私が今住んでいるのはマンションの5階で、4月に引っ越してきた時にはとても快適でいい部屋だと思っていました。
それなのに、6月に入ると妙にコバエが多くなり鬱陶しいな、なんて思っていたんです。
ある日、生ゴミを捨てていたバケツを開いて戦慄しました。蓋の裏にハエがたかっていたんです!ギャー!コバエの原因はこれだったんだ!
あなたも意外なところからハエが大量発生して困った経験はありませんか?あいつらって頭の近くでブンブン、本当に五月蝿いですよね。
そんなハエを退治する手軽な方法はあるのか?調べてみたらいろいろと出てきました。中には驚くような方法もありました!
それでは最後までお付き合いくださいね。
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ハエを退治する簡単な方法
あの不快なハエを退治するための手軽な方法をご紹介します。すごく意外な方法でびっくりすると思いますよ。
- 匂いでおびき寄せて捕獲
- ドライヤーの風をあてる
- レジ袋をで捕獲
- 消臭スプレーを吹き付ける
ご紹介するのは以上4点です。下の2つはハエに苦手意識がある人でも比較的やりやすいんじゃないかな?
どれも家庭にあるものを使いますので、新たに特別な道具などを購入する必要はありません。
それでは続けてお読みください。
匂いでおびき寄せて捕獲
アルコールや砂糖などの匂いでトラップを作り捕獲する方法をご紹介します。作り方は以下の通り。
材料
- 500mlのペットボトル
- カッターナイフ
- 日本酒または料理酒
- 砂糖
- みりん
下の写真のようにカッターナイフを使ってペットボトルに切込みを入れ、できたギザギザは内側へと押し込みます。
切り込みは3cmくらいの長さがいいでしょう。
酒、砂糖、みりんを混ぜた溶液をペットボトルに入れます。
できあがり。
ハエは糖分などの匂いにつられて侵入し、匂いの発生源にたかる性質があるのでこれを利用する訳ですね。代わりに水とめんつゆを混ぜた液体を使っても効果があります。
ギザギザの切込みのために外から入ることはできても中から出ることはできません。
切込みではなく下の写真のような形にしても出にくくできますよ。
ペットボトルを切るのが面倒なら、そのままでもOKです。酒のアルコールで足が滑るためやはり外へはなかなか出られません。
続いてはさらに簡単な方法です。
ドライヤーの風をあてる
ハエがどこかに止まったタイミングを見計らってドライヤーを「強」にして風を当てます。そのまま掃除機で吸い込むだけです。
ハエは強風に飛ばされないように、強い風を感じると抵抗して物にしがみつく性質があります。この性質をうまく利用した賢い退治方法ですね。
吸い込まれたハエは高確率で掃除機の内部で死にますが、出てくるのが心配な人はホースを取り外して中に殺虫剤を吹きかけ、口をビニール等で塞いでおきましょう。
続いてはまたまた簡単、しかもハエに強い嫌悪感を持っている人でもできそうな方法です。
レジ袋で捕獲
ハエが飛んでいる空間に向かってレジ袋を適当に振り回します。すぐにキャッチできますので、袋の口を結んで捨てます。たったこれだけです。
簡単でしょ?これなら叩いて潰したりすることもないのでハエ嫌いな人でもできそうな気がしませんか?しかもドライヤーや掃除機といった道具を出す必要すらありません。
近頃はスーパーでの買い物はエコバッグを利用することが多いので、コンビニのレジ袋を捨てずにとっておきましょう。こんな意外なことにコンビニ袋が役立つなんてビックリですね。
最後にご紹介するのはさらに意外な方法です。
消臭スプレーを吹き付ける
ハエに向かってファブリーズやリセッシュなどの消臭スプレーを吹き付けることで弱らせて動きを鈍くさせることができます。
すぐに死ぬようなことはなく時間をおくとまた元気に飛び回ってしまいますので、弱ったところを叩いて殺すか捕まえるかして捨ててしまいましょう。
叩くのが嫌な人はホウキとちりとりで捕まえてビニール袋に密閉して捨てちゃいましょう。
実は消臭スプレーには「界面活性剤」という成分が含まれています。この成分がハエの気孔に作用して呼吸を妨げる効果があるんですね。
界面活性剤はシャンプーやボディーソープ、食器洗剤などにも配合されています。ゴキブリにママレモンをかけると死ぬという話を聞いたことないですか?あれはまさに界面活性剤の働きなんですよ。
まさか試す人はいないと思いますが、飛んでいるハエにママレモンをかけようとすると部屋中ベタベタになって後始末がとんでもないことになりますのでご注意を。
さて、ハエってどこにでもいますが、一体どこで湧いてくるのか把握しておけばそもそもの発生を抑えられる気がしませんか?
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ハエの発生源の対策
ハエはゴミや腐敗した食べ物、動物の死骸などから発生してきます。より具体的な発生場所と対策法は以下の通り。
- 家庭内の生ゴミのバケツ等 ⇒ 生ゴミのバケツにハエが入らない工夫
- 屋根裏や床下にあるネズミ等小動物の死骸 ⇒ 駆除業者に依頼
- 路上や近隣の山中などにある鳥獣の死骸 ⇒ 行政に依頼
これらの対策をとることでハエの発生を抑えることができます。続いては家庭の内外それぞれで可能な方法をご紹介します。
家庭内での発生源対策
家庭では生ゴミのバケツが発生源となりえます。生ゴミはハエが入らないように蓋付きのものに捨てましょう。
生ゴミを完璧に管理しているのにハエが多い場合は、屋根裏や床下などにネズミの死骸がある事が考えられます。専門の駆除業者に依頼して、死骸ごとネズミを一掃してもらうとハエもいなくなりますよ。
屋外の発生源対策
路上に動物の死骸を発見した時は#9910に電話をして連絡をしましょう。自治体の環境事業所が処理に動いてくれます。#9910は国土交通省の道路緊急ダイヤルで24時間対応、かつ通話は無料です。
また、会社や学校などでも妙にハエが大発生することがあります。こうした時には、恐らく近くの林とか山の中に鳥獣の死体があり、そこから来ていることがほとんどです。
自治体が管理する公園などで鳥獣の死体を発見したら市役所等の環境事業部に電話をして相談をすればすぐに対応してくれます。
私有地にある動物の死骸は土地の所有者の責任となるため、自治体では対応できません。土地の所有者に連絡をして確かめてもらい処理をしてもらうことに期待しましょう。
さて、そもそもハエを家に入れないスマートな方法ってないんでしょうか?調べてみたらこんな方法がありました!
ハエを家に入れない方法
ハエはミントの香りを嫌うため、水とミントオイルを混ぜたものをスプレーで撒いて部屋に香りをつけるとハエが寄ってこなくなります。
人間にとっていい香りでもハエにとっては近寄りたくもない嫌なニオイなんですね。一石二鳥でおすすめの方法です。
ミントオイルはハッカ油と同じもので、ドラッグストアなどで販売しています。
同時に料理酒、みりん、お酢など匂いのする調味料の蓋がきちんと閉まっているいるかチェックしましょう。ハエの嫌うニオイを撒いても、寄ってくるニオイがしていたら相殺されちゃいます。
ハエを退治する方法や家に近寄らせない工夫は以上です。これで五月蝿いハエとオサラバできるといいですね。
そもそもコバエがどこから湧いてくるのか、こちらの記事にまとめました。もちろん対策も書いてありますので参考に読んでみましょう!
余談ですが、「五月蝿」と書いて「うるさい」と読むなんてちょっと洒落ています。これについてはこちらの記事もお読みください。
まとめ
いかがでしたか?ハエを退治するのに家にあるものだけでこんな方法があるなんて面白くなかったですか?個人的にはコンビニ袋の方法はすごく意外で、盲点を突かれた気がしました。
それでは今回の内容のおさらいをしておきましょう。
まとめ
- ハエを退治する手軽な方法4点を紹介しました。
- 他の対策としてはハエの発生源をなくす事があります。
- ハエを家に入れない方法としてはミントオイルを撒く方法があります。
これで鬱陶しいハエのブンブン攻撃に悩まされずに済みそうかな?今年はさっそくこれらの方法を実践して、清潔で快適なクールサマーを送りたいものですね。
最後までお付き合い頂きありがとうございました。
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