次のような行動や様子を見せます。

  • 舌を出してハアハアと荒い息をしている
  • あまり動かずボーッとした様子でいる
  • 舌が普段よりも赤や紫がかった色をしている

こうした様子が見られたら、すでに熱中症の初期症状が現れていると見て応急処置をしましょう。

万が一応急処置をする事になった場合の方法としては次のようなものがあります。

  • 冷たい水を与える
  • 日陰とかエアコンの効いた室内や車内などできるだけ涼しい場所に移動する
  • 首筋、脇の下、後ろ足の腿の内側を濡れタオルで冷やす

基本的に、犬の熱中症の応急処置は人間の場合とそれほど変わりません。もちろんこれらはあくまでも応急処置なので、動けるようになったらすぐに動物病院に連れて行き受診させましょう。

犬を熱中症にさせない環境作り

犬を熱中症にさせないために、普段から生活環境に注意をしておくことが大切です。

まずは室内飼いの場合の環境作りのポイントを箇条書きします。

  • エアコン設定は低めに。28℃設定は犬にとっては暑い。
  • エアコン設定を低くできないならクールマットなどを設置して犬の居場所を作る
  • カーテンで日光を遮る
  • 体毛を短くカットする
  • 冷たい水をいつでも飲めるように頻繁に交換する

前述の通り、犬は人間よりもずっと暑さに弱い生き物です。犬が快適と感じる温度は18℃から22℃くらいで、人間よりもずっと低い気温を好みます。だからエアコンを28℃に設定していると熱中症になる恐れがあります。

それが難しければ、クールマットなど犬が寝転がることで体を冷やせるものを常備しておいてあげましょう。クールマットはAmazonなどで2,000円から5,000円程度で購入できます。

次に庭などの屋外で飼っている場合のポイントです。

  • 犬小屋の場所を日が当たらず風通しのいい場所にする
  • 暑いときに犬が逃げ込める日陰をたくさん作っておく
  • 冷たい水をいつでも飲めるように頻繁に交換する
  • 体毛を短くカットする
  • 庭全体に打ち水をして気温を下げる
  • あまり暑すぎる場合はエアコンの効いた屋内に一時避難させる
  • ペット用大理石ボードなどを日陰に設置する

屋外で飼っている犬は屋内犬よりも暑さに慣れているとはいえ限度があります。

また屋内にいる飼い主が屋外の犬の異変に気付きにくいという点を考えると、むしろ屋内犬以上に気を使ってあげないと知らないうちに熱中症になっているかも知れません。

犬は暑いところに数十分いるだけで熱中症にかかることもあります。夏の日中には、最低でも1時間に1回は犬の様子を見てあげるくらいのことも必要ですね。

最後の「大理石ボード」はあまり聞かないかも知れません。文字通り大理石でできたボードで、ペットが上に寝転がって体を冷やす物です。楽天市場で多くの商品を扱っているので検索してみてくださいね。

まとめ

いかがでしたか?

暑い夏の時期、人間同様に犬も熱中症にならないように気を使ってあげる必要があります。犬はしゃべれないので、むしろ人間の赤ちゃんと同じくらい気を付けておくのが大切ですね。

それでは今回の記事の内容をおさらいしておきましょう。

まとめ

  • 犬を熱中症にさせない対策として、散歩の時間を変えたりアスファルト以外を歩かせる事があります。
  • 犬が熱中症になりそうなサインには、息が荒くなる、あまり動かなくなる、舌の色がおかしいなどがあります。
  • 犬を熱中症にさせない環境作りのポイントを、屋内の場合と屋外の場合に分けてご紹介しました。

酷暑の日が多くなっている日本の夏ですが、愛犬とともに快適に過ごせるように工夫をしていきたいものですね!

最後までお付き合いいただきありがとうございました。

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