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熱帯夜に赤ちゃんが起きるのはなぜ?冷房や服装の工夫を徹底解説

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熱帯夜となると赤ちゃんが起きる事が多くて、お母さん方はきっとお困りのことでしょう。

大人でも不快な気分を味わう熱帯夜です。体温調節が上手くできないと言われる3歳までの乳幼児にとって、その不快な気分は大人の想像以上なのかもしれませんよ。

ではそんな寝苦しい夜、小さな子供が起きてしまう原因と対策をご紹介していきます。

合わせて冷房の上手な使い方や服装についても解説していきますので、ぜひ最後までお付き合いくださいね。

熱帯夜に赤ちゃんが起きる原因と対策

熱帯夜に赤ちゃんが赤ちゃんが起きてしまう原因は二つ考えられます。

  • のどが渇いた!
  • 室温が高すぎる!

どちらもほとんど同じ原因と言えそうです。

まずは何か飲ませましょう

寝付いてから1時間ほどで起きてしまう場合にはまずは何か飲ませましょう

まだ離乳食が始まっていない赤ちゃんなら、いつも与えているミルクや母乳をあげるようにしましょう。

もう離乳食を食べ始めているなら、次のようなものを与えてもいいです。

  • 冷たくない湯冷ましや麦茶
  • 乳幼児用イオン飲料

赤ちゃんも汗をかいて体内のナトリウムなどが不足しているおそれがあります。飲めるなら乳幼児用イオン飲料をお薦めします。

赤ちゃんの水分補給におすすめの飲み物や方法などはこちらの記事からどうぞ。

赤ちゃんが寝付きやすい環境を整えましょう

次いで、赤ちゃんが眠ることができるように室温などを調節してあげます。方法としては次の様なものが考えられます。

  • 汗を拭いたり着替えさせたりする
  • 扇風機を使ったり窓を開けたりして空気を循環させる
  • 冷房をオンにする

暑くて寝汗を大量にかいた後で目を覚ますと急激に体を冷やすことになるので、汗を拭いて着替えさせましょう。そのまま寝かせると風邪を引くことになります。

また室温を下げないとまた暑くて目を覚ましてしまいますので、空気の循環を作ったりして寝心地のいい環境に整えてあげましょう。

熱帯夜ですので窓を開けても外の空気がモワッとしていることでしょう。迷わずに冷房を使いましょう。

乳幼児を寝かせるときの冷房の使い方については下で詳しく解説していきます。

嘔吐や下痢には注意

あまり大量に汗をかいた後で下痢や嘔吐をする場合、熱中症になっているおそれがあります。

その場合には乳幼児用の経口補水液を飲ませましょう。最初はスプーンで20~30mlくらい与え、あとはほしがるだけ飲ませましょう。

夏の暑い盛りには、先述した乳幼児用イオン飲料と合わせて乳幼児用経口補水液は常備しておき、いつでも飲ませられるようにしておく必要がありますね。

熱帯夜に赤ちゃんを寝かせる部屋の冷房

気温30℃を越える熱帯夜に赤ちゃんを寝かせるときには迷わず冷房を使います。

その際に気をつけることは次のとおりです。

  • 設定温度は28℃
  • 除湿より冷房を使う

大人だと冷房の設定温度が28℃では暑く感じることがあるかもしれませんね。でも赤ちゃんが眠るときに28℃より低い室温になると風邪を引いたりするおそれがあります。

また除湿にすると空気が乾燥しすぎてやはり体調を崩す原因になります。除湿よりも冷房を使いましょう。

外の気温が30℃を越えているのにエアコンを使わないと、熱中症になってしまうおそれがあります。

大人なら熱帯夜でも冷房を使わずに寝ることもできますが、それでもやはりよく眠れるとは言いがたいですよね。

まして生後1年未満の乳児は大人ほど上手に体温調節ができず、熱中症にもなりやすいものです。冷やしすぎて風邪をひいたり暑すぎて熱中症になったりしないように細心の注意が必要です。

熱帯夜の赤ちゃんの服装

熱帯夜に冷房を入れた状態で赤ちゃんを寝かしつけるとき、大切なことは体を冷やさないことです。そのための服装を解説していきます。

まずは、赤ちゃんの体を冷やさないために腹巻きなどを着せることを覚えておきましょう。。

赤ちゃんは体温調節機能が未発達のため、手足で体温調節をしています。つまり手足は冷えていてもそれほど問題ではありません。

続いては首がすわる前と後の赤ちゃんの服装です。

首がすわる前の赤ちゃん

首がすわる前の赤ちゃんを寝かせるときの服装は以下の通りです。

  • 前開きのロンパースまたはカバーオール
  • 長肌着
  • コンビ肌着

下着はガーゼかメッシュで綿100%、さらに短肌着を着せ、上のいずれかを組み合わせれば良いでしょう。

首がすわった後の赤ちゃん

首がすわった後の赤ちゃんを寝かせるときの服装は次のようなものです。

  • ロンパースまたはカバーオール
  • パジャマ

下着は綿100%ボディシャツを着せて上のいずれかを組み合わせましょう。

まとめ

いかがでしたか?生後間もない赤ちゃんにとっても熱帯夜はとても寝苦しいものです。冷房や服装に気をつけてぐっすりと寝て欲しいですね。

それでは今回の記事の内容をおさらいしておきましょう。

まとめ

  • 熱帯夜に赤ちゃんが起きるのは、のどが渇いたり室温が高すぎる事が原因です。
  • 起きたらまずは何か飲ませてあげましょう。
  • 続いて赤ちゃんが寝付きやすい環境を整えてあげましょう。
  • 下痢や嘔吐など熱中症の疑いがあるときは乳幼児用の経口補水液を少しずつ与えて様子を見ます。
  • 赤ちゃんが寝る部屋の冷房は28℃にします。除湿は使いません。
  • 赤ちゃんが寝るときの服装をご紹介しました。

赤ちゃんも一人の人間です。快適な環境でしっかりと寝てすくすくと育って欲しいですね。

最後までお付き合いいただきありがとうございました。

 

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