この10年ほどはハロウィンが秋の定番イベントとして定着してきました。
同時に、子供達がお菓子をもらいにご近所の家庭を訪ね回ったりする微笑ましい光景を見る機会も増えましたね。
でもお菓子を子供にあげるときはいくつか注意しておくべきポイントがあります。アレルギーに配慮するのもそのひとつです。
ではハロウィンのお菓子で注意するポイントとはどんなことか?アレルギーに対応するにはどんなお菓子にすればいいか?などなどをまとめました!
ぜひ最後までお付き合いくださいね。
ハロウィンで子供にお菓子をあげる時のポイント!
ハロウィンで近所の子供や友達の子供にお菓子を渡すときには次の点に注意をしましょう。
- 子供は「トリックオアトリート!」と言ってくるので「ハッピーハロウィーン」と言いながら渡してあげましょう。
- 訪ねてきたのが見知らぬ子供でも快くお菓子をあげるようにしましょう。
- アレルギーがある子供でも食べられるものを用意しておきましょう。
実は3点目が極めて重要なポイントです。
続いてはお菓子とアレルギーの関係について詳しく解説していきます。
ハロウィンのお菓子はアレルギーに注意!
前述したように、ハロウィンで配るお菓子はアレルギー反応を起こす恐れが少ないものを選ぶようにしましょう。
食物アレルギーを持っている子供は、主に次のような反応を見せることがあります。
- 皮膚症状・・・・かゆみ、じんましん、むくみ、湿疹など
- 呼吸器症状・・・くしゃみ、鼻づまり、咳、呼吸困難、喘鳴など
- 粘膜症状・・・・目の充血、かゆみ、涙目、口や舌の違和感、腫れなど
- 消化器症状・・・下痢、吐き気、嘔吐、血便など
- 循環器症状・・・脈が速い、乱脈、手足が冷たい、チアノーゼ、血圧低下など
- 神経症状・・・・元気がない、ぐったり、意識朦朧、糞尿をもらすなど
つまりアレルギーの症状とはどこに現れてもおかしくない訳ですね。中には呼吸困難、血圧低下、意識朦朧などの生命に危険が及ぶ恐れのある症状も含まれています。
不特定多数の子供にお菓子を配ることになるハロウィンなどでは、こうしたリスクを可能な限り回避する努力をする必要があります。
そうした事実を作っておかないと、後々で非常に困難なトラブルに巻き込まれる恐れがあります。
そこでご紹介したいのは、子供が食べてもアレルギー症状がでるリスクが極めて小さいお菓子です。続けてご覧下さい。
子供用のお菓子はアレルギー対応で!
子供が食べてもアレルギー反応を起こすリスクが少ない市販のお菓子には次のようなものがあります。
- 不二家 アンパンマングミ
- 亀田製菓 やさしいハッピーターン
- 亀田製菓 ハイハイン
- ブルボン プチポテトうすしお味
これらのお菓子は全て小麦粉、卵、乳の不使用が明記されています。
小麦粉、卵、乳といえば子供がアレルギー症状を起こす原因物質(アレルゲン)の代表格。渡した子供の口にこれらが入るリスクがゼロというのは渡す方としても安心感が高いですね。
小麦粉、卵、乳の他にも、子供がアレルギーを起こしやすい物質には次のようなものがあります。
- 甲殻類(エビやカニなど)
- 果物類
- ナッツ類
- そば
- 魚類
甲殻類や魚類などは一見お菓子には使う事は無さそうな気がします。でもえびせんに使われているエビの例もあるし、おつまみ系のお菓子には小魚が入っていることもあります。
「昨夜のお父さんのおつまみが残っているから」なんて安易な理由でこうしたお菓子を不用意に配ることは絶対にないようにしましょう。
また生菓子には果物やナッツなどを高確率で使います。さらにお土産系のお菓子にはそば粉を固めて揚げたものなども普通に販売されています。
これらのお菓子や食材がハロウィンで配るものに紛れ込まないように十分に気をつけて用意をしておきたいですね。
まとめ
いかがでしたか?
ハロウィンって見知らぬ子供の突然の訪問があったりして、大人にとってもちょっと戸惑うことが多いイベントです。
訪問される側は安全なお菓子を用意し、訪問する子供達が元気でハロウィンを楽しめるように配慮をしておきたいものです。
それでは今回の記事の内容をおさらいしておきましょう。
- ハロウィンでお菓子を子供にあげるときに注意する点を解説しました。
- ハロウィンで配るお菓子でアレルギー症状がでる事がないように配慮しましょう。
- アレルギーの症状が出るリスクが小さい市販の商品を紹介しました。
お菓子をもらった子供達が大人になったとき、同じように子供達にお菓子をあげる時にはこうした配慮を真似してくれるかも知れませんね!
最後までお付き合いいただきありがとうございました。
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