秋刀魚って美味しくて栄養満点でしかも安くて、秋の味覚として最高の食材です。
内臓までキレイに食べる人も多い秋刀魚ですが、中にはワタは苦くて食べられない人も少なくありません。
実は私も秋刀魚が大好きなんですが、ワタは今でも食べられないんですよ。
そんな内臓をよけて秋刀魚の味を楽しみたい人のために、内臓のキレイな取り方をご紹介します。包丁を使いますが、魚をさばく包丁でなく普通のキッチン用の包丁でできます。
腹を割いたりもしないのでとても簡単な方法です。
合わせてグリルを使った場合とフライパンの場合での秋刀魚の美味しい焼き方のコツもまとめました!
ぜひ最後までお付き合い下さいね。
秋刀魚の内臓の取り方!
秋刀魚の内臓が食べられない人のために「ツボ抜き」というワタの取り方をご紹介します。ツボ抜きの手順は次のとおりです。
- 秋刀魚を利き手の方向に向ける
- 利き手でない方の手で胴を持ち、腹が下になるように固定する
- 胸ビレのやや後ろに上から包丁を入れて切る
- 途中、骨で止まるので「ガリッ」っと音がして手応えがあるまで切る
- 音と手応えがあったら包丁を固定し、持っている胴をゆっくりと後ろに引き抜く
成功すると頭の部分で内臓が引っ張られ、ズルズルッという感覚とともにキレイにワタを抜き出すことができます。簡単でしょ?
YouTubeにこの要領がアップされていますので、こちらもご確認くださいね。
さて、キレイにはらわたを取り除いたら次は焼き方です。
グリルを使って塩焼きにする際に覚えておくべきポイント等を次にまとめました。続きをご覧下さい。
秋刀魚の焼き方グリル編!
魚を焼くグリルがキッチンにあるならグリルを用いて秋刀魚を美味しく焼くポイントをご紹介します。
下準備として次のことをやっておきましょう。
- 全体に塩をまんべんなく振りかけて10~15分ほど放置する
塩をふってすぐに焼くと、塩だけが焼けて美味しい塩焼きになりません。秋刀魚の表面に塩がなじむ時間を取ってから焼きます。塩をなじませることで臭みを取る効果もありますよ。
そして焼き方は次の点を覚えておきましょう。
- 焼く前に点火して3分ほどグリルを温めておく
- 網の端(日の真下)に置き強めの火で一気に焼く
- 片面を5分程度の目安で焼く
- 焼き色がついたら完成です
これで身に適度な油を含んでふっくらした焼き加減になります。一度コツを掴んでしまえば簡単にできるようになるので、ぜひチャレンジしてみて下さい。
キッチンに魚様グリルがない場合はフライパンで焼くことを試してみましょう。続きをご覧下さい。
秋刀魚の焼き方はフライパンでは?
グリルなしでもフライパンで秋刀魚を美味しく焼くコツをご紹介します。
まず、下処理はグリルの場合と同じ。塩をふってしばらく放置しましょう。
フライパンで焼く場合にはクッキングシートを使います。適度な大きさに切ってフライパンに敷きます。この時、シートが浮かないように余分な角を破るか内側に折り込んでおきます。
焼く時のポイントは次のとおり。
- 焼き時間は中火で5~10分蓋をして焼く
- パリパリと音が鳴り出したらひっくり返し、蓋をしないで4~5分焼く
- 油が出るのでキッチンペーパーで拭き取る
- 以後は油が出るたびにこまめに拭き取る
- 焼き色がついたら完成
このようにフライパンだと少し手間がかかりますが、パリッと焼けるのはグリルを使った場合と同じで美味しい塩焼きに仕上がります。
まとめ
いかがでしたか?
秋刀魚のワタが苦手な人でもこのようにすれば美味しい塩焼きが楽しめるという物です。この秋には友人を誘って秋刀魚パーティーなんて安上がりで楽しいですよ。
それでは今回の記事の内容をおさらいしておきましょう。
- 秋刀魚の内臓を簡単に取る方法をご紹介しました。
- 秋刀魚をグリルで美味しく焼くコツと手順をご紹介しました。
- 秋刀魚をフライパンで美味しく焼くコツと手順をご紹介しました。
年により漁獲量の変動があるため価格が安定しないときがある秋刀魚ですが、今年は美味しい秋刀魚が安く手に入るといいですね!
最後までお付き合いいただきありがとうございました。
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