夏の夜、気持ちよく眠っているのに突如起こされることがあります。
そう、あのイヤ~な蚊の羽音です。イキナリやって来る「ブ~~~ン」の音は本当に不快ですよね。
私もよくあれで起こされるんですよ。電気をつけて探すけど結局見つからず、暗くするとまた「ブ~~~ン」ってやって来たりして。それで一晩中眠れないことが何度あったか…( ̄□ ̄#)
あなたもそんな蚊の「ブ~~~ン」攻撃に悩まされていませんか?効果的に退治できたりやって来ないようにできる方法があるなら知りたくないですか?
リサーチしてみたらありましたよ!蚊を退治する方法。いろいろとある中から、特に効果の高いものをチョイスしてみました。
それではぜひ最後までお付き合いくださいね。
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蚊を退治する方法
蚊を退治する有効な方法を調べてみると、とても意外な方法がたくさんあることが分かりました。次のような方法が手軽かつ効果的なようです。
- 水たまり対策をする
- 蚊取り線香は現在でも有効
- ハーブ類の植物を栽培する
- ハッカ油で虫除けスプレー
- 扇風機で風を送る
- 炭酸水のある方へ引き付ける
以下、それぞれの詳細について見てきましょう。
家の周囲の水たまりに対策をする
家の周囲から水たまりをなくすことで蚊の発生を抑えることができます。蚊は人が気にも留めない水たまりに産卵するからです。
蚊の産卵場所になりがちなのは庭の植木鉢の下皿や外に出しっぱなしの古タイヤなどです。植木鉢の下皿の水はこまめに捨て、古タイヤは片付けるようにしましょう。
また防火水槽など、常に水を張っておかなければならないものについては中に銅線などを沈めておきましょう。
完全ではないようですが、銅にはイオンの働きでボウフラを殺す効果があります。そして時々見回って、卵やボウフラを見つけたらすくって捨てておきましょう。
逆に水たまりに産卵する習性を利用してトラップを仕掛けることもできます。家の周囲の水たまりを全て片付けたら、敢えてバケツに水を入れて庭先に放置しておきます。
卵からボウフラを経て蚊へと孵化するまで産卵から1週間~2週間なので、1週間ごとに水を捨てて新しい水を張っておけば蚊を発生させないようにできます。
昔ながらの蚊取り線香は有効
昔から使われている蚊取り線香は現在でも有効な対策と言えます。一巻きの蚊取り線香で6畳の部屋の蚊を退治することができ、6~9時間効果を発揮してくれます。
蚊取り線香にはピレスロイドという有効成分が配合されており、火をつけることでこの物質が揮発して殺虫効果を発揮してくれるからです。
煙自体に効能があるわけではなく、燃えている部分の直前でピレスロイドが放出されているんですね。目には見えないけどこの成分が部屋に充満することで蚊を殺してくれているんです。
屋内だけでなく、庭仕事などをするときにも近くに置いておくだけで、2~3mの範囲に効果を発揮してくれますよ。
ちなみにピレスロイドは人間やペットが吸い込んでも無害ですが、魚には有害なため熱帯魚などを飼育している人は注意しましょう。
蚊が嫌いな植物はコレ
蚊はハーブ類の植物を嫌って近寄らない性質を持っています。蚊が特に嫌いな植物とは次のようなものです。
- 除虫菊
- レモングラス
- ローズマリー
- タイム
- バジル
- ペパーミント
庭のあるご家庭なら露地に植えて世話をしてもいいですね。鉢植えにして玄関に置いておけば人の出入りで一緒に蚊が入ることがなくなります。居室に置いておけば観葉植物としても楽しむことができ一石二鳥です。
ハッカ油の匂いも嫌う
蚊は生きているハーブだけでなく、ミントの成分が抽出されたハッカ油の匂いも嫌って近寄らなくなります。
このハッカ油を使って虫除けスプレーを自作することができます。用意するものは以下のとおりです。
- ハッカ油(1ml程度)
- 無水エタノール(10ml)
- 精製水(90ml)
- スプレー容器(PPまたはPEが原料のもの)
作り方は簡単で、ハッカ油と無水エタノールと精製水を混ぜるだけです。
ハッカ油は30滴程度が目安となります。ハッカ油を入れる時には相当注意しないと一気に流れ出てしまいますので、気をつけながら一滴ずつ数を数えましょう。
スプレー容器はPP(ポリプロピレン)またはPE(ポリエチレン)の表示があるものにします。PS(ポリスチレン)だと無水エタノールに溶かされてしまいますので、購入時には注意が必要です。
できたハッカ水は体に直接吹き付けたり、網戸に吹き付けたりしておくことで高い効果を発揮します。
扇風機の風で近寄らせない
扇風機で風を流してやることで、人間に近寄らせないようにすることができます。
蚊の飛行能力は時速2kmほどで、少しの風でも飛行障害を起こして目的地である人間に到達できなくなります。
また扇風機の風で体臭を拡散させることで、人間の居場所を分からなくさせる効果もあるようです。
オフィスや自営業で集中して仕事をする時やリビングでくつろぎたい時などにこの方法は有効ですね。
注意したいのは、睡眠時に扇風機の風に当たりっぱなしにすると低体温となり最悪の場合死の危険性もあります。眠る時は別の方法を取りましょう。
炭酸水でおびき寄せる
蚊は二酸化炭素の臭いを嗅ぎ取って生物の近くにやってきます。これを逆手に取って、炭酸水を置いておくことで放出される二酸化炭素の方へと蚊が行くように仕向けることができます。
睡眠時には寝室には蚊の嫌う蚊取り線香、それ以外の場所に炭酸水を置いておけば相乗効果(?)で刺される危険性が少なくなるでしょう。
さて、どんなに注意をしていても蚊に刺されてしまうこともあります。そんな時にできる対策としてこんなものはいかがでしょうか?
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蚊に刺されたらこんな方法がある
蚊に刺された場所を冷やすことで、かゆみを鎮めることができます。具体的には、刺された場所に氷を当てたり冷却スプレーを吹き付けたりする方法ですね。
掻かないでもかゆみを鎮めることができるならそれに越したことはありません。あまり掻きむしると腫れがひどくなったり血が出たりするため、肌が弱い人や子供には注意が必要だからです。
人間の感覚には優先順位があり、「痛み>熱さ>冷たさ>かゆみ」の順番で感じるようになっています。例えば熱いものと冷たいものに同時に触れると冷たい方は無視され、熱さに反応します。
これを利用して、冷たさを強烈に感じることでかゆみを一時的に忘れることができるんですね。
でも冷たさがなくなるとまたかゆみが戻ってきますので、虫刺され用の軟膏を塗り込むなどしておきましょう。
ちなみに蚊に刺され易い血液型というのは存在しないようですよ。こちらの記事を参考にしてくださいね。
まとめ
いかがでしたか?水たまりを片付けたり、ほんの一手間を加えることで蚊を退治することができるんですね。昔ながらの蚊取り線香もまだまだ現役で高い効果があることにも驚きました!
それでは今回の内容のおさらいをしておきましょう。
まとめ
- 周囲の水たまりを片付けると蚊の発生を抑えられます。
- 蚊取り線香を焚くことは有効な手段です。
- ハーブ類の植物で蚊を忌避できます。
- ハッカ油で虫除けスプレーを自作することができます。
- 扇風機で風を流すことで蚊を近寄らせない方法があります。
- 就寝時など、炭酸水を寝室以外に置いておくと蚊はそちらへ引かれていきます。
- 刺された箇所は冷やすとかゆみを抑えることができます。
これで眠っている時の「ブ~~~ン」ってくるあの嫌な音に悩まされることも無くなりそうです。今年の夏は蚊とは無縁の快適生活を送りたいものですね!
最後までお付き合い頂きありがとうございました。
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