いじめ

スマホのルールを高校生の子供と一緒に考える。家族で取り組もう。

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子供が大きくなると行動範囲も広がったり遠方の友達もできたりして活動が活発化しますね。一方、親が知らない秘密なども多くなり、保護者としては心配の種は増える一方で尽きることはありません。

そんな中、子供のスマホ所有が急増しています。それと比例してスマホが関係するトラブルを耳にすることも多くなりました。時には犯罪に巻き込まれてしまうケースもあります。

でも実際には子供たちはどれくらいの割合でスマホを持っているのか?どんなことに使っているのか?また家庭ではルールを決めて使っているのか?ルールはどのように決めているのか?

こうした疑問に対して、いくつかの調査結果を元に考えていきましょう。

高校生のスマホ利用の実態は

スマホ所有率

2017年1月に情報セキュリティメーカーのデジタルアーツが行った調査によると、高校生の携帯電話・スマートホン所有率は実に98.5%に上ることが分かりました。

  • 小学生 60.2%
  • 中学生 82.0%
  • 高校生 98.5%

これでは「高校生になるとみんなスマホ持ってる」という子供のおねだりの常套手段も、大袈裟と切り捨てる訳にはいきません。調査は「携帯電話・スマートホンの所有率」ですが、実際はほとんどがスマホでしょう。

スマホで利用しているサービス

次に、高校生はスマホをどのように使っているかに移ります。MMD研究所の2016年8月の調査データによると、以下の様になります。

  • LINE 92.1%
  • インターネット検索 88.8%
  • 音楽を聴く 77.7%
  • 動画を見る 76.5%
  • 写真を撮る 75.8%
  • Twitter 72.1%
  • ゲーム 64.4%
  • 電話 62.2%

60%以上の部分だけを見ると以上の様になります。ほとんどの高校生が連絡手段としてLINEを使っていることが分かります。また、最近では学校の宿題で「調べ学習」が課され、そのためにスマホで検索をしている人も多そうです。

つまり、必ずしも自分の楽しみのためだけに使っている訳ではないと言えるのかも知れません。

フィルタリングサービス利用率

しかし一方で、スマホのフィルタリングを利用しているか、という質問に対しては10歳~18歳の平均で53.9%が「利用している」と答えています。(2017年1月デジタルアーツ調べ)利用している人としていない人がほぼ半々ですね。

ほぼ半分の高校生はスマホで見たいものを好きな様に見ることができる状況です。これでは対人関係や金銭トラブル、果ては犯罪に巻き込まれる恐れもありそうです。

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スマホによる変化

続いて、スマホを使いはじめて生じた変化については、10歳~18歳で以下の様になっています。(2017年1月デジタルアーツ調べ)

  • 使いすぎを注意された 36.2%
  • 食事中の使用を注意された 23.0%
  • 寝落ちするまで使っていた 23.0%
  • 睡眠不足になった 16.3%

他にも「頭痛等、体調不良が増えた」と答えた高校生女子は26.2%「成績が落ちた」は高校生男子で21.4%、高校生男子で20.4%です。

スマホの使用時間

次に、スマホの使用時間はというと、10歳~18歳の平均で一日3.2時間高校生女子の平均では一日6.1時間(=366分)になりました。(2017年1月デジタルアーツ調べ)

比較材料として、ベネッセが2015年6月に行った調査を見ると、高校生の平日の学校以外での学習時間の平均は84.4分です。高校生女子のスマホ使用時間366分と比べると…すごいことになっていますね。

スマホ使用の家庭内ルールを決めているか?

別のある調査によると、高校生のおよそ半数は、「使い出すとコントロールが利かないためスマホの家庭内ルールの必要性を感じる」と答えています。

一方で、高校生の家庭のおよそ60%では特にルールを決めてはいないという調査もあります。

こうした状況の中、家庭でルールを決めてそれを守るにはどうしたら良いでしょうか。

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親子でよく話し合おう

上記の調査にあるとおり、高校生がスマホを利用する理由の中には友達との連絡や家庭学習で必要だからという部分もあるため、ルールでガチガチに締め付けることが良いとは言えません。

そんなとき、親子でよく話し合って互いに納得ができる妥協点を探るのが最も良い方法ではないでしょうか。ルールを設定する際には「~だから・・・する」などと、それが必要な理由も親子で一緒に考えましょう

親が一方的に決めたルールに対しては子供は納得をしきれず、最初は親の目を盗む形で、それから徐々になし崩し的にルール無視で使う様になってしまいます。

また、あまり細かく決めすぎるのもよろしくありません。いちいち覚えることができずに、結果として徹底しきれなくなる恐れがあるからです。

親子とも守る事ができるルールの一例

では以下に親子ともども守ることができる、持続可能なルールとそれが必要な理由を示します。

  1. スマホは親が契約して子供に貸しているもの (自分のものであるという勘違いを防ぐため)
  2. スマホの使用、充電はリビングルームで (自室に持ち込むと際限なく使ってしまい、学習や睡眠の時間を削られるため)
  3. 食事中はサイレントにしてリビングに置いておく (一家団欒を最優先する時間を確保するため)
  4. 夜10時~朝6時にはスマホを使わない (学習や睡眠の時間を確保するため)
  5. 有料コンテンツを使いたいときは親に相談 (気づいたら支払いが膨大になっていた、という事態を防ぐため)
  6. SNSで炎上したり、トラブルに巻き込まれたら親に相談 (子供の使用状況を把握し、イジメを防ぐため)
  7. 1~6に違反したら○日間は親に預ける (ルール厳守を徹底するため)

この程度のルールであれば子供もストレスなく守る事ができるでしょう。また、上に「親子ともども守るルール」と書きましたが、親としても同じルールを守りましょう。その方が子供も納得しやすく、家族の絆も深まるでしょう。

また、学校で友達に「うちは夜10時までしか返信できないから」と言っておけば、本人も友達も「そういうものか」と納得し、LINEのいわゆる既読無視から来るトラブルを防止することができます。

まとめ

高校生を中心として子供のスマホ所有の実態と、家庭内でのルール作りについて書いてきました。

以下にまとめを示しておきます。

まとめ

  1. 高校生のほとんどが携帯電話・スマホを所有しています。
  2. 利用しているサービスはLINEやネット検索が最も多く、必ずしも遊びの為だけでは無さそうです。
  3. フィルタリングサービスの利用率はほぼ半々で、トラブルに巻き込まれる恐れもあります。
  4. スマホの使いすぎで体調不良や成績不振に陥る高校生が多くいます。
  5. スマホの使用時間は平均で一日3時間以上、高校生女子では6時間以上です。
  6. 家庭内でスマホのルールを作るためによく話し合いましょう。
  7. 親子で守るルールの例

スマホは使い出すと際限がなく自分の世界に入っていきます。逆に使わない様に努力をすると意外と放っておいても平気になったりします。

節度のあるスマホとのつきあい方を考えていきましょう。

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