台風が来ると屋根瓦や看板などが飛ばされることで様々な被害を被る恐れがあります。
普段は露天の駐車場に駐めている愛車も、台風の時には対策をしないとこうした被害に遭う恐れがあります。
私自身、数年前の台風では知らないうちに愛車の屋根と側面にひどく傷をつけられたことをよく覚えています。
傷だけで済むならまだいいですが、ガラスに固いものが当たってヒビが入ったりしたら大変な事になりますね。
こうした台風の被害を最小限に抑えるために出来る対策とはどんなものか?また台風の被害は保険が適用されるのか?などの疑問に対して解説をしていきます!
ぜひ最後までお付き合いくださいね。
台風の時に車に傷をつけない対策!
台風の時に車を傷から守る対策として考えられるものには以下の方法があります。
- 車にカバーを掛けておく
- しっかりした屋根のある立体駐車場を借りて一時避難する
この様な対策で台風時にも愛車を傷から守る事ができます。
車カバーは4,000円~5,000円ほどで販売されていてコスパも高いと思いますね。全体をスッポリと覆ってくれるので木の枝など軽いものが飛んできた程度ならばしっかりと愛車を守ってくれます。
ただし、重量があって固いもの(屋根瓦、植木鉢、看板など)が飛ばされてきて車に当たった場合はカバーでは車を守り切れないかも。上から落ちてきたり勢いよく当たってボディがへこむかも知れません。
こうしたことが心配ならば屋根のある立体駐車場に一時避難する方法がおすすめです。
有料と言っても24時間で2,000円程度で打ち切りの料金が多いので、費用面で大きな負担になる事はありません。車の傷を修理するのに数万円から十数万円がかかることを考えると、そうならないための投資としては格安と言えます。
有料駐車場を探すときの注意点としては建造物に入れるタイプの駐車場を選ぶことです。こうした駐車場にはビルの中に入れる立体駐車場やエレベーターの様に機械で出し入れをする駐車場などがあります。
どちらもきちんとした壁と屋根で覆われているため、ものが飛んできて車に傷がつく心配は皆無です。
逆に選んではいけないのは地下駐車場です。台風による大雨で地下に雨水が流れ込んで冠水した結果、車が完全に故障してしまう恐れがあるからですね。
さて、台風の時に心配なこととして車のガラスが割られないかということもあります。その対策を続けてご覧下さい。
台風から車のガラスを守る対策!
台風の時に車のガラスを守る対策として、前述した車カバーを掛ける方法や立体駐車場に一時避難する方法は有効です。
万が一どちらも間に合わない場合、せめて車のガラスだけでも守る対策をしておくことをおすすめします。それには次の方法があります。
- ガラスに段ボールを貼り付けておく
これだけでも、何か風で飛ばされてきてガラスに当たったときにひびが入るリスクを抑えることが出来ます。
車のガラスは家庭用窓ガラスとは異なり、硬いものが当たってもすぐに粉々に砕け散ることはありません。ヒビが入っても穴になってしまう心配はほぼ皆無と言えます。
ただ、被害を受ける場所がフロントガラスの真ん中だったりすると、ヒビで視界が遮られるために運転することが出来なくなる恐れがあります。
たとえボディーが傷ついたりへこんだとしても運転に支障がでることはありません。
しかしガラスのヒビはこのように車の運転そのものの障害となる恐れがあるため、台風襲来の時には特にフロントガラスを中心にきちんと対策をしておく事が肝心です。
台風による車の被害は保険適用できる?
あらかじめ車両保険に加入していれば、台風により車に被害が出たときに保険が適用されます。契約内容にもよりますが、次のようなケースでは多くの場合で保険適用となります。
- 近隣から木の枝や屋根瓦が飛んできてボディに傷がついた
- ガード下や地下駐車場の冠水で水没した
- 豪雨による土砂崩れに巻き込まれた
- 駐車場の立木が倒れて車に当たった
- 強風で車が横転した
こうした場合、契約内容に従い数万円から数百万円の保険金が支払われることになります。
ただし注意しておきたいのは、車両保険の加入は任意だという点です。任意であるため、車両の購入の時に加入しなかったケースも多くあります。
普段は使う事が無く、車両保険の加入・未加入について覚えていない方も多いはず。
加入のきっかけとしては、任意の自動車保険の加入の時にディーラーなどのすすめに従って車両保険をつけるケースが多いので、自動車保険の保険証を見るか保険会社に問い合わせるかして契約内容をよく確認をしておきましょう。
まとめ
いかがでしたか?
愛車も大切な財産の一部です。台風などの災害の時には車だって被害に遭う恐れがあるので、事前にきちんと対策をして最小限の被害にとどめておきたいものですね。
それでは今回の記事の内容をおさらいしておきましょう。
- 台風時に車を傷から守る対策として、車カバーを掛けることや屋内駐車場などに一時避難することが揚げられます。
- 窓ガラスはものが当たってヒビが入ると走行不能になる恐れがあるため、特に念入りに対策をしておきましょう。
- 任意の車両保険に加入していれば、台風による車の被害は保険の適用対象となります。
秋の台風シーズンには愛車もキッチリと保護して、いつまでも大切に乗り続けたいですね!
最後までお付き合いいただきありがとうございました。
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