小学生の男の子が大好きな虫のNo.1といえば、カブトムシの右に出るものはいません。
田舎育ちの私は、子供の頃に夏が来ればカブトムシを捕まえに山へと入っていったものです。
あなたが大人なら同じ様な思い出はありますか?あなたが子供ならカブトムシを触ったことはありますか?
でもかっこいいけどなかなか捕まえられないのが難しいところです。「なんか簡単に捕まえる方法ってないの?」って声が聞こえてきそうですね。
そこで調べてみたらありましたありました!とても簡単にカブトムシを捕まえる方法がありましたので大紹介しちゃいます!
ぜひ最後までお付き合いくださいね。
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カブトムシを捕まえる方法
カブトムシを捕まえるのに最もいい方法は、ズバリトラップを仕掛けておくことです。
トラップと言っても難しいものではありません。カブトムシが好きな甘い汁を木の幹に塗っておくだけです。
夕方に仕掛けておくと、たった3~4時間で数匹~十数匹ものカブトムシが寄って来て大量ゲット!
以下に作り方をご紹介しますので、是非チャレンジしてみてください。
最強バナナトラップの作り方
一番効果が高いと思われるのがバナナトラップです。必要な材料と作り方をご説明しますね。
- バナナ(一本)
- 砂糖(大さじ1)
- 焼酎(適量)
- ジップロック
バナナを1~2cm程度の暑さに切ってジップロックに入れます。砂糖と焼酎を入れてジップロックの口を閉じ、上から潰して2日間放置して出来上がり。
刷毛でカブトムシがいそうな木の幹に塗っておけばものの2時間ほどでドンドン寄ってきますよ。
でもこれは包丁を使いますし、準備に少し時間が必要なところが難点です。時間をかけずに準備したいのならこんな方法もありますよ!
最も簡単なトラップはこちら
最も簡単なものとしては、メープルシロップをそのまま使うか黒砂糖をお湯で溶いたものを使うかのどちらかです。刷毛で木の幹に塗っておくだけで効果があります。
一手間かけて、焼酎を加えると更に高い効果が期待できます。
バナナトラップもそうですが、アルコールを加えることで匂いの拡散が広くなりより広範囲からカブトムシがやって来るんですね。
でもご注意を!こうしたトラップを塗ればどこでもカブトムシがやって来るとは限りません。カブトムシが活動する期間や時間、いそうな木の種類、出会いやすい場所があるんです!
時と場所を選んで捕まえに行こう
闇雲に探し回ったりトラップを仕掛けても簡単には採れないのがカブトムシです。カブトムシが活動する時期や時間、場所があるんですね。続いてはこうした情報をご紹介します。
時期と時間はここがベスト
カブトムシを取りやすい時期は7月中旬から8月下旬頃、時間は夜7時から10時頃がベストです。
もちろん、暑い地方ではブトムシの活動期間が長いため、6月中旬から9月中旬までOKの所もあります。逆に寒い場所では8月のごく限られた期間しか捕まえられない所もあります。
年によっても変わり、冷夏の年はなかなか見つけられなかったり、猛暑の夏にはたくさん採れたりします。
いずれにせよ最も効率的に捕まえられるのは7月中旬から8月下旬の7時から10時ころです。
トラップを使うのならば3時間前の夕方4時頃に木の幹に塗っておくのが良いでしょう。
早朝の4時から7時頃でも捕まえることはできますが、安全のためにやめておいた方がいいでしょう。早朝はスズメバチが活動的になっていてに襲われる危険性が高いのがその理由です。
カブトムシがいる木の種類
カブトムシがいる木はクヌギ、コナラ、シラカシ、アラカシなどです。どの木も樹液を出すのでカナブンや蛾などがいるかも知れません。
クヌギの木はこの様な樹皮です。灰褐色の樹皮に縦じわが刻まれたようなものです。
クヌギの葉と実はこのようなものです。これを探しましょう。
コナラの木の幹と葉はこの様な感じ。幹はクヌギと似ていますがもっとゴツゴツしています。
シラカシの幹と葉です。
続いてアラカシの幹です。
コナラ、カシが付ける実はドングリですので、このような実が地面に落ちていればその木が目標の木のどれかの可能性が高いです。ただし新しい実はまだ落ちていないはずですので、去年の実が落ちていないか探してみましょう。
さて、こうした木は田舎の雑木林にしかないんでしょうか?いいえ、そうではありません。都会でもこんな素敵なカブトムシ捕獲スポットがあったんです!
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東京でもこんなところにいる
実は東京都区内は自然が意外と豊かで、カブトムシが集まるスポットが結構あるんです。区内のカブトムシスポットを3箇所ご紹介します。順次ご覧ください。
等々力渓谷公園
住所 東京都世田谷区等々力1-22、2-37~38
アクセス 東急大井町線「等々力」駅から徒歩 3分
成城三丁目緑地公園
住所 東京都世田谷区成城3丁目16番38号
アクセス 小田急線「成城学園前」駅から徒歩 15分
東京都立砧公園
住所 東京都世田谷区砧公園・大蔵1丁目
アクセス 東急田園都市線「用賀」駅から徒歩 10分
では最後にカブトムシを取りに行くときの注意点を解説します。安全に捕獲するための情報ですので、ぜひ最後まで読んでくださいね。
カブトムシを捕まえるときの注意点
カブトムシを捕まえる時には以下の点に注意していきましょう。
- 必ず大人が同伴する
- 黒い服を避け、白っぽい服を着ていく
- 長ズボンにスニーカーは必須
- スズメバチや蛇を見たら静かに立ち去る
以下、それぞれの事柄について詳細をご覧ください。
子供だけで行動するのはNG
万が一の危険に備えて、大人の同伴は絶対にしましょう。ただでさえ夜遅い時間に暗い森に入っていくのです。無理は禁物、子供だけでの行動はNGです。
大人に付き添ってもらえるように事前にキチンと日程調整をしておきましょう。
服装は白っぽいもので
黒い服装はスズメバチに襲われる恐れが高くなるため、白っぽい服装で行きましょう。
トラップを仕掛けた場所にはスズメバチも寄ってくるかもしれません。知らずに近寄っただけで刺されて大変なことになりますので、できるだけ刺される可能性を少なくしておきましょう。
長ズボンとスニーカーは必須
下半身は長ズボンとスニーカーは必須です。ズボンはジーンズなど厚手のものにしましょう。これは蛇に噛まれる恐れがあるからです。
暑くても短パンにビーチサンダルは絶対にNGです。またマムシなど危険な蛇は深い草むらの中に潜んでいるため、こうした所も避けて通りましょう。
スズメバチや蛇とは戦わない
スズメバチや蛇がいたら無理をしないで静かにその場を離れましょう。そこでカブトムシを捕まえることは諦めてください。
トラップを仕掛けてあるなら、スズメバチも液を舐めることに夢中ですぐには襲ってこないはずです。叩いて殺そうとすると怒って仲間を呼ぶ事が考えられるので、逃げるのが一番ですよ。
こちらの記事を読んで捕まえたカブトムシの飼育にもトライしてみましょう。
まとめ
いかがでしたか?夏の夜には大人も子供も一緒になってカブトムシを捕まえに行くなんて、ちょっとワクワクしませんか?個人的には東京都区内にもカブトムシを捕まえられる場所があることが衝撃的でした!
それでは今回の記事の内容をおさらいしておきましょう。
- バナナトラップを仕掛けることでカブトムシを簡単に捕まえることができます。
- メープルシロップや黒砂糖を溶かしたものでも代用できます。
- 時期は7月から8月、時間は夜7時から10時ころがベストです。
- 午後4時頃にトラップを仕掛けておきましょう。
- カブトムシのいる木はクヌギやコナラなどです。
- 東京都区内のスポットをご紹介しました。
- 捕まえに行くときの注意点をご紹介しました。
これで今年の夏の自由研究のテーマは「カブトムシの捕まえ方」で決まりかな?そうするなら、試しにやってみてから自由研究にまとめてみてくださいね。
最後までお付き合い頂きありがとうございました。
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