先日、電車に乗った時にこんなことがあったんです。
駅の構内の床の上に新聞紙が敷いてありました。その新聞紙には白黒のフンがベチョベチョと乗っていました。
ふと上を見ると、ツバメが巣があって可愛らしい雛がピーピーと鳴いてるではありませんか。
あなたはツバメの雛が餌を欲しがって口を開けて鳴くのを見るのは好きですか?私は大好きです。とても可愛いじゃないですか!
でもちょっと意外に思いました。地方都市ですがこのあたりでは最も大きな街で、その中でも主要な乗換駅です。こんな駅でもツバメが巣を作ったら撤去をしないで、代わりにフンの対策をしているとは!
でもこれがあなたの家の玄関などだと、ちょっと迷惑に思っちゃいますよね?
でもちょっと待って下さい。確かに迷惑かもしれないけど、ちゃんと対策をしておけば済む話。小さな迷惑の代わりに、貴重な癒やしの場面を提供してくれるのがツバメという鳥なんです。
ではツバメのフンはどう対策したら良いの?という疑問に応えるためにリサーチしてみました。どうか最後までお付き合いください!
スポンサーリンク
ツバメのフンにはコレで対策
ツバメのフン対策として考えられる事柄は次の2点です。
- 巣の真下の床にダンボールや新聞紙などを敷く
- 巣の下にねずみ返しのように板などを設置
調べてみると概ねこのどちらかの考え方になりそうです。
ではそれぞれの方法の詳細や注意点などを見てみましょう。
雛が孵ったらこまめに取り替える
下に何かを敷いて対策とする場合、雛が孵ったらできるだけ頻繁に交換することを心がけましょう。
親鳥だけの時にはは巣に居つくこともなく、つがいだけですのでフンの量はそれほど気になることもありません。しかし雛が孵ると一気に大変なことになります!
ツバメは人通りがある所に巣を作る傾向が強いので、あなたの家の玄関も人の出入りが頻繁なことが考えられます。子供がたまったフンに足を滑らせて怪我をする恐れもあります。
ツバメが巣を作る時期や場所についてはこちらに詳しく書きました。
さらにフンの匂いがかなりキツイ事になってきます。玄関先が臭う家庭というのも問題ですよね。
面倒でもできるだけ毎日敷くものを交換して、安全と清潔に心がけましょう。
ちなみに敷くものを固定するテープには剥がしやすくノリが残らないこれらをオススメします。
- スリーエム(3M) スコッチ 貼ってはがせるテープ
- 寺岡製作所 P-カットテープ No.4140
- ダイヤテックス パイオラン養生用粘着テープ Y-09-GR
「ねずみ返し」取り付ける方法
「ねずみ返し」の様に板などを取り付ける場合、巣のすぐ下ではなく数十センチ程度の間をとって設置するほうが良いでしょう。
なぜなら高い所に設置するので取替が簡単ではないため、すぐにフンが山のようにうず高く積もってしまうからです。
また猫の足場にさせないために、あえて弱く固定して猫が乗ったら落ちるくらいにしておく配慮もしておきたいですね。
さらに、板の設置や交換する時に使った踏み台などは撤去しておきましょう。
調べてみると、「NPO法人 バードリサーチ」というところがツバメのフン受けをダンボールで作る型紙をPDFで配布していることが分かりました。こちらを利用するのも手ですね。
板以外に取り付けるものとしては、いらなくなったビニール傘を逆さまにして巣の下に吊るしておく方法があります。
また、布やビニールなどをハンモックのように吊るす方法を見かけることもありますね。
どの家庭でもアイデアを絞り出しているので、ツバメの巣を見かけたらどんな糞対策をしているか見せていただくのもいいと思いますよ。
スポンサーリンク
ツバメは縁起のいい鳥
ツバメは縁起のいい鳥として愛されてきました。春の訪れとともに同じ場所に帰ってきて、つがいで仲良く巣作りをし、甲斐甲斐しく雛の世話をする姿は幸福の使者、家族円満の象徴でもあります。
駅などの公共の場所では、そんなツバメが巣を作るのを見守る方向に変わってきていますし、家にツバメが巣を作るのは一族繁栄に繋がるという言い伝えも各地にあります。
ツバメの縁起の良さについては別記事にしました。合わせてお読みください。
ツバメは人間と共生できる生き物です。フンを落とすなどの困った点には目を瞑って暖かく見守ってあげようじゃありませんか。
まとめ
いかがでしたか?ツバメのフン対策について、あなたの疑問解消のお役に立てたでしょうか?以下にまとめておきます。
ふんを愛車に落とされて困っている方はこちらの記事をご覧くださいね。
まとめ
- ツバメのフン対策は床に何かを敷くか、ねずみ返しのような物を設置するかのどちらかです。
- 床に敷くものは頻繁に取り替えましょう。
- ねずみ返しは巣から少し離して設置しましょう。
- 猫の足場にさせない配慮をしましょう。
- ツバメは人間と共生できる動物です。暖かく見守りましょう。
最後までお付き合い頂きありがとうございました。
この記事へのコメントはありません。