私、夏の趣味は朝顔やゴーヤを育てることなんですよ。
特に毎朝たくさんの花を咲かせてくれる朝顔に水をやる時、なんとも言えない愛着を感じています。植物って可愛いですよ。(*´ω’*)
あなたのご家庭ではなにか植物を育てることはありますか?
蔓性の植物といえば夏にグリーンカーテンを育てることが流行っていますよね。
でも朝顔でグリーンカーテンを作ろうとしたけどうまく行かなかった、なんて経験がありませんか?
それではグリーンカーテンを育てる時にスカスカにしないためのコツとは何か?私の経験を踏まえてご披露します。
ぜひ最後までお付き合いくださいね。
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朝顔のグリーンカーテンをスカスカにしないコツ
朝顔でグリーンカーテンを作る時にスカスカにしない為のコツはズバリ以下の点にあります。
- プランターは深さ30cm以上のものを選ぶ
- 摘心をする
- 肥料はバランスの良い配合のものを選ぶ
以下、順番に詳しく解説をしていきます。
プランターはできるだけ大きいものを選ぶ
まず、プランターは最低でも深さ30cm以上のものを選びましょう。そして縁から2cmくらいまで土を入れます。
プランターが浅すぎると成長した朝顔が根を十分に張ることができず、ツルも高くまで伸びていきません。花や葉の付き方も貧弱になってしまいます。
また土を縁から2cmまで入れるというとかなりギリギリに見えますが大丈夫。朝顔の世話をするうちに土が締まって少し低くなっていきますので、それを見越した上での高さが縁から2cmなんです。
植える種同士は間に最低でも20cmの間隔をとりましょう。成長してくると互いに根を張りますので、20cmが最小限の間隔です。できれば30cmくらいは取りたいですね。
なお、朝顔の種まきについてはこちらを参考にどうぞ。
摘心で子ヅル、孫ヅルを育てる
摘心とは伸びているツルをあえて途中で切断し、ツルの枝分かれを作ることです。朝顔に適度な摘心を施すことで子ヅルや孫ヅルがどんどん増えて緑のカーテンの成功に近づきます。
最初の摘心は親ヅルに本葉が5枚程になったら行います。
少し可愛そうですが、下の4枚の葉を残して上は思い切ってチョキン!と切ってしまいましょう。
葉がツルから出ている部分をよく見ると、小さい芽がありますよね。残った葉のうち、上の2枚の根本についている芽もチョキン!葉を切っちゃダメですよ。
こうすることで下の葉についている芽が休眠状態から目覚めてくれます。2~3日で伸び始めて子ヅルになってくれますよ。
子ヅルにも同じ処理を施します。これで一つの株から孫ヅルが4本伸びることになります。一つのプランターに2株植えればツルが8本。プランター2つで16本です。
大切に育てればこれでも十分に綺麗なグリーンカーテンに育ちますよ。また、摘心をすることはきれいな花をたくさん咲かせるようにするためにも必須です。
朝顔を育ててグリーンカーテンに失敗するのは、まずここで躓いていることが多いんですよ。
摘心をしないためにツルが一本だけズルズルと上へ伸びていき葉っぱもスカスカ、花もつかない、となってしまいます。
きれいなグリーンカーテンにするために思い切って心を鬼にして摘心作業をしましょう。
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肥料は成分のバランスの良いものを選ぶ
朝顔に与える肥料は6:6:6とか8:8:8などと同じ数字が3つ並んだ表示のある物を選びましょう。
この数字の意味は、肥料の主成分である三要素が同じ比率で配合されていますよ、という意味です。
肥料の三要素とは窒素、リン酸、カリウムです。植物が生長するために欠かせない栄養素なんですね。
窒素とは葉や茎の生長を促す栄養素です。不足すると葉が黄色っぽくなり生長が鈍くなります。与えすぎると葉の緑が濃くなりたくさんの葉が出ますが病気に弱い株になります。
リン酸とは花や実を大きく育てる栄養素です。不足すると古い葉が黒っぽくなります。また不足しても与えすぎても花が咲く数が少なくなります。
カリウムとはしっかりした根を育てる栄養素です。不足すると根腐れを起こしやすく、新しい葉が小さくなります。与えすぎると葉が黒ずんできます。
どれも朝顔の健やかな生長には欠かせませんが、過不足になるとうまく育てることができずにグリーンカーテンになってくれません。
葉や花の様子を注意深く観察しながら肥料を与えるようにしましょう。
まとめ
いかがでしたか?あなたの疑問解消のお役に立てたでしょうか?以下にまとめておきます。
まとめ
- 朝顔でグリーンカーテンを作るにはプランター選び、摘心、肥料が重要です。
- プランターはできるだけ深いものを選びましょう。
- 摘心とは植物のツルをあえて途中で切ることです。
- 適切な摘心を施すと子ヅル、孫ヅルがどんどん出てきます。
- 肥料は三要素のバランスが良いものを選びましょう。
今年の夏はグリーンカーテンを育ててクールサマーと行きたいですね。最後までお付き合い頂きありがとうございました。
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