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旅行のお土産を上司には別途渡すべき?渡し方や渡すタイミングは?

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旅行に出かけるときに頭の片隅に留めておくべきなのは、お土産のことです。同僚、上司、ご近所さん、親戚など渡すべき相手はたくさんいますが、あなたは職場にお土産を持っていきますか?

特に仕事の上司に対してお土産を渡すのかはとても難しい問題です。クッキーなど全員に渡すお土産でいいのか、それとも別に用意した方がいいのか悩んじゃいますね。

そんな悩みがあるあなたには今回の記事をぜひ読んでいただきたい。合わせてお土産の渡し方や渡すタイミングも解説して行きます。

それではぜひ最後までお付き合いくださいね。

旅行のお土産を上司には別途渡すべき?

旅行のお土産を特定の上司や同僚にだけ別途用意して渡すのは、他の人から尋ねられても明確に答えられるような場合だけにしておきましょう。それには次のようなケースが考えられます。

  • 新婚旅行などの記念旅行に祝い金をいただいた
  • 旅行の有給休暇取得で特別に配慮してもらったり迷惑をかけたりした
  • 直近の仕事で特にお世話になった

こうした場合には、他の人から「なぜあの人だけ別途のお土産があるの?」と聞かれたとき、「◯◯の仕事で助けてくれたからだよ」とか「新婚旅行にご厚志をいただいたからだよ」などと明確な理由を答えられます。

これが、「いつもお世話になっているから」とか「尊敬しているから」などといった曖昧な理由だと、「俺もふだんからフォローしてるのに俺にはないのか」とか「上司にごまをする嫌な奴」などと思われるおそれがあります。

このように、別途のお土産を渡すはっきりした理由が見当たらない場合には例え直属の上司であっても特別にお土産を渡すのは難しいでしょう。

こうした場合には、職場の同僚全員に渡すために購入したお土産を渡せば問題はありません。

旅行のお土産の渡し方

旅行のお土産を上司に渡す方法は次のようにするのが良いでしょう。

  • 上司のデスクに持参して、旅行から帰った事を報告しながら手渡す

特別に準備したお土産の場合も、同僚全員に渡す物と同じものの場合もこのような渡し方をした方が良いでしょう。

渡す際には、次のように言いながら渡すことを心がけましょう。

例:「◯◯課長、先日は私の仕事のフォローに入っていただき大変助かりました。お盆休みを利用して家族で◯◯に旅行してまいりましたので、これは私と妻からです。つまらない物ですがお納め下さい。」

例:「◯◯主任、先日は新婚旅行へのご厚志を頂きありがとうございました。おかげさまで妻ともども旅行を満喫することができました。これは私たち夫婦からの心ばかりのお土産です。どうぞご家族で召し上がって下さい。」

このように声に出して言えば、その相手にだけ特別にお土産を渡す大義名分がはっきりしますので、まずはお礼を言ってから渡すことを心がけましょう。

一方、全員に渡すお土産は次のような渡し方が考えられます。

  • 朝、早めに出社して全員のデスクに一つずつ配付する
  • 一人一人に声をかけながら配る
  • 給湯室などに「旅行のお土産です。お一つずつどうぞ。」などと張り紙をして自由に取ってもらう

これらのどの方法でも失礼にはあたりません。職場の雰囲気などによりどの方法を選ぶかを考えておきましょう。

多少のおしゃべりが許されている職場で、同僚とコミュニケーションを取って交流を図りたいのなら声をかけながら配る方法が良いでしょう。旅行の土産話などで会話が弾むかもしれません。

逆に厳しい雰囲気の職場で、仕事の邪魔をしたくないのなら早朝にデスクに配付する方法が良いでしょう。

デスクには何もおかずに帰宅する事が義務づけられている職場であれば、全員が使うであろう給湯室などにいつでも手を伸ばせるように用意しておきましょう。

旅行のお土産を渡すタイミング

旅行のお土産を渡すタイミングは次のようにします。

  • 旅行から帰った直後の出社の日
  • 始業の前など、できるだけ早く

旅行のお土産などは渡すタイミングを逸するとどんどん渡しづらくなり、結局次の日になってしまったりします。

それは社会人としてとても恥ずかしいことなので、旅行直後の出社後には渡せるタイミングをはかることに集中しましょう。

朝はどの仕事場も忙しいものです。そのような状況下で旅行という私的なことで声をかけるのが憚られる気持ちも分かります。

でも思い切って1分だけ時間をもらうつもりで声をかけてサッと渡してしまいましょう。上司もこうしたことを喜びこそすれ、「忙しい時に何だ!」などと怒り出す人はいないでしょう。

逆にお土産をいただいた場合のお礼の仕方はこちらの記事をご覧下さい。

まとめ

いかがでしたか?

旅行のお土産ってなかなか悩む物ですが、相手が上司となるとなおさらです。ご紹介したように別途のお土産を渡す原則をきちんと把握しておけば迷うことはありませんね。

それでは今回の記事の内容をおさらいしておきましょう。

まとめ

  • 旅行のお土産を職場の特定の人にだけ別途わたすのは、渡す理由が明確な場合のみにしましょう。
  • こうしたお土産を渡すのは、デスクに持参してお礼を言いながら渡しましょう。
  • 職場の全員に渡すお土産は、職場の雰囲気などにより声をかけながら直接渡しす方法や各自で取ってもらう方法などがあります。
  • お土産を渡すタイミングは、旅行直後に出社した日の始業前などできるだけ早くしましょう。

連休明けなどはお互いにお土産を持参し合えるような和気藹々とした職場でありたいですね。

最後までお付き合いいただきありがとうございました。

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