ぷらっとこだまと高速バスは割安で旅行ができるサービスの代表のようなものです。
あなたはこのどちらかを試してみたことはありますか?ないのならどちらに魅力を感じますか?
私が20歳前後の頃はスキーブームで、深夜の高速バスを利用して友人とスキーツアーに出かけたりしていました。中年となった今だとバスで寝て翌日にスキーなんてとてもできそうにないですけどね。
そんなぷらっとこだまと高速バスのどちらを利用するか迷っている人向けに、両者の金額や乗車時間を比較してみました。
それだけでなくさらに細かい特徴の違いまでご紹介しますので、ぜひ最後までお付き合い下さいね。
ぷらっとこだまと高速バスの比較!
ぷらっとこだまと高速バスではどちらがお得かを徹底的に調べてみると、次の結論になります。
- 料金が安いのは高速バス!
- 乗車時間が短く快適なのはぷらっとこだま!
こうした結論に到った理由を以下に説明していきます。
まずは誰もが最も重要視する料金と乗車時間について比較しながら見ていきましょう。
乗車地 | ぷらっとこだま | 高速バス | |
料金 | 名古屋 | 8,300円~ 10,500円 |
1,900円~ 6,800円 |
京都 | 10,300円~ 13,100円 |
2,000円~ 9,800円 |
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大阪 | 10,500円~ 13,500円 |
1,900円~ 9,000円 |
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乗車時間 | 名古屋 | 2時間50分 | (夕方)5時間20分 (深夜)7時間40分 |
京都 | 3時間40分 | (深夜)6時間30分~7時間30分 | |
大阪 | 4時間 | (深夜)8時間10分~9時間 |
(注1:ぷらっとこだまの料金は繁忙期(年末年始、GW、お盆)と通常期で異なります。また普通車とグリーン車でも異なります。)
(注2:高速バスの料金は繁忙期、通常期、平日、祝休日、祝休日の前日など細かく設定されているためバラツキが大きくなっています。)
料金は当然ながら高速バスが安く、その差は最大で5倍以上!
しかしながら乗車時間はもちろんぷらっとこだまのほうが短く、その差は2倍前後!
2018年12月現在、高速バスの料金が最も安いのは12月前半の火曜日、水曜日あたりです。需要が少ないんでしょうね。逆に高く設定されているのはGW中、5月2日~5日あたりです。
GW中となると当然ながらどちらも予約が取りづらい状況が想定されますので、予定が立ち次第できるだけ早く予約を取ってしまいたいところ。
実はぷらっとこだまは1ヶ月以上前から予約を取る裏技があります。料金設定についてもより具体的に紹介してあるので興味のある人はこちらの記事からどうぞ。
続いてはそれぞれのサービスの特徴について、更に詳しく解説を加えていきます。
さらに細部まで比較してみた
ぷらっとこだまと高速バスの細部まで比較してみると次のような事が言えます。
- ぷらっとこだまは家族連れで旅行をする場合に向いています
- 高速バスは若者が一人や少人数で旅行をする場合に向いています
それぞれのサービスの特徴を検討するとこのような結果となります。なぜこう言えるのか、両者のメリットとデメリットを比較してみました。
ぷらっとこだまのメリットとデメリット
ぷらっとこだまのメリットは以下の通りです。
- 新幹線では最も遅いこだまだが、高速バスより遙かに短時間である
- バスよりも座席に余裕があり疲れにくい
- グリーン車ならさらに快適
- 事故や渋滞の心配がほとんどないため予定通り発着する
- 無料Wifiやコンセントなどがある
- トイレにいつでも行くことができる
さすがに新幹線だけあって車内のサービスは充実していますね。またこだまとはいえ新大阪から東京までたった4時間しかかかりません。時間もお金も節約できるのがぷらっとこだまだと言えます。
反対にデメリットは以下の通り。
- 高速バスより割高である
- ひかりやのぞみと違い車内販売がない
- 深夜には運行しないため、人によっては逆に時間が勿体ないと感じることもある
多くの人が重視する料金が高速バスより割高であるところが最も大きなデメリットだと言えます。
続いては高速バスについて詳細に見ていきましょう。
高速バスのメリットとデメリット
高速バスのメリットは以下の通りです。
- とにかく割安である
- 深夜発の便では寝ている間に目的地まで運んでくれる
やはり高速バスの魅力は何と言っても価格の安さです。また眠る場所を気にしない人にとっては、寝ている間に運んでくれるので時間の節約になりそうです。
一方でデメリットには次のようなものがあります。
- 座席が狭くて快適とは言えない
- 十分な睡眠が取れずに疲れを翌日に残すことが多い
- 天候の状況、事故、渋滞などで到着が大幅に遅れることがある
- トイレがない車両もある
- 乗車時間が長い
- エコノミー症候群も心配される
- Wifiが使える車両はまだ少ない
- コンセントがない
- 到着が早朝であるため、目的とする時刻まで時間を潰す必要がある
- 深夜に泣き出すおそれのある小さな子供には向かない
こうしてメリットとデメリットを併せてみると、高速バスは体力に自信がある若者向けのサービスであると言えそうです。
まとめ
いかがでしたか?こうして並べて検討してみると、あなたにとってはぷらっとこだまの方が良さそうでしょうか?それとも高速バスの方に魅力を感じるでしょうか?
私個人としては、快適に旅行ができるぷらっとこだまの方が良さそうな気がします。バスの座席だとなかなか寝付けないこともありますので。
それでは今回の記事の内容をおさらいしておきましょう。
- ぷらっとこだまと高速バスの料金、乗車時間を比較してみました。
- ぷらっとこだまは子供も含む家族連れ向き、高速バスは一人か少人数の若者向きです。
- それぞれのメリットとデメリットをご紹介しました。
こうして各交通機関が安いサービスを提供してくれることは私たち消費者にとっては嬉しいことですね。
最後までお付き合いいただきありがとうございました。
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