室温を下げるための工夫を知りたい?そんなあなたの為に、この記事では二つの方法を紹介します。
どちらの方法も、家庭にあるものを使ってすぐに実践できます。もちろんエアコンのないアパートでも実践できますよ。
高価な家電製品などを購入しなくてもその場で実践できてすぐに効果が現れる方法ですので、一度試してみて下さい。
それではぜひ最後までお付き合い下さいね。
室温を下げる工夫
室温を下げるには気化熱や氷を上手に利用する手があります。そしてこれらの方法の前に、換気扇で部屋の空気を外へと逃がすことを忘れてはいけません。
気化熱とは、水分が蒸発するときに周囲の熱を奪っていく現象のことです。これを上手に利用することでエアコンを使わなくても室温を下げることが可能です。
そして氷は当然、冷凍庫で作られる何の変哲もない氷です。これを使ってやはり室温を下げる事ができます。
それではどんな方法で部屋の温度を下げる事ができるのか?続けて具体的に見ていきたいと思います。続いてご覧下さい。
室温を下げるには気化熱を利用
気化熱を利用して部屋の温度を下げるためには霧吹きを利用します。
やり方は簡単です。霧吹きに水道水を詰めてサッシや網戸などにシュッシュッと吹き付けます。これだけです。
手元に霧吹きがなければ、バケツなどの容器に水を汲んで手でバシャバシャとかけちゃいましょう。室内を濡らさないように注意しながら行いましょう。
たったこれだけで、吹き付けられたサッシや網戸そのものの温度は5度くらい下がります。もちろん網戸を通って入ってくる風も以前より涼しくなりますよ。
ただし、この方法で効果が持続するのはせいぜい15分程度です。ずっと涼しい状態にするのなら蛇口にホースをつないで水を流しっぱなしにするなどの工夫が必要です。
追加情報として、すだれやよしずを使うのも有効です。
カーテンに水をかけるとカビが発生しちゃいますけど、すだれやよしずは濡らすことができますね。次の日曜にはホームセンターですだれかよしずを購入してはいかがですか?1,000円程度から売っていますよ。
さらにさらに、部屋の外壁やベランダなども濡らしちゃいましょう。ただし、隣や下の部屋に迷惑をかけない様に気をつける必要がありますけどね。
気化熱を利用するには時間帯に注意
サッシや網戸を濡らす方法は、時間帯によっては逆に不快指数を上げてしまうおそれがあるので注意が必要です。
気温が最高に達する午後12時~3時頃は、蒸発した水蒸気が室内にこもって湿度が上がり、より不快に感じるというわけです。
よって、気化熱を利用する方法は気温が上昇していく午前中や気温が下がり始める夕方には有効な方法だと言えます。
室温を下げるのに氷が有効
室温を下げるために氷を上手に利用しましょう。
冷蔵庫に氷が作ってあれば、それをボウルなどの容器に入れて扇風機の後ろに置きます。すぐに実践したいのならば、取り敢えず冷凍庫にあるブロックアイスを使いましょう。これだけで扇風機の風が冷たくなります。
ポイントは、扇風機の後ろに置くところです。前に置くと風で冷気が分散され、さらに氷がすぐに溶けてしまうからです。
以後は、ペットボトルに水を詰めたものを準備したりホームセンターで保冷剤を購入して使いましょう。忘れずに就寝中やや外出中に冷凍庫で凍らせておきましょうね。
室温を下げる前に換気扇を忘れずに
気化熱や氷を使う以前に真っ先に行うことは、まずは室内にこもっている熱気を外へと逃がすことです。
窓を全開にし、キッチンもトイレも風呂場も換気扇は全て稼働させましょう。
そして扇風機は窓辺に設置して中から外へと風を送り出します。
10分程度はその状態にしておき、ある程度は風が通ったと感じたら前述の方法で室温を下げることを試すようにして行きましょう。
まとめ
いかがでしたか?エアコンを使わないで室温を下げる方法を二つ紹介しました。こちらの記事も参考になると思いますので合わせてご覧下さい。
それでは今回の記事の内容をおさらいしておきましょう。
- エアコンなしで室温を下げるには気化熱や氷を利用する方法があります。
- 霧吹き等で網戸やサッシなどを濡らすと温度が下がります。
- 時間帯によっては不快指数が上がることがあります。
- 氷を扇風機の後ろに置くことで風を冷たくすることができます。
- どちらの方法も、まずは室内の熱気をそとへと排出してから行いましょう。
少しの工夫で暑い夏を快適に過ごしていきたいものですね!
最後までお付き合いいただきありがとうございました。
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