健康

子供のアレルギー検査はいつから可能?何科で受ける?費用は?

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子供って何に対してアレルギーがあるか分からないから、親としては心配の種は尽きません。

とくに小さな赤ちゃんの場合、早いうちに検査を受けさせるようにした方が良いのかとか、離乳食の前に検査をした方が良いのかとか気になっちゃいますね。

そんな子供のアレルギー検査はいつからできるのか?という疑問に対して解説をしていきます。合わせて、何科に相談をすれば良いのか、また費用はどの程度かかるのかといった事にも答えていきますよ。

それではぜひ最後までお付き合いくださいね。

子供のアレルギー検査はいつから?

子供のアレルギー検査は生後6ヶ月くらいから受けることが出来ます。

ただし、生後6ヶ月になったら必ず受けさせる訳ではありません。

生後6ヶ月と言えばそろそろ離乳食を始めようかという時期。様々な食材に少しずつチャレンジしていく中で、食事の後数時間以内に次のような症状が繰り返し現れたら検査を受けることを考えましょう。

  • 口のまわりなどの皮膚がじんましんのように赤く腫れる
  • 呼吸が苦しそうになる
  • 咳が出る
  • 下痢をする
  • 食べた物を吐く

離乳食を始めた時期には赤ちゃんの様子を特に注意深く観察しましょう。すると、特定の食材を食べた後でこれらの症状が出ることがあるかもしれません。

同じものを食べて同じ症状が出るなら危険信号だと考えられます。そんな場合には検査を受けさせる必要があるでしょう。

逆に、特にこうした症状が見られないのであれば検査も不要ということになります。ただし成長してからアレルギーの症状が出ることもあるので、高校を卒業する頃までは注意が必要です。

赤ちゃんがアレルギー症状を起こしやすい食材

特に赤ちゃんがアレルギーの症状を現すことが多いのは次のようなものです。

  • 小麦(パンなど)
  • ナッツ類(ピーナッツや落花生など)
  • 甲殻類(エビやカニなど)
  • そば

離乳食を始めてから1歳半くらいまでの期間にこれらのものを少しずつ試し、症状が繰り返し出たら医師に相談をして検査を受けさせるようにしましょう。

なお卵、小麦、乳については離乳食を食べさせていく間に少しずつ試していけば大丈夫です。

一方でナッツ類、甲殻類、そばについては離乳食を卒業するまでは口に入れさせないように注意しましょう。

これら3点の食材を試す時には次のことに注意をしておきましょう。

  • ナッツ類は1歳からピーナツバターなどペースト状のものから試していく。粒のまま食べられるのは3歳から。
  • 甲殻類はよく加熱したものを1歳頃から試していく。
  • そばは特に重いアレルギー症状が出やすいので、最初は少量のそば湯を飲ませるか一口程度食べさて様子を見る。

また、アレルギーが出るかも知れないことを必要以上に恐れてこれらのものを全く食べさせないのも良いことではありません。適切な時期に口にさせてみて反応をきちんと観察し、把握することが大切なんですね。

子供のアレルギー検査は何科に頼む?

前述のように、赤ちゃんにアレルギーの症状が見られたらまずはかかりつけの小児科に相談をします。

その後、そのまま同じ小児科で検査をしてくれるかもしれませんし、医師の判断で他の専門医に紹介状を書いてくれるかも知れません。

最も注意しなければいけないのは、素人の判断で適当な科に子供を連れて行くことです。悪くするとたらい回しにされて子供が体力を消耗してしまう羽目になります。

そんなことにならないように、まずは子供の様子をよく把握しているかかりつけ医の判断を仰ぐ事が大切なんですね。

子供のアレルギー検査にかかる費用は?

子供のアレルギー検査にかかる費用はおよそ2万円前になる事が多いようです。ただし、赤ちゃんにアレルギーの症状が出た後でかかりつけ医に相談し、検査をうけるようにすることをおすすめします。

というのは、症状が出てから検査に行く場合には健康保険が適用されるために通常の受診と同様の3割負担となります。その結果として窓口での支払いは2万円程度になることが多いわけです。

これが「症状は出ていないがアレルギーがあるか知っておきたい」という場合には保険適用とはなりません。そのため6~7万円ほどの請求をされることになります。

さらに、お住まいの自治体によっては子供の医療費支給といった制度を実施しているところもあります。少ない負担で受診できるかも知れ真円ので、自治体の役場に事前に問合せをして把握しておきましょう。

まとめ

いかがでしたか?

小さな子供はとてもデリケートですぐに体調を悪くするので、特に離乳食を始める頃には親としてはアレルギーのことがとても心配になってしまいますね。

でもまずは少しずついろんなものにチャレンジをしてみて、症状が出るかどうかの見極めをすることが大切なんですね。

それでは今回の記事の内容をおさらいしておきましょう。

まとめ

  • 赤ちゃんのアレルギー検査は生後6ヶ月くらいから可能です。特定の食材で同じ症状が繰り返し出るときに検査を受けさせましょう。
  • 子供のアレルギー検査を受けるときは、まず第一にかかりつけの医師に相談をしましょう。
  • 子供のアレルギー検査は症状が出てから受ければ2万円程度の費用となります。

子供の世話をするのは大変ですが、我が子が健やかに成長していくために親として正しい知識を持って臨みたいものですね。

最後までお付き合いいただきありがとうございました。

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