雪道の走行時には融雪剤はとても心強い味方ですね。
路面に融雪剤がまかれていると、雪が固まりにくくなりスリップ事故の危険性を少なくしてくれます。
そんな雪道を走行した後って、車がひどく汚れませんか?それに融雪剤がボディに付くと錆びやすくなるという噂も耳にします。
そうなると洗車をしようかという話になりますが、どの程度の頻度で洗車をすれば車を錆から守れるんでしょうか?
洗車のタイミングは?融雪剤の落とし方は?などなど、様々な疑問にも合わせて答えていきますので、ぜひ最後までお付き合いくださいね。
融雪剤がつく季節の洗車の頻度
融雪剤がまかれた道を走行した後は、その度にきちんと洗車をすることが大切な車を長く使う事に繋がります。
融雪剤は凍結防止剤とも呼ばれ、その主成分は塩化カルシウムと塩化ナトリウム。つまり塩です。
塩には水の凝固点を-21℃から-51℃まで下げる働きがあるため、雪の多い地方では地面にまくことで路面をスリップしにくくして事故のリスクを減らすことができます。
同時に、塩は金属の酸化を促進させる働きを持ちます。このため車の下回りを中心としたボディに付着したまま放置しておくと錆びやすくなるという訳なんですね。
雪道走行後の洗車を怠ると、3年ほどでマフラー付近から錆が浮きやすくなります。塗装してあるボディ部分にも錆が出ることになるので十分な注意が必要です。
錆の程度がひどくなると、底部に穴が空いたりして走行不能に陥る恐れもあります。やはり走行したらできるだけ早く洗車をすることを心がけましょう。
融雪剤がついた後の洗車のタイミングは?
融雪剤が付いた路面を走行した後は、どんなに遅くとも2週間以内には下回りも含めてきちんと洗車をして落としましょう。
スキーやスノボなどに出かけた後は、できればその道すがら洗車をしておくのが良いですね。分かっていてもつい忘れてしまう事もよくあるので、それを防止することができます。
頻繁にスキーやスノボに出かける人の中には、シーズン終了の春先にまとめて洗車をする人もいるでしょう。
でもこれではタイミングが遅すぎて、目に見えない部分でパーツの酸化が進んでしまいます。悪くすると3年ほどで錆が浮くことになりかねません。
スキーやスノボなどウインタースポーツに出かけた後は、とにかくこまめな洗車を心がけましょう。
融雪剤がついた時に洗車での落とし方
融雪剤がついた後は、ボディの下回りとタイヤ周りを特に念入りに洗車することを考えましょう。
ガソリンスタンドなどでコイン洗車をする場合は、「下部洗浄」ができる所で行う事を強くおすすめします。
この下部洗浄は文字通りボディの下回りやタイヤ周りを洗浄する事です。数百円のオプションで実施できる所とデフォルトで下部洗浄までついてくるところがあります。
この下部洗浄に対応してくれるガソリンスタンドやショップは、下のサイトから検索することができます。
セルフの洗車場の高圧洗車で対応するのも手ですが、高水圧を長時間当て続けると壊れてしまう部品もあるためプロの仕事のほうが安心して任せられますね。
まとめ
いかがでしたか?
融雪剤が付いた道路を走行した後、きちんと洗車をしないと恐ろしいことになるので、その都度の洗車は欠かせないですね。
それでは今回の記事の内容をおさらいしておきましょう。
- 融雪剤のまかれた道路を走行したら、その都度丁寧に洗車をしましょう。
- 洗車のタイミングは遅くとも走行後2週間以内です。
- 洗車をするときは下回り、タイヤ周りを特に丁寧に行います。下部洗浄に対応してくれる業者を利用しましょう。
スキーやスノボに出かけた後は大切な愛車も丁寧に洗車をして、長く乗り続けていきたいものですね。
最後までお付き合いいただきありがとうございました。
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