スズメバチって本当に怖い虫ですよね。何が怖いって、まず顔が超怖いです。あんな凶暴な顔をした虫は他には知りません。
そんなスズメバチの生態ですが、夜行性なのか昼行性なのかって気になりませんか?
特に家に巣を作られて駆除したい人は、できるだけ大人しい時間帯にサッと作業を終えたいですね。
私は次にスズメバチに刺されるとアナフィラキシーショックで死ぬかも知れないので、絶対に駆除などしませんが。(ヾノ・∀・`)ムリムリ
でも気になったので調べてみると、とてもおもしろい事実がたくさん分かってきましたのでシェアしたいと思います!
果たしてスズメバチの生態は夜行性なのか?ぜひ最後までお付き合いくださいね。
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多くのスズメバチは夜行性ではない
日本に生息しているほとんどのスズメバチは夜行性ではありません。夕方になり日が落ちる前に巣に戻って朝まで静かに過ごします。
巣の中では幼虫の世話をしたりしながらエネルギーの消費を抑えて過ごすようです。また、門番のようにして急な事態に備えて入口を守るハチもいます。
だから夜であっても、スズメバチの巣に近づくと門番のハチから他のハチへと警戒信号が伝わり、すぐに攻撃態勢をとれる準備はできているんですね。
ただし、日本ではモンスズメバチという種だけは明確に夜行性だと確認されています。ある調査では日没から4時間ほども巣の外を飛び回っていたとの事例もあります。
また、モンスズメバチは明かりに寄ってくるため、夜に屋外での作業をする人は気をつけているそうです。
では逆に、一般的にスズメバチが最も活発になる時間帯はいつ頃でしょうか?
スズメバチが活発になる時間帯
スズメバチは早朝と夕方に最も活発に活動をします。早朝は4時過ぎには動き出し、エサや巣の材料などを探しに出かけたり戻ってきたりと、巣の入り口は働き蜂が忙しなく行き交います。
夕方は18時頃、日が落ちる前の時間帯に同じ様に活発な動きを見せます。
他にも、午前10時頃と午後3時頃が上記に次いで忙しく動き回る時間帯となります。この様に、活動のピークは合計で1日に4回あるんですね。
午前11時頃から午後2時頃は比較的おとなしくなっています。スズメバチは高温や強い日光が苦手なため、外出を控えているという説が有力です。
スズメバチはいつ寝ている?
スズメバチは夜間でも人間のように眠ってしまうわけではありません。幼虫の世話をしたり巣を増築したりする、エネルギーを使わない活動をしています。
実は、スズメバチは闇の中で飛び回れるほど目がよくありません。夜の間に外で活動をしないのはこうした事も影響がありそうです。
巣の駆除をする専門家はスズメバチのこうした習性を利用して、夜の間にお仕事をしています。ただ、前述したモンスズメバチにはやはり手を焼くそうですよ。
ところで、夜にカブトムシやクワガタを捕まえに、子供と一緒に林の中へ入ることはないですか?
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夜に虫捕りに行く時に気をつけること
夜の間にカブトムシなどを捕まえに行く時には以下の点に注意を払って安全に気を配りましょう。
- スズメバチの姿を見かけたら無理をせず、静かに立ち去る。
- 巣を見つけた時も同様。できるだけ物音を立てない。
- 服装は白。頭にも白い帽子やタオルなどを身につける。
カブトムシのスポットでスズメバチを見つけても慌ててはいけません。スズメバチも樹液を舐めることに夢中ですぐには攻撃しては来ないでしょう。
スズメバチがいたら叩き殺してカブトムシを捕まえようとしてはいけません。失敗すると仲間を呼んで大変な被害を受けるからです。
また、スズメバチが攻撃する時は黒い色を最初に狙うため、白っぽい服装を選んで行きましょう。頭に白い帽子を被るのも同じ理由です。
カブトムシを捕まえる方法はこちらの記事からどうぞ。
スズメバチに狙われない服装についてはこちらをご覧くださいね。
まとめ
いかがでしたか?スズメバチは夜はほとんど飛ばないと分かるとちょっと安心ですね。
でも逆にモンスズメバチみたいな夜行性のものもいるので「夜はスズメバチは来ない」って思い込まないように、自分自身が気をつけます!
それでは今回の記事の内容をおさらいしておきましょう。
- 日本の殆どのスズメバチは夜行性ではありません。
- モンスズメバチという種類だけは暗くなってからも活動します。
- スズメバチは早朝と日没直前が最も活発で、次いで10時頃、15時頃です。
- 夜間でも眠らず、静かに幼虫の世話などをしています。
- カブトムシなどを捕まえに行くときの注意点をご紹介しました。
これで夜にカブトムシやクワガタを捕まえに行く時にも少しは安心かな?でもスズメバチ以外にも蛇などの危険もあるので、必ず大人同伴で行くようにしましょう。
最後までお付き合い頂きありがとうございました。
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