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カブトムシの土のコバエ対策!マットの替え方や臭いの原因も紹介

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カブトムシの土からコバエがわいた?

それは大変です。コバエは成虫になってすぐに交尾して卵を産むため、放置しておくとどんどん増えていきます。最悪の場合には家の中がコバエだらけってなるおそれもあります。

カブトムシを飼育している人にとって、コバエの対策は永遠のテーマと言っていいものです。この記事ではカブトムシの土から発生するコバエの対策をご紹介します。

マットの替え方やマットから発する悪臭も関係していますので、合わせてご覧下さい。

それではぜひ最後までお付き合いくださいね。

カブトムシの土のコバエの対策

カブトムシを飼育する土のコバエの対策を考えるとき、大きく分けて二つの方法があります。

  • コバエの発生を予防する方法
  • コバエが発生してしまった時の対象方法

まず明記しておきたいのは、カブトムシを室内で飼育する際にコバエの発生を完全になくすのは不可能です。

なぜならば、コバエはほんのわずかな隙間からでも屋内に侵入してきます。そのうえ、市販のカブトムシ飼育用のマットの中にも小バエの卵が混入していることがあるからです。

市販のマットであっても、こうした虫の卵の混入を完璧に防止することはできないんですね。

家庭内でどれほど気をつけていても完全に小バエが侵入することを防ぐのは無理だと思って下さい。

こうしたことを前提とした上で、カブトムシの飼育ケースでのコバエの発生の予防法と発生した時の対策、それぞれについて解説していきますね。

コバエの発生予防の方法

コバエの発生を予防する方法には次の二つがあります。

  • 飼育ケースの蓋にシートを挟む方法
  • コバエ防止専用の飼育ケースを使用する方法

まずは飼育ケースの蓋にシートを挟む方法です。

挟むシートは市販の虫除けシートが最適ですが、手近にあるものとしては新聞紙を挟むことで代用とすることも可能です。

とりあえずは新聞紙を蓋の下に挟んでおいて、ホームセンターなどで専用の虫除けシートを購入するかAmazonで注文して届くのを待ちましょう。

この虫除けシートは400円程度で販売されています。

次にコバエ防止用の飼育ケースです。

これからカブトムシを飼育する方には専用の虫除け用の飼育ケースを購入して使用することをお勧めします。

既にカブトムシの飼育をしている場合は、土の入れ替えなどが手間になるので前述の虫除けシートで十分だと思いますが、これからの方はぜひ虫除け機能が付いたケースを使ってみましょう。

価格もそれほど高価ではありません。Amazonで中サイズのものが1,000円以下で販売されています。

これらを利用して気をつけていてもコバエが発生してしまったら、もう何らかの方法で対処するしかありません。続きをご覧下さい。

コバエが発生してしまったら

コバエが飼育ケース内部で発生してしまったら、外に出てくる前に殺してしまう必要があります。

そのためには次のような手順でコバエを撲滅しましょう。

  1. 市販のコバエとり製品を購入
  2. 密閉空間にコバエとり製品を設置
  3. すぐ隣にカブトムシの飼育ケースを置き、蓋を開ける
  4. 空間を密閉して半日ほど放置

その後、様子を見て密閉空間を空けてみて、コバエがいなくなっていたら終了です。まだいるようなら再び密閉してしばらく様子を見ましょう。

密閉空間を作るには、飼育ケースより大きい段ボール箱などを利用しましょう。その様なものが無ければどこかの部屋を閉め切って使いましょう。

注意点としては、密閉した空間が高温になりすぎないように気をつけておくことです。エアコンなどで温度管理をしないとカブトムシにも悪影響が出るかもしれませんからね。

逆にやってはいけない方法は箱の中にスプレーの殺虫剤を直接噴霧することです。

これをするとコバエを殺すことはできます。ただし殺虫剤の薬液がカブトムシにかかったり土に付着したりしますので、やはりカブトムシに悪影響が出ます。最悪の場合カブトムシが死ぬおそれもあります。

さて、コバエの成虫は殺しても土に幼虫や卵がまだ残っているかもしれません。そんな時には土を入れ替えることが必要になります。続いてはその方法をご覧下さい。

カブトムシの土の替え方

カブトムシの土の替え方を解説していきますね。

カブトムシの土を替えるときに必ずやっておくことは、ガス抜きと呼ばれる作業です。

マットを開封したら、飼育箱に入れる前にビニールシートなどに広げて丸一日天日干しをしておきます。

これをしておくことで土の中にこもっているイヤな臭いを抑えたり、醗酵のために温度が高くなっているのを落ち着かせる効果が期待できます。

逆に開封してすぐに飼育箱に詰めてしまうと、ガスが充満してカブトムシが弱ってしまいます。幼虫の場合は土から出てきてしまったりもします。

カブトムシがすぐに土になじむために、ガス抜きは必ずやっておきましょう。

さて、ガス抜きをちゃんとしたのに後から土が臭いを発することもあります。その原因と対応方法を続けて解説していきます。

カブトムシの土の臭いの原因と対応

カブトムシのマットから臭いがするようになった場合、おおよそ三つの原因が考えられます。

  • カブトムシがこぼした餌がマットについて腐った
  • カブトムシの糞がたまってきた
  • マットが再発酵し始めた

どの場合でも、基本的には土の入れ替え時だと考えるべきです。

そのままにしておいて臭いが取れることはありません。その臭いが原因でまたコバエが発生するおそれもあります。たまった糞や腐った餌は放置しておくと病気の原因にもなります。

同時に、餌こぼしが原因ならば餌皿や餌台を安定した形状の物に替えてやりましょう。

唯一、マットが再発酵している場合には再びガス抜きをしてやることで臭いを抑えることができる可能性があります。ただそれも一時的な処置ですので、近いうちにマットを交換する必要はあるでしょう。

まとめ

いかがでしたか?

カブトムシを飼育するときにコバエ対策は永遠の課題です。カブトムシにとってより良い環境で飼育してあげたいですね。

それでは今回の記事の内容をおさらいしておきましょう。

まとめ

  • カブトムシの土からコバエがわくのを予防する方法をご紹介しました。
  • コバエが発生してしまったときの対処法をご紹介しました。
  • 土を替えるときにはガス抜きの作業は必須です。
  • カブトムシの土から臭いがする時の対処法をご紹介しました。

かわいがって飼育しているカブトムシが元気に過ごしてくれると嬉しいです!

最後までお付き合いいただきありがとうございました。

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