エアコンをいつも通り使おうとしたら室外機からブ~~~ン、って変な音がする…そんなことで困っていませんか?
あのうるさい大きな音って困るんですよね。一軒家でもうるさいけど、マンションなどではすぐにでも対策を立てないと苦情が来るかも。
今回の記事では、こうした対策についてまとめてみました。合わせて掃除をする方法や、故障した場合の修理にかかる金額もご紹介します。
音の対策なのになぜ掃除?って思うかもしれませんが、これが意外と深く関係しているんですよ。
それではぜひ最後までお付き合いくださいね。
エアコンの室外機の音対策!
エアコンの室外機から大きな音がする場合に、自力でできる対策としては次の方法があります。
- 室外機の下に防振ゴムなどを敷く方法
- 室外機の上に重量物を乗せる方法
- 室外機の裏側を掃除する方法
これらの方法は室外機の音の原因別の対処法ですので、まずはよく観察点検をして、どのような原因があるのかを見極めることから始めましょう。
室外機とその台となっているブロックなどから振動音が出ている場合は、最初の「防振ゴムなどを敷く方法」で解決する場合があります。
防振ゴムとは、エアコン室外機など振動するものを設置するときに下敷きにするゴムマットのことです。ホームセンターなどで販売されています。室外機の下に敷くのなら1,000円程度で必要な量を飼うことができます。
また、室外機が置いてある場所によっては防振ゴムではなく発泡スチロールが効果的な場合もあります。ベランダなど、置いてある場所自体も室外機の振動に共鳴してしまう場合はこちらを試してみましょう。
続いて、「室外機の上に重量物を乗せる方法」は、室外機のカバーなどのかみ合いが甘くなっている場合に有効です。上に重量物を乗せることで室外機そのものの緩みを締める効果が期待できるからですね。
最後の「室外機の裏側を掃除する方法」は、室外機の中から擦れ合うような音が鳴る場合に効果が期待できます。ゴミやホコリが内部に溜まり、ファンの動きを悪くして異音を発している可能性があるからです。
でも室外機の掃除と言ってもどんな風にすれば良いのか?続きをご覧下さい。
エアコンの室外機の掃除方法!
エアコンの室外機の掃除は以下の手順で行います。
- 外側(カバー)とファン周辺の掃除
- 裏側または側面にある金属のギザギザ部分の掃除
- ホース、水抜き穴の掃除
- 室外機周辺の掃除
まずはカバーとファン周辺をきれいに掃除します。多くの場合に異音はファンから出ていますので、丁寧に掃除をすれば改善するかもしれません。
雑巾でホコリを拭き取って、ファンのカバーの内側に掃除機の先をねじ込みゴミなどを吸い取りましょう。
掃除機の先端が入りきらない場所は使い古しの歯ブラシなどを入れてゴミやホコリを落としてから掃除機で吸い取りましょう。
続いては金属のギザギザの掃除です。この部分の掃除は力を入れないように慎重に行います。金属のギザギザに力をかけると曲がってしまい、放熱する性能を落としてしまうからです。
やり方自体は簡単です。掃除機でホコリを吸い取り、仕上げに古い歯ブラシで残ったホコリを落としましょう。
続いてホースと水抜き穴の掃除をします。ホースは室外機から外し、中にきれいな水を通して汚れを押し流します。水抜き穴は古い歯ブラシでこすって水垢を落としておきましょう。
最後に室外機周辺の掃除をします。落ち葉や枯れ草など、室外機の中に入り込みそうなものを全て取り除いて捨てましょう。
これでも大きな音が直らなかった?そんな場合は故障かもしれませんので、プロの診断を受けましょう。
室外機の故障となると気になるのは修理にかかるお値段です。続きをご覧下さい。
エアコンの室外機が故障したら費用は?
エアコンの室外機の故障が疑われる場合に対応するのにはこれくらいの費用がかかります。
- 室外機修理 20,000円程度~
- 室外機交換 基本的に不可
実は室外機の修理と言ってもいろいろあります。温度センサー不良や吹き出しルーバーの異常への対応は20,000円ていどで収まります。一方でコンプレッサーの交換やガス漏れ修理は100,000円以上の費用がかかります。
では修理が高額となりそうな場合、室外機のみを交換して安く済まそうという考えも浮かびそうですね。でもこれは基本的にはできません。
家庭用エアコンの場合、ほぼ全てのメーカーは室外機とエアコン本体をセットで販売しているからです。例外として業務用のエアコン室外機のみの交換に対応できるメーカーもありますが、家庭用エアコンは非対応です。
つまりエアコン室外機の故障が疑われる場合、修理の内容によっては買い換えた方が安上がりとなる事もあるのです。
まとめ
いかがでしたか?
エアコンの室外機がうるさい場合でも、自力で改善できる場合も少なくないんですね。まずは様子をよく見て、自分でできることからやってみましょう。
それでは今回の記事の内容をおさらいしておきましょう。
- エアコンの室外機がうるさいときの対策として、防振ゴムを敷いたり上に重量物を乗せたりする方法があります。
- 掃除をすると改善する場合があります。室外機の掃除方法をご紹介しました。
- 直らない場合にはプロの診断を受け、必要な修理を依頼します。修理にかかる金額をご紹介しました。
室外機からの音はとても気になりますが、これで静かになってくれるといいですね!
最後までお付き合いいただきありがとうございました。
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