雑学

カタツムリとナメクジの違いは?どちらも害虫?本当に塩で溶ける?

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梅雨の時期になると見かけるようになる生物がいますよね。それはカタツムリ。

カタツムリを取ってきて角に触って遊ぶのが好きな子供も多いですよね。見かけや動きが可愛らしいので、大人でも好きな人はいるはず。

一方で同じように梅雨の頃から見かけるようになる嫌われ者もいます。それはナメクジ。

こちらは好きな人はほとんど見かけないばかりか、家の近くにいたらすぐに退治する人がほとんどです。

でもこれらは見た目がとても良く似ているし、同じ生物なのでは?と思ったりもします。カタツムリから殻を剥がすとナメクジになるのかな?などと考えたりしませんでしたか?

果たしてカタツムリとナメクジは同じなのか?違うのか?リサーチしてみた結果を御覧ください。最後までぜひお付き合いをお願いします。

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カタツムリとナメクジの違い

カタツムリとナメクジは別の生物です。しかし明確な違いは殻があるものがカタツムリで、ないものがナメクジと言っても差し支えありません。

ただし、生きているカタツムリから殻をとってもナメクジにはなりません。ヤドカリなどと異なり、カタツムリの殻は体の一部ですので無理に殻を剥がそうとすると死んでしまいます。

ナメクジが殻を背負っているわけではないんですね。

殻の有る無しによりカタツムリとナメクジが異なる行動をする点を挙げておきます。

  • カタツムリは殻があるため家に入ってくることは少なく、ナメクジは入ってきやすい
  • 晴れた日にはカタツムリは殻にこもり、ナメクジは葉の裏、石や植木鉢の下などにいる
  • 冬はカタツムリは殻の中で冬眠し、ナメクジは土の中で越冬する

殻の有無だけでなく、カタツムリとナメクジの違いをもう少し見てみませんか?

生物学上の違いはこれ

ナメクジはカタツムリの仲間が進化して殻が小さくなったり、無くなってしまったりしたものです。例えばヒラベッコウガイという名前のナメクジには小さな甲羅がありますが、活発に活動するときだけは体内に入ってしまいます。

少し難しい言い方をするとカタツムリは「マイマイ科」の生物で、ナメクジは「ナメクジ科」の生物として分類されています。猿と人間のように、進化の結果全く異なる生物になってしまったけど遠い祖先は同じなんですね。

逆に同じ部分といえば、カタツムリもナメクジも陸貝というグループに属します。陸に住む巻き貝の一種で、仲間にはアサリ、サザエ、タニシなどがいます。

じゃあナメクジは退治するけどカタツムリは退治しないのはなぜだと思いますか?

ナメクジを退治しカタツムリは退治しない理由

その理由は、ズバリ「ナメクジは見た目が不快で、カタツムリは不快じゃないから」に尽きます。

「ナメクジは植木の葉っぱなんかを食べちゃう害虫だからって理由もあるんじゃないの?」と思いましたか?

それはその通りで、ナメクジを退治する理由は主に次の3点です。

  • 見た目が気持ち悪いから
  • 野菜や草花の葉を食べるから
  • 寄生虫を持っていて人に感染する恐れがあるから

これを見るとナメクジは明確な害虫ですが、実はカタツムリも野菜などを食べ、寄生虫感染のリスクを持っているのです。

つまり人がナメクジを退治するのは見た目が気持ち悪いからで、カタツムリを退治しないのは気持ち悪くないからだと言えます。

カタツムリもナメクジも農家では害虫扱い

実はカタツムリは農家の人にとってはナメクジと全く同じ害虫であるため、農家では積極的に駆除をしています。

どちらも栽培している野菜、特にキャベツや白菜などのアブラナ科の野菜の葉っぱや新芽を好んで食べてしまい、放っておくと人が食べるところが無いほどボロボロにしてしまうことも珍しくありません。

またカタツムリやナメクジが通ったあとには寄生虫がついている恐れがあるため人への感染リスクを高めてしまいます。

無農薬の野菜を生で食べるときにはシッカリと水洗いをしてからにしましょうね。

家庭菜園で栽培している野菜や、鉢植えの植物の葉なども餌として食べてしまうため、カタツムリを見つけたら駆除するなどの対策をしたほうがいいでしょう。

また子供がカタツムリに触って遊んだ後はキチンと手を洗ったり消毒をさせましょう。

ではナメクジは塩をかけると溶けるから駆除の時に塩を使うことがありますが、カタツムリに塩をかけても駆除できるんでしょうか?

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ナメクジやカタツムリは塩では溶けない

ナメクジもカタツムリも塩をかけただけでは完全に駆除できたことにはなりません。塩で駆除したいなら、動かなくなったナメクジやカタツムリを踏み潰すなどしないとその場で完全には死にません。

なぜならナメクジやカタツムリに塩をかけると溶けるわけではなく、塩に水分を吸い取られて縮むだけだからです。縮んで小さくなったのが溶けたように見えるだけです。

そのまま放っておけばいずれ死にますが水分を得ると復活します。だから塩をかけただけで完全に駆除できたことにはなりません。雨が降ってくれば元通りですから。

ただ、カタツムリには殻があるため、塩によって水分が奪われそうになると必死に抵抗します。下の動画では塩に水分を取られるカタツムリが殻にこもって逃れようとし、水を与えられて復活する様子がよく分かります。

人間が水分を失うとミイラになって死んじゃいますが、ナメクジもカタツムリも水分を与えられてミイラから復活するなんて面白いですよね。

まとめ

いかがでしたか?あなたの疑問解消のお役に立てたでしょうか?以下にまとめておきます。

まとめ

  • カタツムリとナメクジは別の生き物です。
  • ナメクジは不快だから退治され、カタツムリは不快ではないから退治されません。
  • どちらも野菜を食べたり寄生虫を持っています。
  • どちらも塩をかけると水分を失い縮みます。溶けるわけではありません。

雨が多い季節でカタツムリやナメクジを見かけることが多くなりますが、彼らの見方が変わってきたでしょうか?最後までお付き合い頂きありがとうございました。

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