気象・災害

異常気象で夏が暑い原因を大解説!大雨も?温暖化との関係は?

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この10年ほどは日本各地で異常気象が毎年のように報じられています。

特に夏が異常なほど暑い年や大雨による災害などがあって危険な状況もあるため、これらに気をつけて生活をしていかなければいけません。

でもこうした異常気象の原因って一体何なのか気になりませんか?やはり多くの人が語るように、地球温暖化が関係しているんでしょうか?

今回の記事ではそんな疑問に対して様々な角度から解説を加えていきます!

ぜひ最後までお付き合いくださいね。

異常気象で夏が暑い原因は?

異常気象のために夏の猛暑日が増加している主な原因は主に次の2点に集約されます。

  • 世界的な猛暑=偏西風の蛇行が原因
  • 都市部の気温上昇=ヒートアイランド現象が原因

「偏西風の蛇行」とか「ヒートアイランド現象」など、やや専門的な用語を用いたので解説が必要かと思います。

続いては、世界的な猛暑の原因とされる偏西風の蛇行について解説していきます。

世界の異常な猛暑の原因

世界各地で異常な猛暑を引き起こしているのは偏西風の蛇行が原因であると見られています。

偏西風とは、北緯または南緯30度から60度付近で常に吹いている西寄りの風のことです。

この偏西風は単純に西から東へと吹いているわけではなく、気圧の変化により南北にジグザグの流れとなって吹くことがあります。

この時に、赤道付近の暖かい空気が普段なら届かないほど北部(または南部)へと届くことがあります。こうした偏西風の動きにより、ヨーロッパ、北米大陸、オーストラリアなどで猛暑となる訳ですね。

さて、それではもう一つの猛暑の原因である「ヒートアイランド現象」とはどのようなものでしょうか?

都市部が猛暑となる現象

都市部を中心に猛暑の原因となっているのはヒートアイランド現象と言われるものです。

これは、都市部に特に多いアスファルトなどにより起きる現象です。この現象の原因である、都市部に密集しているものには次のものがあります。

  • アスファルトの道路
  • 高層ビルなどのコンクリート製の外壁
  • 工場や自動車からの排熱
  • エアコンからの排熱

まず、アスファルトやコンクリートは日光を照り返すために付近の空気を温める効果を発揮します。これが日中の気温を押し上げる原因の一つになっています。

さらにアスファルトもコンクリートも熱しやすく冷めにくい性質を持っているので、日中に吸収した熱を日没後にも放出し続けます。このことが夜でも気温が下がらない熱帯夜の原因となっています。

そして都市部や工業地帯の自動車や工場からは大量の排熱があります。これらと合わせて周囲に散在する人口密集地の各家庭のエアコンからの排熱も大きな影響を持っています。

いずれも田舎ならば植物の葉などで日光を遮ったりして気温上昇に繋がりません。ところが都市部では太陽からの熱を反射・増幅して相乗的に気温を上昇させてしまうんですね。

異常気象で大雨が増えた原因は?

近年の長期にわたる大雨が増えた原因として、温暖化で平均気温が上がったことが挙げられているようです。

平均気温が上昇することで、大気中に含まれる水の量が増大してきました。

そのことにより従来とは比較にならないほど、雨が降る期間は長くなり雨量も増えたとする説明が有力です。

日本の気象庁では異常気象の定義を「過去30年の気候に対して著しい偏りを示した天候」としています。

異常気象の典型的な例としては平成30年7月豪雨が挙げられます。西日本で発生したこの豪雨災害を過去30年の機構と比較すると次のようになっています。

地方 6/28~7/8の総雨量
四国 1,800mm
中部 1,200mm
九州 900mm
近畿 600mm
中国 500mm

この災害の雨量は、平年7月と8月の2ヶ月間を合わせた雨量と同等から3倍の雨量にあたります。これだけの雨がわずか10日程度で集中的に降るなどはこれまでだと考えられないことですね。

温暖化と異常気象は関係ある?

以上のことから、温暖化と近年の異常気象の関係については次のように言えるという結論になります。

  • 猛暑の原因が温暖化であるとする明確な証拠はない
  • 長期にわたる大雨の原因が温暖化にあるとする説は有力である

つまり、雨の原因は温暖化だといえるけど真夏の猛暑は温暖化が原因だと言い切れない、という事になります。

実際のところ、温暖化については異論百出の状態でなかなか議論がまとまっていかない傾向にあると言えます。

さらに仮に温暖化が本当に起きているとしても、その原因は人間の活動であるとする説や太陽活動にあるとする説など様々です。

こうした温暖化の結果として起きる身近な現象をこちらの記事で紹介しています。

また、近年の台風は温暖化の影響で巨大化・多数化しているとの説をこちらの記事で検証しました。

今後はこうした研究がすすみ、私たちの生活が猛暑や大雨などの危険から守られることを大いに期待したいところですね。

まとめ

いかがでしたか?

近頃の異常気象も毎年のように発生するため、少し慣れてきてしまった感があります。

でもやはり自分の住む地域が大雨、洪水、強力な台風などの災害に晒されると困ってしまいます。そうならないように祈りたいですね。

温暖化や台風、異常気象についてまとめた記事はこちらからご覧いただくことが出来ます。あわせて是非どうぞ。

それでは今回の記事の内容をおさらいしておきましょう。

まとめ

  • 夏に猛暑の日が増えたのは、偏西風の蛇行とヒートアイランド現象によるものです。
  • 異常気象で大雨が増えた原因は、温暖化により大気中の水蒸気が増えたからとする説が有力です。
  • 異常気象と温暖化は、関係のあると考えられる部分も関係ないとされる部分もあります。

夏は様々なレジャーを楽しめるように、暑すぎず雨の量も適度な天候が続くことに期待したいですね。

最後までお付き合いいただきありがとうございました。

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