パスタとスパゲッティの違いを調べてみた！意外な事が分かったよ

あなたは麺類はお好きですか？

私は麺類が好きで、外で昼食を取るときにはラーメンやうどんなどを選択することがよくあります。

でもパスタを昼食に選択することはあまりないんです。パスタを出す様なお洒落な店は独身の私には敷居が高くて…

小粋なイタリアンレストランでワインを傾けながら本場のパスタを楽しむ、って憧れているんです。どなたか私と一緒に食事に行ってくれませんか（笑）？

でも昔は「スパゲッティ」って呼んでいたのに、いつの間にか「パスタ」って言い方が普通になってきた気がします。こちらの方がちょっとお洒落な響きもしますよね。

このパスタとスパゲッティ、どこが違うんだろうかとふと気になってリサーチしてみました。他にもいろんなパスタの種類があることが分かりましたので、ぜひご覧下さい。

パスタとスパゲッティの違いとは

結論から言うと、パスタとスパゲッティは概ね同じものと言えます。同時に厳密には同じものではありません。分かりにくい言い方ですが、次の様になっているのです。

実はパスタとは小麦粉で作られたイタリア料理の麺の全般を指し、スパゲッティはいろいろあるパスタの1種類なのです。辞書でそれぞれの定義がどうなっているかを見てみましょう。

パスタ【(イタリア)pasta】　イタリア料理に用いる、小麦粉を水や卵で練っためん類。スパゲッティ・マカロニ・ラザーニャ・ラビオリなど種類が多い。（出典：デジタル大辞泉（小学館））

スパゲッティ【(イタリア)spaghetti】　《「スパゲティ」とも》パスタの一種で、小麦粉で作る棒状の麺 (めん) 。イタリアでは食事の初めに食べるもので、このあとに肉や魚料理が続く。（出典：デジタル大辞泉（小学館））

つまり、パスタとスパゲッティの関係を図で示すとこのようになります。

「お酒と日本酒の違いは何か」と聞かれたら、「日本酒はお酒の一種だから同じようなものだ」という答えもあるし、「日本酒はお酒の一種だから厳密には同じではない」とも言えるのと一緒ですね。

こうしたことをよく知っている知り合いに「パスタをご馳走するからうちにおいでよ」と誘われたら、出てくるものはスパゲッティとは限らない訳ですね。

すると、スパゲッティ以外にはどのような種類のパスタがあるのでしょうか？

パスタの種類

一般社団法人日本パスタ協会によると、500種類以上の異なるパスタが存在するそうです。でも500種類全てを紹介しきることはできませんので、よく見かけるものをご紹介します。

パスタには大まかにロングパスタ、ショートパスタ、その他に分類されます。まずはロングパスタの種類からご覧下さい。

ロングパスタ

ロングパスタは長さ25cm程度に切りそろえた、棒状で穴が開いていないものを指します。主に以下の種類があります。

スパゲッティ

直径1.4~1.9mm程度の、最もポピュラーなパスタです。

スパゲッティーニ

直径1.2~1.6mm程度の細めのものです。一部で太さがスパゲッティと被っているため、厳密にどちらとは言えない場合があります。

パーミセリー

更に細く、1.0~1.2mmのものです。パスタの中では最も細い種類です。

タッリアテッレ

幅が5～10mmで、きしめんのように平べったいロングパスタです。写真の様に丸めて乾燥させてあることが多いです。

ロングマカロニ

直径5～8mmで、円筒状に穴があるものです。いわゆるマカロニの長いものです。

ショートパスタ

ロングパスタに対して、文字通り短く切ったパスタです。リボンやペン先など、様々な形のものがあります。

マカロニ

スパゲッティに次いでポピュラーなパスタです。

ペンネ

両端を斜めにカットしてあるものです。イタリア語で「ペン先」の意味です。

カール

ねじってドリルの様に螺旋状になっているパスタ。サラダなどによく使われます。

その他のパスタ

その他のパスタとして面白いものを幾つか紹介します。

ニョッキ

お団子の様に丸く固めたパスタです。

様々な形のパスタ

アルファベット、恐竜、ウサギなど、自由な発想でいろんな形のパスタが作られています。

こんなにいろいろあるんですね。これ以外にも数え切れない種類があり日本でも売っていますので、お店で探してみると楽しいかも知れないですね。

まとめ

いかがでしたか？パスタとスパゲッティの関係を理解する為の助けとなったでしょうか？以下にまとめておきます。

最後までお読みいただきありがとうございました。