健康

日焼けの仕組みを簡単に分かりやすく解説してみたよ!

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梅雨があけると強い日差しが戻ってきて本格的な夏が来ますね。女性のお肌にとっては強い日差しは大敵!日焼け予防を考える季節です。

でも実は梅雨明けから日焼け予防をしていたのでは遅いって知っていましたか?

日光の紫外線は3月から急激に強くなり始め、6月にピークになります。梅雨のジメジメした時期でそらは曇っていても、紫外線は地上に降り注いであなたのお肌を攻撃しているんですよ!

「日光が日焼けの原因なのは知っているけど、その仕組ってどうなっているんだろう?」なんて考えたことはないですか?

なぜ日光にあたると日焼けをするのか?なぜ皮膚が赤くなったり黒くなったりするのか?日焼けを続けるとどうなる?防止するには?などなど、あなたの疑問解消のお役に立つためにリサーチしてみました!

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日焼けの原因は紫外線

日焼けは皮膚が紫外線を浴び続けた結果として起こります。紫外線により、まずは皮膚が赤くなり、時間を置いて黒くなっていきます。

その理由を説明する前に前提として、人体に作用する紫外線は紫外線A波(UVA)と紫外線B波(UVB)に分けられることを覚えておいてください。

日焼けで赤くなる理由

日焼けで赤くなるのは、紫外線A波が真皮まで届いて皮膚に赤斑を起こさせるからです。これをサンバーンと言います。

表皮、真皮とは?
人間の皮膚は一番上にある表皮と、その下に隠されている真皮に分けることが出来ます。真皮には膠原線維(コラーゲン)や弾力線維(エラスゲン)が含まれ、これらにより皮膚は瑞々しく、かつ弾力を保っていることができるのです。わずか0.02mmの表皮がその真皮を紫外線B波により破壊されないように守る役割を担っています。

紫外線に当たって数時間後には作用が現れ、軽度の場合には皮膚のかゆみや痛み、重度の場合には水疱を作ります。

これは軽い火傷と同じものです。長時間紫外線に当たった後は水で冷やすなどして皮膚の下にたまった熱を放出させるようにすると症状を和らげることが出来ます。

日焼けで黒くなる理由

日焼けで黒くなるのは、紫外線B波の作用により表皮の中でメラニン色素が作られるからです。これをサンタンといいます。

表皮は4つの層に分かれています。上から角質層、顆粒層、有棘層、基底層となっており、新陳代謝により常に新しい層が生み出され、下から上へと押し上げられて古くなった角質層は垢となります。

紫外線B波の多くは角質層で防がれますが、下へ届いてしまった紫外線は基底層が防いでくれます。基底層にはメラノサイトという部分が含まれ、このメラノサイトに紫外線が当たることでメラニン色素が作られて基底層に沈着します。

このメラニン色素の作用により、紫外線に当たってから3日程度で皮膚が黒く変色してくる訳です。

日光でシワ、シミができる理由

日焼けがシワやシミの原因になると言われるのは、長期間紫外線に当たり続けた結果としてシワやシミができるためです。

上に記したように、紫外線A波は真皮まで届いてサンバーンとなるだけでなく、膠原線維や弾力繊維を破壊することで皮膚のみずみずしさや弾力を奪ってシワを作ってしまいます。

日の当たる外で働く人たちが年は若くても皮膚にハリが無かったりシワが多くなるのはこのためです。

またシミができるのは、紫外線B波により表皮のメラノサイトが常にメラニン色素を作り出す状態となり、新陳代謝により新しい基底層が作られる一方からメラニン色素が沈着していくためです。

ではどのようにすればシワやシミを防ぐことができるのでしょうか?

シワ、シミを防ぐためにできること

続けてシワやシミを作らないように私たちにできることを解説していきます。

日焼け防止グッズで日光を遮断

日傘、防止、サングラスなどで皮膚に直射日光が当たらないようにするだけでもサンタン、サンバーン防ぐことが出来ます。

日焼けは日光に当たり始めて25分で始まるため、思ったより直射日光の下で活動できる時間は少ないものなのです。それならば最初から日に当たらないように隠しておくのは有効な方法です。

食べ物に気をつけて

ビタミンA、C、Eを含む食べ物を摂取することでシワ、シミを防ぐことが出来ます。それぞれを多く含む食べ物を紹介します。

ビタミンA
うなぎ、卵黄、バター、かぼちゃなど
ビタミンC
柑きつ類、芋類、大根、海苔、緑茶など
ビタミンE
胚芽米、玄米、植物油、豆類、サンマなど

ただし、ビタミンCが良いからとなんでも良いわけではありません。レモン、ライム、セロリ、パセリ、春菊などを多く食べて日光にあたると逆にシミが出来てしまう原因となりますので注意してください。

まとめ

いかがでしたか?日焼けの仕組みについて、あなたの疑問解消のお役に立てたでしょうか?以下にまとめておきます。

まとめ

  • 皮膚に紫外線を当てることで日焼けが起こります。
  • 紫外線A波は火傷と同様に数時間で皮膚を赤くします。
  • 紫外線B波によりメラニン色素ができて数日で皮膚が黒くなります。
  • シワやシミになるのは継続的に紫外線にあたった結果です。
  • 日光を遮断したり、食べ物に工夫をすることでシワ、シミを防ぐことが出来ます。

暑い季節に元気に活動をしてもシワやシミを作らないように気をつけながら行きたいですね!最後までお付き合い頂きありがとうございました。

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