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大学の推薦入試で面接の服装は?質問内容やマナーも徹底解説!

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大学の入学試験の一つに推薦入試というものがあります。

この推薦入試は受験さえすれば簡単に合格できるという印象があるかも知れません。でもあまり軽く考えると痛い目を見るかも知れませんよ。

というのは、面接で服装が適切出ない、質問にちゃんと答えられない、マナーが悪いなどという理由で不合格になる事もあるからです。

推薦入試ではこれらのことも合否を決定する重要な要素と見なされるため、事前にちゃんと準備をしておくことが大切です。

この記事では推薦入試の面接に相応しい服装とはどのようなものか?どんな質問があるのか?などの疑問に答えていきます。

ぜひ最後までお付き合いくださいね。

推薦入試の面接の服装は?

推薦入試の面接時の服装はもちろん学校指定の制服を正しく着用します。制服がない学校でも行事服とか標準服といったものがある筈なので、こうした物を着て面接に臨みましょう。

その際のポイントは以下の通りです。

  • 男子の学生服はボタンと詰め襟を上まで留める
  • 上着の下はカッターシャツで袖のボタンを留める
  • 女子のセーラー服はリボンの緩みがなく、背中側からはみ出さないように
  • 袖のボタンを留める
  • 男女ともブレザーの場合は一番下のボタンは外しておいてよい(座ったときに綺麗に見える)
  • 靴は革のローファーまたは華美でないスニーカー

こうした細部に気を配ることで面接官に好印象を与え、面接での評価を上げる事に繋がります。

また、髪型については次の点に注意しましょう。

  • 事前に理容室や美容室で調髪をしておく
  • 男子は目や耳に髪が被らない長さにしておく
  • 女子は髪が長い人はゴムで後ろを縛り、前髪はピンで留める

最後の「髪をゴムで縛る、ピンで留める」をきちんとしておくのは次のような理由があります。

女子の礼の仕方を見ていると、多くの場合において頭を上げるときに顔を左右に振る仕草をします。乱れた髪を無意識のうちに元に戻そうとするんですね。

実はこれは礼をする上でのマイナスポイントになります。厳しい面接官だと「見苦しい」という評価をつけるからです。

銀行や携帯ショップなどに行く機会があれば、働く女性の髪型と礼の仕方をよく観察してみて下さい。皆さん髪を後ろで縛り、礼をして元に戻るときに頭を振らずごく自然に顔を上げていますよ。

推薦入試の面接での質問は?

推薦入試の面接でよく効かれる質問事項には次のようなものがあります。

志望動機・大学への興味関心

  • この大学・学部を志望した理由
  • 大学でなにをしたいか、何を学びたいか
  • この大学についてあなたが知っていることは何か
  • オープンキャンパスには参加したか、どんな印象を持ったか
  • 併願はしているか、しているならどこと併願しているか
  • 学習以外でどのような活動をしたいか
  • どんな資格を取りたいか
高校生活の様子

  • 高校生活で特に力を入れてきたことは何か
  • 最も印象に残っている思いでは何か
  • 得意な(苦手な)教科・科目は何か
  • どのように学習を進めてきたか
  • 宿題は毎回期限を守って提出しているか
  • あなたの高校はどのような学校か
将来の夢・希望

  • 卒業後はどのような仕事に就きたいか
  • 将来の夢は何か
  • (専門職の場合)どのような(専門職)になりたいか
自己分析・自己PR

  • ◯分程度で自己PRをしてみてください
  • あなたの長所と短所は何か
  • 尊敬する人物は誰か
  • 近頃読んだ本(見た映画)は何か。

以上のような質問はどのような大学・学部でも聞かれるオーソドックスな質問ですので、推薦入試を受験することが決まった段階から想定して準備しておきましょう。

また変わった所では次のような質問もありますが、慌てずに準備した答を応用して的確に答えていきましょう。

変化球的な内容

  • 自分を動物に例えると何だと思うか(自己分析を応用)
  • 1億円を自由に使えたら何をするか(将来の夢を応用)
  • 田舎の生活と都会の生活ではどちらが良いと思うか(自己分析を応用)
  • この大学のダメだと思う所はどこか(志望動機を応用)

さて、以上のような質問に答えられるように準備をしておく際に大切なことは2点あります。

  • かならず理由を添えて答えること
  • 丸暗記した答をオウム返しするのではなくその場で出る生の声を大切にすること

どちらも繰り返し練習することで上手く応答することができるようになります。

先生や家族に面接官の役になってもらい、何度も練習をして本番に備えていきましょう。

推薦入試の面接でのマナーのポイント

推薦入試の面接で気をつけるべきマナーには次のポイントがあります。

  • 立った姿勢と座った姿勢
  • 立ち居振る舞い

それぞれについて、以下の章で詳しく述べていきますので続けてご覧下さい。

立った姿勢と座った姿勢

マナーのポイントの一つ目である、立った姿勢と座った姿勢の解説です。

まず、立っているときには靴のかかとの間に隙間ができないようにつけましょう(骨格的にかかとが空いてしまう人は無理をする必要はありません)。

このとき、背筋を伸ばして顎を引きます。姿勢が悪い人は頭部を肩よりも前に出しがちになるので、胸を張り首の筋肉を使って頭部を後ろに下げるようにします。

両手は指先まで揃えて五指に隙間ができないようにし、太ももの真横にピッタリとつけます。

座るときには椅子に深く腰掛けます。ただし背もたれに体を預けないように浮かせておきます。再び顎を引いて背筋を伸ばしましょう。

体の小さな女子の場合は座ってもかかとが床から浮かない程度の所に腰をかけます。

男子は膝から足の先までを自然に開き、手は軽く握って両膝の上に置きます。

女子は膝から足の先までを閉じ、左右の手を重ねて腿の付け根辺りに置きます。

視線は話している人の眉間と口の両端を結んだ三角形を何となく見るように向けておきましょう。

立ち居振る舞い

礼の仕方は少し難しいです。多くの人は例を下げるときに首から頭部だけが曲がるため、腰を折る礼になっていないからです。

礼をするときのポイントは45度の角度で腰を折ることです。腰から頭の先にかけては曲がらないのが望ましいです。

礼をしたときに、最も深い位置で自分の足下が見えているようだと首が曲がっている筈です。首を折らずに腰から礼をすると、視線は2~3m先の床の上に行きます。

続いては入室時と退室時のポイントです。

部屋のドアや戸を開閉するときには両手を使う事を忘れないようにしましょう。

ドアの場合は利き手でドアノブを持ち、反対の手を添えて開閉します。

引き戸の場合は戸のくぼみに片手をかけ、やはり反対の手を添えたまま開閉します。

特に面接を終えた後の退室時には気持ちが緩んでいるため、普段はしないこうした仕草を忘れがちになるので、完全に退室が終わるまでは気を抜かないようにしましょう。

ところで、推薦入試やAO入試で扱われる評定平均とはいつのものかご存じですか?こちらの記事でチェックしておきましょう。

まとめ

いかがでしたか?

推薦入試は受験生のやる気や人柄を重視する入試です。

「この大学で勉強したいんだ!」という熱意を面接官に積極的にアピールできるように服装も質問への答も準備していきましょう。

推薦入試で小論文がある方は、こちらの記事に書き方をまとめましたので合わせてご覧下さいね。

それでは今回の記事の内容をおさらいしておきましょう。

まとめ

  • 大学の推薦入試を受験する際の服装についてポイントを紹介しました。
  • 面接でよく聞かれる質問事項を項目ごとにまとめました。
  • 推薦入試でのマナーのポイントを紹介しました。

推薦入試でバッチリ合格できるために、早め早めに準備をして面接に備えていきたいものですね。

AO入試についてもっと様々なことをチェックしておきたい方は、こちらのまとめ記事をどうぞ。

最後までお付き合いいただきありがとうございました。

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