かれこれ15年ほどマンション住まいの私はの夏の趣味は、ベランダのプランターで朝顔やゴーヤを育てることです。
朝顔ってなかなか楽しいですよ。7月中旬に開花の最盛期を迎えて、多い朝は20ほども綺麗な花を咲かせてくれます。
あなたも子供の頃に朝顔を育てたことはありませんか?
小学生でも手順を踏めばキチンと育つ朝顔ですが、いつ頃種をまくのが最適なのでしょうか?種まきの際のコツや注意点は?こうした疑問に応えるためにリサーチしてみました。
ぜひ最後までお付き合いください。
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種まきはGW後
朝顔の種まきの時期はゴールデンウィークの後が最適です。緑のカーテンなど大きく育てたいならGWの直後、観賞用に小さく育てたいなら6月上旬でも十分に間に合います。
4月の間はまだ急に冷え込むことがあるため、早すぎる種まきは発育障害を引き起こすおそれがあります。やはり十分に気温が上がった頃を見定めて種まきをするのが良いでしょう。
種まきの手順と注意点
種まきをする際には下の手順で行うようにします。
- 土作り
- 芽切り
- 種を水に浸す
- ポットに種まき
- 定植
それぞれの注意点を詳しく見ていきましょう。
土作りの注意点
花壇に植えるなど、露地で育てる場合には2週間前に土作りをします。これは必要なものを混ぜてから発酵させる期間が必要なためです。
赤玉土、腐葉土、籾殻練炭、川砂を5:3:1:1の割合で配合し、花壇に撒いて寝かせておきます。
より簡単な方法としては、ホームセンターに専用の土が売られていますので購入して使用することも出来ますよ。
芽切りで発芽しやすくする
芽切りとは、種の硬い殻に傷をつけて発芽しやすくしておく下処理のことです。
ヘソの上辺りの丸い部分をヤスリなどで削ります。殻の内側にある白い部分が透けて見えるまで削るのがポイント。
この下処理をしておくと双葉になる確率を大幅にアップさせることが出来ます。
種を水に浸しておく
この処理は必ずしも必要はありませんが、やっておくと種の数が少ないときにより確実に発芽させることができます。
タッパーなど蓋つきの容器に綿やキッチンペーパーなどを入れて少量の水を加えます。その上に芽切りをした種を乗せて蓋をします。気温が15度~20度くらいで安定している場所を探してそこに置いておきます。
数日で白い根を伸ばしてきますので、次の処理へと移行します。
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種はポットで発芽させるのが吉
種は育てる予定の3倍くらいの数を一つずつポットに蒔いて発芽させる方法がいいでしょう。
ポットに土を入れ、指で1~2センチほどの深さに穴を開けます。そこに種を入れて上から土をかぶせ、手で軽く叩いて水をたっぷり与えておきます。
穴に種を入れる時は、既に根が出ている場合は根が下になるように、そうでない場合は丸い部分が上になるようにするのがコツです。
数日で発芽しますが、なかなか殻が落ちないようなら湿らせたティッシュを殻の上にかぶせて湿らせてからそっと殻を引き抜いてください。
双葉を出した後、本葉を2~3枚つける頃に花壇やプランターに定植します。
力強く育っている上位1/3の苗だけを選んで定植しましょう。結果として元気な朝顔を早く育てることができます。弱々しい苗は可哀想ですがサヨウナラしましょう。
ポットで発芽させない場合は、花壇やプランターの土に30センチ以上離して穴を開け、一つの穴につき種を3つ撒きます。発芽したらしばらく様子を見て、最も強いものを残して発育の悪いものは間引きましょう。
定植の前に元肥を混ぜる
抵触する前に、土に元肥を混ぜておきます。肥料はホームセンターなどで販売しています。リン酸、カリウム、窒素がバランス良く配合されているものを選ぶと花、葉っぱ、根の成長のバランスが良くなります。
定植そのものは難しくありません。花壇またはプランターに適度な大きさの穴を開け、ポットから土ごと引き抜いて穴に入れ、土をかぶせて手で軽く押さえます。水もたくさん与えておきましょう。
まとめ
いかがでしたか?朝顔を育てるのは難しくないので、ぜひチャレンジしてみてほしいと思います。以下にまとめておきます。
まとめ
- 種まきはGWの後、暖かくなってきた頃に行います。
- 土作り、芽切り、水に浸す、ポットに種まき、定植の順に行います。
- 土作りは2週間前に済ませておきます。
- 芽切りをすることで発芽を促します。
- 根が出るまで水に浸しておくとより確実に発芽させることができます。
- 種まきは根を下に、または丸くなっている方を上にします。
- 定植前に土に元肥を混ぜるのがコツです。
最後までお付き合い頂きありがとうございました。
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