梅雨の季節はジメジメして鬱陶しいものです。でもうまく湿度を下げれば部屋の中だけでも快適に過ごせそうですよね。
湿度を下げるといえばエアコンや除湿機なんかを思い浮かべますが、購入するのにお金もかかるし電気代もかかります。
それでふと思ったんです。除湿機ってどのくらい効果があるのかな、って。
また他に上手に湿度を下げる方法ってないんでしょうか?
果たして除湿機は効果的なのか?どんな使い方がいいの?その他に方法はないのか?などなど、気になる疑問をリサーチしてみました。
是非最後までお付き合いくださいね。
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湿度を下げるには除湿機が効果的
部屋の湿度を効果的に下げるのに最も効果的なのは除湿機を運転させることです。
専用の機械だけあって、密閉されている部屋なら湿度を短時間で下げることができ、快適な環境を手に入れることができます。
そんな除湿機を最も効果的に使う方法をご紹介します。
除湿機を置く位置はどこがいい?
まず迷うのが、除湿機を部屋のどこに置いたらいいかということです。最も良いのは部屋の真ん中、かつ床の上など低い位置です。
その理由は、湿気は低い位置に溜まりやすいためです。だから棚やテーブルの上などはNGです。
また、吸入口、送風口の両方の空気の流れを妨げないようにするため、部屋の真ん中に置いて周りにあるものはどけておきましょう。
扇風機と併用する方法
除湿機は扇風機と一緒に使うと効果的に湿度を下げることができます。
除湿機は低い位置に置くので天井付近の空気が淀みやすくなり、逆に上のほうが湿度が高い状態を作ってしまいます。これを解消するために、扇風機を天井に向けて空気の流れを作りましょう。
また洗濯物を部屋干しをするなら扇風機の風が洗濯物に当たるようにすると効果的です。
⇒ 梅雨の季節に洗濯物の部屋干しをする方法!早く乾かす工夫を満載
除湿機を使う時の注意点
除湿機は湿度を下げる機械で、温度の管理まではできません。だからあまり暑い時に除湿機を使うと機械の熱で部屋の温度が上昇し、かえって不快な気分になってしまいます。
またエアコンと同じでかなりの電気を消費しますので、使いすぎると電気代として家計に跳ね返ってくる恐れもあるので注意しましょう。
湿度を下げるのに炭は効果ある?
炭を置いたりぶら下げたりすると湿度を下げる効果があるような気がしませんか?でも炭による除湿はごく狭い範囲だけの話です。
クローゼットや押入れの隅、下足箱などに置いておくと衣類や靴を湿気から守ってカビ対策になります。
炭を部屋にぶら下げたり隅に置いたりしても広すぎるため除湿効果はありません!
炭による除湿はあくまで補助的な手段として考えましょう。炭の代わりに新聞紙を丸めてクローゼットなどに入れておいても同様の除湿効果を発揮してくれます。
使った炭は晴れた日に天日干ししてよく乾かせばまた使うことができます。新聞紙は湿ったら捨てて新しいものを入れておきましょう。
蛇足ですが、炭には消臭効果も備わっているため、その目的なら部屋に置いておくのもアリです。
人の家に上がらせてもらうと変なニオイがすることがありませんか?住んでいる人は慣れてしまって気づかないニオイが漂っていることがあり、それを消すのには炭は効果的ですよ。
換気扇を回す方法
換気扇を回して部屋にこもった湿気を追い出す方法もあります。ただしこれは雨の日にやっても意味がありませんので要注意。換気扇で外に出した分の空気と同じ量だけ他から入ってきているからです。
北側の部屋などでは、外は天気がいいのに部屋の中がジメジメしているなんてこともあります。そんなときには換気扇を回して空気を流してやりましょう。
また換気扇がない部屋ならば、開放した窓やドアのそばに扇風機を置いて回しておけば同様の効果が得られます。
ちなみに私はお風呂に入った後は、次の入浴までずっと換気扇を回しっぱなしにしておきます。この方法で風呂場にカビが発生したことは一度もありませんよ。一ヶ月間、24時間回しっぱなしでも電気代は300円程度です。
エアコンの除湿機能
常套手段としてはエアコンの除湿機能を使うことです。
エアコンそのものの原理は除湿も冷房も全く同じ。空気を冷やすことで結露させ、水だけ外に排出して乾燥させた空気を部屋に戻すといった方法です。
実は除湿機も原理はエアコンと同じです。違うのはエアコンは熱を外に逃がすために室内を冷やすことができ、除湿機は熱を逃さないので温度を下げないだけです。
⇒ 梅雨時にエアコンの除湿の効果は?調べて分かった驚きの結果
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その他の方法
他に方法はないかと調べたところ、変わった方法を幾つか発見しましたのでご紹介します。
ペットボトルで空気を冷やす
ペットボトル数本に水を入れて凍らせタオルなどの上に置いておくと、みるみるペットボトルに水滴が付いていき湿気が除去されていきます。
蒸し暑い日に氷水を入れたグラスに水滴がつきますよね。それを応用して室内の湿度を下げようというわけです。
ただしこれも炭などと同様にあまり広い場所では効果が薄いので注意しましょう。
観葉植物を外へ出す
暑い時期の観葉植物は湿度をためてしまうため、部屋の中には置かないようにしましょう。
たったこれだけで部屋の空気が全然違ってきますよ。
シリカゲルを再利用する
お菓子の袋の中などに入っている、「食べられません」の表示がある袋がシリカゲルです。
あの袋を捨てずにとっておき、一つにまとめて湿気が溜まりやすい場所に置いておきましょう。
シリカゲルは干して乾かせば5~10回ほど使うことができます。うまく再利用しましょう。
布団を干す
天気のいい日にこまめに布団を干しましょう。この方法で寝室の除湿をすることができます。
布団類は暖かい空気を貯めるのと同時に空気の湿気も溜め込んでしまいます。
日中に人がいない間に布団が冷えると湿気が放出されて寝室にこもってしまうため、シッカリと干してそれを防ぎましょう。
まとめ
いかがでしたか?あなたの疑問解消のお役に立てたでしょうか?以下にまとめておきます。
まとめ
- 部屋の湿度を下げるには除湿機が効果的です。
- 除湿機は部屋の真ん中、床の上において扇風機と併用しましょう。
- 炭は狭い場所に置いておくと除湿効果を発揮します。
- 湿りやすい部屋は晴天時に窓を開放して扇風機を使って風を通しましょう。
- エアコンの除湿機能も除湿機と同様の効果を発揮します。
- その他の方法も示しました。試してみてください。
家の除湿をシッカリと行なって梅雨の季節もハッピーに過ごしたいですね。最後までお付き合い頂きありがとうございました。
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