修学旅行が近づいて来ると気分が暗くなる人って少なくないと思います。それは乗り物酔いをする人。
気持ちはとっっってもよく分かります。私も18歳の頃まで乗り物に弱くて、バスに乗って5分で気分が悪くなり10分で嘔吐していましたからね。
そんなバスに酔わない方法があるとしたら、あなたは試してみますか?乗り物酔い歴18年を経験した私が、バスに長時間乗っても酔わなかった時の経験を踏まえてご紹介していきます。
合わせて乗り物酔いに良い飲み物や食べ物、気分が悪くなったときの対処法も紹介するので、ぜひ最後までお付き合いくださいね。
修学旅行のバスで酔わない方法!
修学旅行のバスで酔わないようにする方法をご紹介していきます。
最も大切なことは友達とおしゃべりをしたり普段は目にしない外の景色を眺めて心から楽しむことです。
ありきたりな話ですが、時間が経つのを忘れるくらい楽しむことができれば自然と酔わないうちに目的地に到着している事が多いものです。
このように楽な気分でバスの移動を楽しむためにできることには次のような手段があります。
- 座席は前から2列目あたりの窓際にしてもらう
- 最も仲の良い友達と隣同士で座ってもらう
- 前もって友達と話す会話のネタをたくさん考えておく
- 自分でもちょっと大袈裟と思えるほど敢えて大はしゃぎする
- バスが曲がるときは曲がる方向のできるだけ遠くを見る
- バスがバックするときも窓の外の遠くを見る
このように、自分から楽しい雰囲気を作るように努めれば周りの人たちも乗っかってくる可能性が高くなります。一度盛り上がってしまえばもう盛り上げ役は他の人に任せても自然と楽しくバス移動の時間を過ごせますね。
前から2列目あたりの座席をおすすめするのは、バスの揺れが最も小さくなるのはこの辺りだからです。
また、乗り物酔いは周囲の景色のギャップが原因とする説があります。車内の景色は止まっているのにバスの外はすごい速さで後ろに流れていきますよね。
この二つのスピードのギャップに脳が混乱することで気分が悪くなると言うわけです。だからバスが走っている最中もほとんど動きを感じない遠くの景色を眺めていると乗り物酔いを抑えられるんですね。
バスで乗り物酔いをする行動はこちら
逆に、以下の事をすると乗り物酔いをしやすくなるので乗車中は控えるようにしましょう。
- 本や雑誌を読む
- スマホの画面を見つめる
- 進行方向と逆方向に長時間顔を向ける
- 静かにして黙っている
本、雑誌、スマホを見つめるとすぐに酔ってしまうのは、バスの車内では頭が揺れているため視点が定まらずに脳が混乱を起こすからだといわれています。
頭や体を後ろに向けているのも同じ事で、これもやはり脳の混乱を引き起こして気分を悪くしてしまう行為ですので気をつけましょう。
また、静かにしていると自分の内面の不安を直視することになります。
黙って自分の内面を見つめていると「バスに乗っていると乗り物酔いするのではないか」という不安が増大していき乗り物酔いを引き起こすので、明るくおしゃべりをする事に努めましょう。
ちなみに、スマホを修学旅行に持っていくこと考えている人はこちらの記事を参考にしてみて下さいね。
乗り物酔いの対策になる飲み物や食べ物は?
乗り物酔いの対策になる飲み物としては次のような物が挙げられます。
- ミントティー
- しょうが入りの紅茶
- ジンジャーティー
- 炭酸飲料
こうした清涼感のある飲み物は、胃の不快感を軽減して気分をリフレッシュしてくれる効果があるので乗り物酔いの対策にいいんですね。
水筒にこのような飲み物を入れて持参し、30分ごとに一口程度飲むようにすると気分転換になりますよ。
合わせて、乗り物酔いに良いとされる食べ物は次のような物です。
- ミント系のキャンディーやガム
- レモン
- 梅干し
飲み物と同様に、さっぱりした物を食べる事で気分をリフレッシュできるので乗り物酔いに効果を発揮します。
ただし、修学旅行のバス内では飴やガムなどを口に入れることは禁止している学校もあるはず。
こうした場合には事前に担任の先生に事情を話して許可をもらっておく必要があります。親から電話で相談をすると、厳しい担任の先生でもダメとは言いづらいので許可を得やすくなりますよ。
乗り物酔いで気持ちが悪いときの対処法!
対策をしていたのに乗り物酔いになってしまったとき、オススメできる方法は次のものです。
- 「乗り物酔いメガネ(シートロエン)」をかける!
「乗り物酔いメガネ」とは、フランスの自動車メーカーであるシトロエン社が開発したメガネで、乗り物酔いが治る効果があるんです!
商品名は「シートロエン(SEETROEN)」というもので、シトロエンの車のショールームで販売しています。価格は16,200円と安くはありませんが効果抜群という評判です。
元は船で働く人の船酔い対策で開発されたアイテムを、バスなどの乗り物酔い用に改良して製品化されました。
使い方は至って簡単です。乗り物に酔ったと感じたらメガネを装着するだけです。普通のメガネをかけている人もその上から装着可能です。装着したらスマホの画面などに視線を固定して待ちます。
するとあら不思議、10分程度で頭痛や気持ち悪さといった乗り物酔い特有の嫌な症状が治まってくるという訳です。
この「乗り物酔いの症状が出てから装着する」という使い方が画期的!これまでは「乗り物に酔ってしまったら車を降りる以外に対処法はない」と思われてきましたからね。
「メガネをかけて一点を見つめる」という使い方も乗り物酔いを増幅しそうな気がしますが、これで効果があるんですよ。
フランス国内でのみ販売していたのが話題となり、2019年に日本でも発売される運びとなりました。
購入にはシトロエンのショールームに足を運ぶか、シトロエンのオンラインショップで注文を受け付けてくれます。下にリンクを貼っておきますね。
余談ですが、中学校時代に修学旅行で「いろは坂」をバスで通った時のことでした。ひどい乗り物酔いをした私を見て運転手さんがバスを停車し、「この薬を飲むと良いよ」と飲ませてくれたものがあります。
その薬はのどにキツく、焼けるような感じでしたが何とか飲み干しました。その後、乗り物酔いとは違う感覚で頭がクラクラしてすぐに眠ってしまいました。
運転手さん、あれは何の薬だったんですか?www
まとめ
いかがでしたか?
私自身も高校生の頃まで乗り物酔いにはとても悩んできました。あなたにはぜひ乗り物酔いとオサラバして欲しいと願っています。
修学旅行のバスで盛り上がるバスレクのアイデアはこちらの記事で紹介していますよ。
こちらは修学旅行関連の記事のまとめです。情報満載ですので旅行前にぜひ一読してみて下さいね。
それでは今回の記事の内容をおさらいしておきましょう。
- 修学旅行のバスで酔わないためには楽しい気分で盛り上がるのが一番です。
- 乗り物酔い対策になる飲み物や食べ物をご紹介しました。
- 気分が悪くなったら装着するメガネ「シートロエン」という製品をご紹介しました。
修学旅行は中学校や高校で一度だけの大切な思い出です。ぜひ思いっきり楽しんできて下さいね!
最後までお付き合いいただきありがとうございました。
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