赤ちゃんの水分補給は、離乳食の始まりとともに考えなければいけない一大事です。
初めて赤ちゃんを育てるお母さんにとっては、おすすめの飲み物などをぜひ知りたいところでしょう。
そして量はどのくらいあげればいいのか?どんな方法で飲ませればいいのか?など分からないことだらけではないでしょうか。
そこで今回の記事ではおすすめの乳幼児用飲料、与える量、方法や注意点などをまとめました!
ぜひ最後までお付き合い下さいね。
赤ちゃんの水分補給のおすすめ
赤ちゃんの水分補給におすすめの飲み物は次のようなものです。
- 湯冷まし、白湯
- ノンカフェインの麦茶
- ベビー飲料
- 加熱してから冷ました牛乳
- 果汁入りジュース
などなど、これらのものを徐々に飲ませるようにしていきましょう。上にあるものほど早期に飲ませるものと覚えておいて下さい。
このように少しずつ与えるものの種類を増やすことで、離乳食と合わせて様々なものの味を覚えて徐々に飲めるものが増えていきます。
ベビー飲料とは、乳幼児用に糖質や塩分の量が調整されたジュースです。ドラッグストアなどで販売しているので探してみましょう。
牛乳や果汁入りジュースなどは1歳になる頃に上げるようにするのが良いでしょう。
赤ちゃんの水分補給の量の目安
赤ちゃんに与える水分量の目安は次のように覚えておきましょう。
- 1日の水分量はミルクと合わせて体重1kgあたり1000ml
- ミルクを除くと200ml~400ml
- 1回の量は最大で30ml
慣れてくると、赤ちゃんののどが渇いていそうなときにスプーンやストローで飲み物を口元に近づけてあげると自分から飲むようになります。
飲むのをやめたり顔を背けるようになったら満足した証拠です。しばらくは飲ませなくても大丈夫でしょう。
赤ちゃんの水分補給の方法
赤ちゃんの水分補給で最も覚えておきたいポイントは「少量をこまめに」です。
前述の通り、赤ちゃんは1回あたりに20ml~30ml程度しか飲みません。でもミルクや母乳以外の分量だけでも1日に200ml~400mlを飲みます。
計算すると10回から20回程度に分けて飲むこととなり、起きているうちは1時間に1回程度は何かを飲ませる事になりますね。
合わせて、これらを飲ませていく上で注意するポイントも下にまとめました。
- 生後6ヶ月の離乳食をはじめる時期に合わせて少しずつ飲ませるようにする
- 初期は40℃程度の温度に調節します。徐々に温度を下、下痢をしなくなったら常温にしましょう。
- 初期はスプーンで少しずつ与えるようにします。
- 慣れてきたらストローマグに入れて飲ませるようにしましょう。
- 湯冷ましや白湯は水道水の成分を抜くために20分以上沸騰させて人肌まで冷まします。
- ミネラルウォーターは「軟水」と表示されているものを使いましょう。
生後まもなくの乳幼児は胃腸もまだ弱く下痢を起こしやすいので、温度には特に注意をして与えるようにします。特に冷蔵庫で冷やしたものを不用意に与えることがないようにしましょう。
最初のうち、スプーンで口に入れてあげても吐き出したりします。一度に与える量が多すぎるとこのようになります。
これは赤ちゃんの口が小さかったりものを飲み込む機能が未発達なために起きることなので、吐き出してしまう場合には一度に与える量を少なくしましょう。
また、お茶などを与えようとしてもなかなか飲もうとしない場合があります。赤ちゃんにも好みがあり、好きではない味のものは積極的になりません。
こうした場合には麦茶をほうじ茶などに変えるとか、ベビー飲料の種類を変えてみるなどいろいろと試してみて赤ちゃんが積極的に飲むものを探していきましょう。
販売されているミネラルウォーターを使う場合は「軟水」という表示のものを選びます。
市販のミネラルウォーターは含有しているミネラルの量などにより軟水と硬水に分かれます。硬水は赤ちゃんにとって刺激が強く下痢になりやすいので使わないようにします。
まとめ
いかがでしたか?赤ちゃんが母乳やミルク以外のものを飲めるようになるまでには様々なことに気をつけないといけませんね。
特に夏の寝苦しい夜などには水分補給をきちんとして赤ちゃんの体調に気をつけたいですね。こちらの記事からどうぞ。
それでは今回の記事の内容をおさらいしておきましょう。
- 赤ちゃんの水分補給におすすめの物をご紹介しました。
- 量はミルクや母乳を除いて1日200~400ml、1回で最大30mlです。
- 赤ちゃんに飲み物を与える方法と注意点をご紹介しました。
いろんなの飲み物の味を覚えて健やかに成長してほしいものですね!
最後までお付き合いいただきありがとうございました。
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