気象・災害

降水量の目安のイメージ!1mmから100mmまでを調べてみた

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夏から秋にかけては屋外の行事やイベントが沢山開催されます。

そんな時に困るのが雨天延期、雨天中止の時です。台風が近づいているなど明らかな場合はまだ諦めがつくんですが、微妙なラインで中止になるとガックリ来ちゃいます。

私も学校に勤務していた時には雨天延期、中止の判断にはとても気を使っていたんですよ。でも中止と決めた後でピーカンに晴れたりすることもあって、お天気ばかりはどうしようもないですね。

そんな時に出る話で「降水量」という数値があります。でも数値で示されてもなんだかピンと来ないんですね。

あなたはこの「降水量」に裏切られた体験はありませんか?降水量5mmという予報だったから運動会は中止だと思っていたのに朝から降ってなくて慌てた、なんてことは?

そこで「降水量が何mmくらいで行事は中止になるの?」「降水量の目安って実際の場面に当てはめてみるとどのくらいの雨なの?」といった疑問に答えるべくリサーチしてみました!

合わせて天気予報があてにならないと感じることが多い背景も調べてみました。ぜひ最後までお付き合いくださいね。

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降水量3mm前後が行事中止の判断の分かれ目

屋外行事を中止するどうかの判断をする境目は1時間の降水量3mmあたりになります。

もちろん、1時間あたりの降水量が3mmを超えたから中止、と機械的に判断しているわけではありません。結果として1時間で3mmの降水量があれば中止せざるを得ないという判断になることが多いんですね。

その根拠を示すため、降水量◯mmというのは実際の雨としてはどの程度になるのかを見ていきましょう。

降水量1mmはしっとりと濡れる小雨

時間あたりの降水量1mmの雨が朝から降っていると、運動会やマラソン大会などの屋外での行事を中止するかどうか判断に迷うレベルです。

逆に朝は降っていなかったけれど途中から降り出した場合は様子を見ながら最後まで続けていく可能性が高いです。

天気予報では「弱い雨」と表現され、この場合は1時間に1mmから3mm未満の雨が降っている状態を指します。

他の見方としては、降水量1mmの雨が降り出したら傘を持っている人は広げるけど持っていなければ小走りになる程度です。我慢しようと思えばできるレベルですね。

またアスファルトの地面がしっとりと黒く濡れる程度です。「小雨」と表現してもいいと思います。

では降水量が3mm、10mm、それ以上と多くなっていくとどの程度の雨になるのでしょうか?

降水量3mmは普通の雨降り

降水量3mmとなると「雨が普通に降っている」という状態です。屋外の行事はまず延期や中止になる降り方です。

天気予報で「雨」という表現はこの降り方のときです。1時間に3mmから10mm未満の降水量の表現ですね。

もちろん外出には傘やレインコートが必要です。数分間も傘をささずにいるとシャワーで頭から水をかけられたほどの濡れ方になるレベルです。

アスファルトに水たまりができ始め、歩く時には注意が必要になってきます。

降水量10mmでは足元が濡れる

降水量10mmは相当な大雨です。行事が中止になるどころか、翌日には晴れたとしてもグラウンドが使えないかもしれないと心配するレベルです。

天気予報の表現では「やや強い雨」となります。1時間に10mmから20mm未満までが一括りになっているんです。

外出する時には傘をさしていても濡れる覚悟が必要です。アスファルトで跳ね返った雨で足元はびしょ濡れになりますから。

もちろんアスファルトの路面は水たまりだらけで歩きづらくて困ってしまいます。

降水量20mmは注意報レベル

降水量20mmとなると、地方気象台から大雨注意報が発令されるレベルです。屋外の行事は…言うまでもありませんね。

この雨になると天気予報では「強い雨」と表現されます。1時間に20mmから30mm未満の雨です。台風が近づいてくるとこのレベルの雨になることが多くなります。

外出は控えたほうが良いでしょう。どうしても外出する場合は傘を使っていても下半身はずぶ濡れになることを覚悟しておきましょう。

アスファルトの路面は水たまりが深くなって、うっかりハマると靴の中まで浸水することになります。

降水量30mmで警報レベル

降水量30mmでは地方気象台から大雨警報が発令されてもおかしくありません。行事どころか学生は自宅で待機になる事が多くなり、社会人は相当注意して出勤しないといけません。

天気予報の用語では「激しい雨」となります。1時間に30mmから50mm未満の雨で、台風の真っ最中みたいな雨の降り方だと感じることでしょう。

外出をするには危険が伴います。増水した側溝や水路に気づかずに踏み込むと足を取られて流され、最悪の場合には死の危険さえあります。

路面は既に水たまりどころではなく、排水能力の限界を越えて川のようになっていることでしょう。

降水量50mmでは車の運転も危険

降水量50mmとなると年に1~2回しか見ないようなレベルです。子供は学校どころではなく自宅でお留守番をしていないと危険です。大人でも気をつけないと危険な目に遭うかもしれません。

「非常に激しい雨」と天気予報で表現されるのがこの雨です。1時間に50mmから80mm未満の豪雨です。

外を出歩くなんて以ての外で、傘は全く役に立ちません。車を運転していても雨の跳ね返りで視界が白くなり危険を伴う状態となります。

都市の下水の排水能力を完全に凌駕しているため、家屋への浸水が発生し始めることになります。

降水量80mmは恐怖の豪雨

降水量80mmとなると、数年に1回あるかどうかというレベルの豪雨です。子供どころか大人も会社に行くことが躊躇われ、既に会社にいる場合は帰宅することが困難になります。

天気予報では「猛烈な雨」となります。1時間に80mm以上のとんでもない降り方の時にこのような表現がなされます。

これは見ているだけで恐怖を覚えるレベルの雨です。床下、床上の浸水まで心配しなければならない家屋が多数になります。

降水量100mmは記録的豪雨

降水量も100mmとなると記録的豪雨となってきます。天気の統計を取るようになって100年ほどです。100年スパンで見て「記録的」な訳ですから降り方は推して知るべし、一生に一度のレベルです。

気象庁によると、統計を取り始めてから最大の降水量は1999年の千葉と1982年に長崎で記録されました。なんと1時間で153mm

ランキングに入っている降水量はどれもすさまじいもので、20位でも134.5mm(長崎)です。

80mmで恐怖を覚えるレベルです。住民の皆さんのストレスは私達の想像を遥かに越えていたことでしょう。

ちなみに天気予報では「猛烈な雨」が最大の表現ですので、時間あたり153mmの雨もこの様に報じられたと思われます。

さて、「時間あたりの降水量2mm程度と言っていたのにかなり降ったよ」とか「5mmという予報だったけど全然降らなかった」という話はよく聞きますね。あれは天気予報があてにならないってことなんでしょうか?

実はそうではなく、降水量にはこんなカラクリがあるんです。

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降水量とはその地域全体の「平均値」

降水量○mmとは、特定の時間帯に降るその地域全体の雨だとこの程度になりますよという、いわば「平均値」のようなものなんです。

例えば私が住んでいる名古屋市はかなり広い都市ですが、西区では降っているけど名東区では晴れていることなんてよくあるんですね。

「1月1日の9時から10時までの1時間で5mmの雨が降る」という場合、降り方が強い場所も弱い場所も一緒に平均値をとって、「名古屋市のすべての場所で平均すると5mmの雨が降る」という意味なんです。

でも実際にはすべての場所で同じ降水量ということはなく、西区で1時間で20mmの強い雨なのに名東区や千種区では1mmしか降っていない、なんてこともよくある話なんですよ。

だから「降水量5mm」と言われたら、その地域の特定の場所に限って見れば相当な雨になる事も想定しておかないといけないんですね。

近頃はスポット天気予報も精度が上がっていて、市町村単位やそれに近い限定的な範囲の天気予報もあります。外出や通勤通学の時にはスポットでチェックしておくとかなり正確な予報が見られます。

降水量と合わせて、降水確率のことについて知りたい方はこちらの記事もどうぞ。

まとめ

いかがでしたか?降水量が○mmの予報だから大した雨じゃない、なんて言い切れないことが分かって驚きました!1mmの予報でも運が悪いと自分のいるところに集中して降るかもしれませんからね。

それでは今回の内容を簡単におさらいしておきましょう。

まとめ

  • 1時間あたりの降水量が3mmが屋外の行事を中止するかを判断する境目となることが多いです。
  • 降水量が何mmの雨がどの程度の降り方なのかが分かる目安を示しました。
  • 屋外での行事を決行するか中止になるかの判断の目安を示しました。
  • 他にも天気予報での表現や、外出する際の目安なども示しました。
  • 降水量とは特定時間のその地域全体での平均値のようなものです。

雨で行事が中止になったり外出ができなくなるのはお天気の問題。仕方ないとは言っても実際に中止になると残念な気分になります。

でもクヨクヨせずに気持ちを切り替えて、雨の日を屋内でエンジョイすることを考えましょう。

最後までお付き合い頂きありがとうございました。

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