あなたは6月にどんなイメージを持っていますか?
梅雨、父の日、夏至など、パッと思いつくのはその程度ではないでしょうか。
「6月は祝日もないし雨が多いし、何となく地味で強い印象がない月だよな」なんて思っていませんか?
私も同じように思っていました。でも調べてみると、意外に様々なイベント、行事、記念日があったんです!
6月にはどんなイベントがあるの?行事や記念日は?などなど、気になる疑問をリサーチしてみました。是非最後までお付き合いくださいね。
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6月の主なイベント、行事、記念日
6月は祝日はありませんがイベント、行事、記念日は意外なほどたくさんあることが分かりました。以下に一覧にしましたので御覧ください。
6月のイベント
- 上旬 YOSAKOIソーラン祭り(北海道)
- 上旬 1000000人のキャンドルナイト@OSAKA CITY SUmmer(大阪府)
- 上旬 スペイン料理祭 in kokoka(京都府)
- 上旬 嵐山若鮎祭(京都府)
- 上旬 つがいけサイクルクラシック(長野県)
- 上旬~中旬 小岩菖蒲園まつり(東京都)
- 4日 吉井どろんこ祭り(群馬県)
- 10日 熱海海上花火大会(静岡県)
- 10日~16日 時のウィーク(兵庫県)
- 中旬 ふるさと多古町あじさい祭り(千葉県)
- 中旬~下旬 神楽女湖花しょうぶ観賞会(大分県)
- 下旬 サロマ湖100キロウルトラマラソン
6月の行事
- 1日 衣替え
- 4日~10日 歯の衛生週間
- 6日 芒種
- 11日 入梅
- 21日 夏至
- 30日 宵越しの祓
6月の個々の行事については別記事にしましたので参考にこちらもどうぞ。
⇒ 衣替えの時期で春はいつ頃がいい?夏服は?スーツや制服はどうする?
6月の記念日
- 2日 横浜開港記念日
- 10日 時の記念日
- 第3日曜日 父の日
- 16日 和菓子の日
- 23日 慰霊の日(沖縄県)
- 28日 貿易記念日
父の日に関しては別記事にしましたのでこちらもご覧ください。
⇒ 父の日の由来は?日本にはあの国から渡ってきた!
以上が6月の主なイベント、行事、記念日です。その中から面白そうなものを幾つかピックアップしてご紹介していきます。
熱気あふれるYOSAKOIソーラン祭り
1992年の初開催以来、年を追うごとに認知度が上がり今やすっかり全国的イベントとして成長したYOSAKOIソーラン。最初は10チーム、1,000人のみの参加で観客動員は20万人から始まりました。
その後25年以上の歴史を重ね、毎年300チーム前後、参加者3万人、動員数200万人という札幌の一大イベントとして発展しました。
北海道の民謡であるソーラン節と高知県のよさこい踊りをミックスするという斬新なアイデアは、北海道大学の学生が母の見舞いで高知県を訪れた際にみたよさこい踊りの躍動感に感動して作られました。
参加のルールはただ2つ。
- 鳴子を手に持って踊ること
- 曲の中にソーラン節のフレーズを入れること
コレさえ守っていればあとは基本的に自由な発想で曲も踊りも組み立てることができ、若者の自己表現の場として迫力ある集団パフォーマンスが展開されていきます。
2017年の決勝ステージの動画をリンクしましたので御覧ください。
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芒種は季節を表す言葉
前述の行事一覧の中に「芒種」とありますが、これは二十四節気の一つで季節を表す言葉です。二十四節気とは夏至、冬至、春分、秋分などと同じで一年を24の細かい季節に分けたものです。
芒種は6月6日前後で、西日本ではこの頃が梅雨入りの目安になります。
そもそも「芒」とは稲や麦などの種の突起の部分のことで、元は種まきの時期の目安とされていました。そのため農家の人にとっては「これから忙しくなる」という意味合いの日でもありました。
現在では種まきは芒種よりも早く行わるため農作業の上での意味はありませんが、季節のうつろいを感じる節目としては覚えておくと面白いかもしれませんね。
昔から行われていたといえば、記念日のなかには1000年も昔に起源を遡るものもあるって知ってましたか?
時の記念日は天智天皇に関係がある
6月10日は時の記念日です。あまり有名ではない記念日ですが、1920年に始まって100年近くにもなります。6月は祝日がないため時の記念日を祝日にしようという動きもありますが実現はしていません。
時の記念日は当時の東京天文台と生活改善同盟会の主導で、「時間をきちんと守り、欧米並みに生活の改善・合理化を図ろう」という理念のもとに始まりました。
なぜ6月10日かというと、この日に日本で最初の時計を天智天皇が設置したという記録が文献に残されているからです。以下は日本書紀の記述と現代語訳です。
置漏尅於新臺。始打候時動鐘鼓。始用漏尅。此漏尅者天皇爲皇太子時始親所製造也、云々。
(漏剋(ロコク=水時計)を新しい台に置きました。初めて候時(トキ)を打ちました。鍾鼓(カネツヅミ)を轟かせました。初めて、漏剋を用いました。この漏剋は天皇が皇太子になった時に、初めて自ら製作したのです。云々。
古い歴史を保つ日本では、祝日や記念日も実は古いエピソードが元になっているものがたくさんあります。記念日の元となった逸話を調べてみるのも面白いものですね。
一方、古くはありませんが多くの人が強く想いを寄せている次のような記念日もあります。
沖縄では慰霊の日は大切な記念日
6月23日の慰霊の日は沖縄県にとってはとても大切な記念日となっています。
この記念日は1945年6月23日に沖縄における組織的戦闘が終結した日とされています。第32軍司令部の自決をもって戦闘が終了したと見なされ、1961年に占領下の琉球政府で独自に慰霊の日として制定されました。
1972年の本土復帰後には祝日からは外されましたが、その後74年に沖縄県の条例で県として正式な公休日となりました。
摩文仁の丘にある平和祈念公園では沖縄前戦没者追悼式が行われ、平和祈念資料館やひめゆり平和祈念資料館は入場無料となります。
⇒ 沖縄県の慰霊の日は休みになる?ウチナンチュにとって特別な日だった
まとめ
いかがでしたか?あなたの疑問解消のお役に立てたでしょうか?以下にまとめておきます。
まとめ
- 6月のイベント、行事、記念日の主だったものを一覧にしました。
- イベントの中から札幌のYOSAKOIソーラン祭りをご紹介しました。
- 行事からは芒種をご紹介しました。
- 記念日からは時の記念日と沖縄県の慰霊の日をご紹介しました。
6月にもこんなに様々なことがあるんですね。最後までお付き合い頂きありがとうございました。
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